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公開番号2025018480
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2023122209
出願日2023-07-27
発明の名称冷蔵庫
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類F25D 11/00 20060101AFI20250130BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】ワンコントロールされる冷蔵庫において好適な冷凍処理を行う。
【解決手段】冷蔵庫1は、冷蔵室11と、冷凍室12とを有する筐体10と、コンプレッサー21と蒸発器22とを含み、冷気生成部の冷気を冷蔵側冷気流路及び冷凍側冷気流路側に送気するファン50と、コンプレッサーの出力とファンの回転数を制御する制御部とを備える。制御部は、ファンの回転数に対するコンプレッサーの出力の比((コンプレッサーの出力)/(ファンの回転数))が第1範囲内に納まるようにコンプレッサー及びファンを制御する通常モードと、比((コンプレッサーの出力)/(ファンの回転数))が第1範囲よりも高い第2範囲内に納まる急冷モードとを実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
冷蔵室と、冷凍室とを有する筐体と、
コンプレッサーと蒸発器とを含み、蒸発器において空気を冷却する冷媒回路と、
前記蒸発器が設けられていて冷気が生成する冷気生成部に接続された基端側冷気流路と、
前記基端側冷気流路と前記冷蔵室とを接続している冷蔵側冷気流路と、
前記基端側冷気流路と前記冷凍室とを接続している冷凍側冷気流路と、
前記冷気生成部の冷気を前記冷蔵側冷気流路及び前記冷凍側冷気流路に送気するファンと、
前記コンプレッサーの出力と前記ファンの回転数を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記ファンの回転数に対する前記コンプレッサーの出力の比((コンプレッサーの出力)/(ファンの回転数))が第1範囲内に納まるようにコンプレッサー及び前記ファンを制御する通常モードと、
前記比((コンプレッサーの出力)/(ファンの回転数))が前記第1範囲よりも高い第2範囲内に納まる急冷モードと、
を実行する、冷蔵庫。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記急冷モードを開始した後の所定期間は前記コンプレッサーの運転率が100%となるように前記コンプレッサーを制御する、請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記制御部は、前記コンプレッサーの運転率を100%とする制御を開始したときに、前記冷蔵室の温度が、前記通常モードにおける前記冷蔵室の設定温度である第1設定温度よりも低い第2設定温度まで下がることを許容するように前記ファンの回転数を制御する、請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記制御部は、前記コンプレッサーの運転率を100%となるように制御する前記所定期間において、前記冷蔵室の温度が、前記第2設定温度まで下がることを許容するように前記ファンの回転数を制御する、請求項3に記載の冷蔵庫。
【請求項5】
前記制御部は、前記所定期間よりも長く前記急冷モードが継続される場合に、前記所定期間終了後において、前記急冷モードが終了するよりも早い段階で前記冷蔵室の冷却許容温度を前記第2設定温度から前記第1設定温度に戻して前記ファンを制御する、請求項4に記載の冷蔵庫。
【請求項6】
前記冷凍室の温度に関する温度を測定する温度センサをさらに備え、
前記制御部は、前記冷蔵室の温度が前記冷蔵室の設定温度を下回ったときに、前記コンプレッサー及び前記ファンをオフした後に所定期間の間に前記温度センサから出力される温度が所定の温度を上回らなかったときに、前記急冷モードから前記通常モードに移行する、請求項3の冷蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、一つのコンプレッサーが設けられており、冷気通路にダンパが設けられていない冷蔵庫が知られている。このような冷蔵庫を、「ワンコントロール冷蔵庫」ということがあり得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-169376号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ワンコントロールされる冷蔵庫において好適に冷凍したいという要望がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の冷蔵庫は、冷蔵室と、冷凍室とを有する筐体と、コンプレッサーと蒸発器とを含み、蒸発器において空気を冷却する冷媒回路と、蒸発器が設けられていて冷気が生成する冷気生成部に接続された基端側冷気流路と、基端側冷気流路と冷蔵室とを接続している冷蔵側冷気流路と、基端側冷気流路と冷凍庫とを接続している冷凍側冷気経路と、冷気生成部の冷気を冷蔵側冷気流路及び冷凍側冷気流路側に送気するファンと、コンプレッサーの出力とファンの回転数を制御する制御部とを備える。制御部は、ファンの回転数に対するコンプレッサーの出力の比((コンプレッサーの出力)/(ファンの回転数))が第1範囲内に納まるようにコンプレッサー及びファンを制御する通常モードと、比((コンプレッサーの出力)/(ファンの回転数))が第1範囲よりも高い第2範囲内に納まる急冷モードとを実行する。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、ワンコントロールされる冷蔵庫において好適な冷凍処理を行うことが可能にある。
【図面の簡単な説明】
【0007】
冷蔵庫の模式的断面図である。
冷蔵庫の制御を示すブロック図である。
急冷モードのフローチャートである。
急冷モードのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1は、冷蔵庫1の模式的断面図である。図2は、冷蔵庫1の制御を示すブロック図である。
【0009】
図1に示すように、冷蔵庫1は、筐体10を備える。筐体10は、冷蔵室11と、冷凍室12とを備えている。
【0010】
冷蔵室は、設定温度が0度よりも高い温度範囲において室温よりも低い温度に冷却する室を意味し、冷蔵室の設定温度は、通常、1℃以上5℃以下である。冷凍室は、設定温度が0℃未満の温度範囲において室温よりも低い温度に冷却する室を意味し、冷凍室の設定温度は、通常、-10℃以下であり、-15℃以下であることが好ましく、通常、例えば、-18℃に設定されている。
(【0011】以降は省略されています)

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