TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025067561
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023177643
出願日2023-10-13
発明の名称冷蔵庫
出願人東芝ライフスタイル株式会社
代理人弁理士法人サトー
主分類F25D 25/00 20060101AFI20250417BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】収納容器から貯蔵物が落下することを抑制できる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】冷蔵庫は、貯蔵室と、貯蔵室内に出し入れ可能に設けられ、内部に貯蔵物を収納可能な容器状の収納容器と、収納容器の後壁に設けられ、収納容器の内部と外部を連通する容器開口と、容器開口と前後方向に対向する位置に少なくとも一部が配置され、容器開口からの収納容器に収納された貯蔵物の落下を防止する落下防止部材と、を備え、落下防止部材は、収納容器に対して着脱可能な別部材である。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
貯蔵室と、
前記貯蔵室内に出し入れ可能に設けられ、内部に貯蔵物を収納可能な容器状の収納容器と、
前記収納容器の後壁に設けられ、前記収納容器の内部と外部を連通する容器開口と、
前記容器開口と前後方向に対向する位置に少なくとも一部が配置され、前記容器開口からの前記収納容器に収納された貯蔵物の落下を防止する落下防止部材と、を備え、
前記落下防止部材は、前記収納容器に対して着脱可能な別部材である、
冷蔵庫。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記落下防止部材は、前記落下防止部材を厚み方向に貫通して形成される通気孔部を有し、
前記通気孔部は、前記落下防止部材が前記収納容器に装着された状態で前記容器開口と少なくとも一部が対向している、
請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
冷気を生成する冷却器と、
前記冷却器で生成された冷気を前記容器開口及び前記通気孔部を介して前記収納容器内に供給する吹き出し口と、を更に備え、
前記落下防止部材は、前記通気孔部を通過する前記冷気を所定の方向に導くための案内板を更に有する、
請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記落下防止部材は、前記容器開口の前面に位置する落下防止部材本体を有し、
前記収納容器は、前記容器開口を規定する縁部から内側に延びて形成され、前記落下防止部材が前記収納容器に装着された状態において前記落下防止部材本体を後方から支持する支持部を有する、
請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項5】
前記容器開口は、前記収納容器の後壁の上部を切り欠いて形成されており、
前記