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公開番号2025061503
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2025007969,2022202018
出願日2025-01-20,2019-08-02
発明の名称製氷機
出願人ホシザキ アメリカ, インク.,Hoshizaki America, Inc.
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類F25C 1/12 20060101AFI20250403BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】アイスメーカを製造する方法を提供する。
【解決手段】アイスメーカは、乾燥区画と、蒸発器を受け入れるような大きさに作られた蒸発器ケースを有しかつ乾燥区画に隣接する湿潤区画とを含み、蒸発器ケースは、スナップフィットジョイントにより互いに接合された複数の内側パネルであって、スナップフィットジョイントのそれぞれはタブを含み、且つスロットを画定し、内側パネルの間に形成された複数の継目のそれぞれは発泡体密シール及び水密シールを画定する、複数の内側パネルと、複数の外側パネルであって、複数の外側パネルのそれぞれは、スライドジョイントによって複数の内側パネルのうちの相手内側パネルに接合されている、複数の外側パネルと、を含み、蒸発器ケースは、複数の外側パネルのそれぞれと対応する内側パネルとの間に配置された発泡断熱材によって一体的に断熱されている。
【選択図】図5A
特許請求の範囲【請求項1】
乾燥区画と、
前記乾燥区画に隣接する湿潤区画と、を有し、
前記湿潤区画は、蒸発器を受け入れるような大きさに作られた蒸発器ケースを含み、
前記蒸発器ケースは、
スナップフィットジョイントにより互いに接合された複数の内側パネルであって、前記スナップフィットジョイントのそれぞれはタブを含み、且つスロットを画定し、前記内側パネルの間に形成された複数の継目のそれぞれは発泡体密シール及び水密シールを画定する、複数の内側パネルと、
複数の外側パネルであって、複数の前記外側パネルのそれぞれは、スライドジョイントによって複数の前記内側パネルのうちの相手内側パネルに接合されている、複数の外側パネルと、を含み、
前記蒸発器ケースは、複数の前記外側パネルと複数の前記内側パネルとによって画定された断熱材用空洞内に配置された発泡断熱材によって一体的に断熱されている、アイスメーカ。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
複数の前記内側パネルのそれぞれは、各前記内側パネルの本体から延びる、複数の下方に傾斜した第1突出部及び複数の上方に傾斜した第2突出部のうちの1つを含み、前記第1突出部及び前記第2突出部のそれぞれは、少なくとも部分的に溝を画定し、
複数の前記外側パネルのそれぞれは、各前記内側パネルの前記溝内に受け入れられるリップを含み、前記リップは、各前記内側パネルの表面に画定される水密ポケットと係合されるタブを画定する、請求項1に記載のアイスメーカ。
【請求項3】
前記蒸発器ケースの複数の前記内側パネルは、
第1の蒸発器壁と、
前記蒸発器ケースの後部継目において、前記スナップフィットジョイントの第1セットにより前記第1の蒸発器壁に接合された第2の蒸発器壁と、
前記スナップフィットジョイントの第2セットにより前記第1の蒸発器壁に接合されかつ前記スナップフィットジョイントの第3セットにより前記第2の蒸発器壁に接合されたタンクと、を含み、
前記スナップフィットジョイントの前記第1セット、前記スナップフィットジョイントの前記第2セット、及び前記スナップフィットジョイントの前記第3セットの各前記スナップフィットジョイントは、タブを含み且つ前記第1の蒸発器壁、前記第2の蒸発器壁および前記タンクの各相手部品にスロットを画定する、請求項1に記載のアイスメーカ。
【請求項4】
前記第1の蒸発器壁、前記第2の蒸発器壁および前記タンクのそれぞれは一体形成されている、請求項3に記載のアイスメーカ。
【請求項5】
前記スナップフィットジョイントの前記タブのそれぞれは、前記スナップフィットジョイントの対応するスロットと係合されるバーブを画定する、請求項3に記載のアイスメーカ。
【請求項6】
前記タンクは、前記タンクの前端部から水平の向きに対して下方に勾配したスパウトを画定し、
前記スパウトは、前記第1の蒸発器壁の前端部及び前記第2の蒸発器壁の前端部に隣接しかつ前記第1の蒸発器壁の前記前端部と前記第2の蒸発器壁の前記前端部との間に配置されており、
前記スパウトは、前記アイスメーカのクリーニング作業中に前記タンクにより画定される水リザーバにクリーニング溶液を導くように構成されている、請求項3に記載のアイスメーカ。
【請求項7】
前記蒸発器ケースは、前記アイスメーカによる氷の製作のために用いられる水を収容するタンクを含み、
前記タンクは、前記タンクから垂直方向に延びかつ前記タンクと一体的に形成された第3突出部を含み、
前記アイスメーカは、
前記第3突出部の両側に面しかつ前記第3突出部に固定されたフロートスイッチ取付台と、
前記フロートスイッチ取付台に固定され、かつ、前記タンク内の前記水の水位を検知するように構成されたフロートスイッチと、を更に含む、請求項1に記載のアイスメーカ。
【請求項8】
前記蒸発器ケースの上端部に隣接しかつ前記蒸発器の上方に配置されかつ前記蒸発器に結合されたスプレーチューブを含み、
前記スプレーチューブは、
上半分と、前記上半分に永久的且つ封止可能に接合された下半分と、を含み、
前記上半分と前記下半分とは、前記スプレーチューブのチューブ部分の水平幅の半分超にわたって延びる開口部を画定し、
前記スプレーチューブは、氷を製作するために前記蒸発器に水を噴霧するように構成されている、請求項1に記載のアイスメーカ。
【請求項9】
前記蒸発器ケースの上端部に前記蒸発器を固定する蒸発器ブラケットと、
前記蒸発器ケースの前記上端部に隣接しかつ前記蒸発器の上方に配置されたスプレーチューブと、を更に含み、
前記スプレーチューブは、前記蒸発器ブラケットと係合されるレバーアームを含む、請求項1に記載のアイスメーカ。
【請求項10】
前記蒸発器は、複数の一体形成された蒸発器ブラケットに固定されており、
前記蒸発器ケースの第1の蒸発器壁及び第2の蒸発器壁のそれぞれは、内棚に水密ポケットを画定し、各前記蒸発器ブラケットのタブは、前記第1の蒸発器壁及び前記第2の蒸発器壁のうちの対応する蒸発器壁の前記水密ポケット内に受け入れられている、請求項1に記載のアイスメーカ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2018年8月3日に出願された米国仮特許出願第62/714,414号明細書、及び2018年8月3日に出願された米国仮特許出願第62/714,412号明細書の利益を主張する。これら両方は、参照によりそれらの全体が本明細書中に特に組み込まれる。
続きを表示(約 2,900 文字)【0002】
本開示は製氷機に関する。より具体的には、本開示は、アイスメーカ及び貯蔵容器、特に、一体形成された構成要素を用いたスナップフィット(スナップ嵌合)又はスライドフィット(滑り嵌め)蒸発器ケースアセンブリを組み込むアイスメーカを有する製氷機、並びにこれらのより合理化されたクリーニング方法に関する。
【背景技術】
【0003】
典型的なアイスメーカ、特に、大量の氷を連続して何時間、何日、及び何年も製作するように構成された商用アイスメーカは、製氷機自体の構造を考慮していない少なくとも4つの回路、すなわち、冷媒を循環させる冷却回路と、いくつかの態様では冷却回路の一部として、冷却回路内に冷却空気若しくは水を循環させる空気回路又は水回路と、氷を形成するための、及び時としてアイスメーカをクリーニングするための水を循環させる水回路と、電流を循環させる電気回路とを有する。通常、例えば、いずれの水回路の水も電気回路に又は冷却回路の発泡体断熱壁に漏れてはいけない、高温空気は冷却空気及び水が氷の形成を促進する領域に漏れてはいけない、電気は水に漏れてはいけない(逆の場合も同様である)、という点から3つの回路を分離することが重要である。アイスメーカを氷貯蔵容器に組み付ける際、更により多くの複雑さが導入される。様々な回路を分離すると同時にこれらの間の調和の取れた相互作用を促すために、製氷機の様々な副部品を一貫して且つしっかりと組み付けると同時に、適宜、副部品を互いに分離すると有利であり得る。
【0004】
アイスメーカが稼働することの多い困難な環境に耐えるアイスメーカを構築するのに必要な配慮は、アイスメーカ及びその使用に多大なコスト及び複雑さを付加する可能性がある。単なる例として、アイスメーカの部品を結合する又は組み付けるために更なる材料及び締結具を使用することで、大幅により多くの労力が必要になり得るとともに、特殊技能が必要になり得る。加えて、これら同要素を考慮していないアイスメーカクリーニング手順には、ユーザによる手動介入が必要となる場合があり、ユーザを他の任務から奪う可能性がある。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の概要は、本開示の網羅的な概要ではないことは理解されたい。本発明の概要は例示であり限定ではなく、本開示の主要な若しくは重要な要素を特定すること又はその範囲を詳述することを意図するものではない。本発明の概要の唯一の目的は、以下の完全且つ網羅的な詳細な説明の導入として本開示の特定の概念を説明し、例示することである。
【0006】
開示されるのは、乾燥区画と、乾燥区画に隣接する湿潤区画とを含み、蒸発器を受け入れるような大きさに作られた蒸発器ケースであって、蒸発器ケースは、スナップフィットジョイントにより互いに接合された複数の内側パネルであって、スナップフィットジョイントのそれぞれはタブを含み、且つスロットを画定し、内側パネルの間に形成された複数の継目のそれぞれは発泡体密シール(foam-tight)及び水密シールを画定する、複数の内側パネルと、複数の外側パネルであって、複数の外側パネルのそれぞれは、スライドジョイントによって複数の内側パネルのうちの相手内側パネルに接合されている、複数の外側パネルと、を含み、蒸発器ケースは、複数の外側パネルと複数の内側パネルとによって画定される、及び複数の外側パネルと複数の内側パネルとの間に画定される断熱材用空洞内に配置された吹込み発泡断熱材によって一体的に断熱されている、蒸発器ケースを含む、アイスメーカである。
【0007】
また、開示されるのは、アイスメーカを製造する方法であって、蒸発器ケースの複数の内側パネルを、スナップフィットジョイントにより、各スナップフィットジョイントのタブをスナップフィットジョイントの対応するスロットに挿入することによって互いに組み付けることと、内側パネル間の接続部により画定される継目に発泡体密シール及び水密シールを形成することと、複数の外側パネルを、スライドジョイントにより、各スライドジョイントのリップをスライドジョイントの対応する溝に挿入することによって内側パネルに組み付けることであって、溝は、各内側パネル内に画定される複数の勾配した突出部の1つによって少なくとも部分的に画定される、ことと、複数の外側パネルと複数の内側パネルとによって画定される、及び複数の外側パネルと複数の内側パネルとの間に画定される断熱材用空洞内に配置された吹込み発泡断熱材により蒸発器ケースを断熱することと、を含む、方法である。
【0008】
また、開示されるのは、アイスメーカを使用する方法であって、アイスメーカの蒸発器上に氷を形成することであって、蒸発器は、アイスメーカの蒸発器ケース内に収容されている、ことと、蒸発器から氷を回収することと、蒸発器をクリーニングすることであって、蒸発器をクリーニングすることは、全体的なクリーニング手順を開始するために、全体的なクリーニング手順の第1の手動介入においてアイスメーカのスイッチを作動させることと、第2の手動介入が必要なことをユーザに通知するために聴覚警報を鳴らすことと、第2の手動介入において蒸発器ケースのタンクにクリーニング流体を注ぐことと、第2の手動介入の完了時にクリーニング段階及び消毒段階のうちの1つを自動的に開始し、完了することであって、クリーニング段階及び消毒段階のうちの1つを自動的に開始することは、アイスメーカの水回路のクリーニング弁をアイスメーカのメインコントローラによって動作させることを含む、ことと、すすぎ段階を自動的に開始し、完了することと、を含む、蒸発器をクリーニングすることとを含む、方法である。
【0009】
本開示に記載される様々な実装形態は、本明細書中に必ずしも特に開示されないが、以下の詳細な説明及び添付の図面を考察すると当業者には明らかとなるだろう更なるシステム、方法、特徴、及び利点を含み得る。そのような全てのシステム、方法、特徴、及び利点は本開示内に含まれ、添付の特許請求の範囲によって保護されることが意図される。そのような実装形態の特徴及び利点は、添付の特許請求の範囲に特に示されるシステム、方法、特徴によって実現され、得られ得る。これら及び他の特徴は、以下の説明及び添付の特許請求の範囲からより完全に明らかになるであろう、又は以下で説明するそのような例示的な実装形態の実施によって学習され得る。
【0010】
本明細書に組み込まれ、本明細書の一部分を成す添付の図面は、本開示のいくつかの態様を示し、明細書とともに、本開示の様々な原理を説明する役割を果たす。図面は必ずしも一定の縮尺で描かれない。図の全体を通し、対応する特徴及び構成要素は、一貫性及び明確さを目的として、一致する参照符号で示され得る。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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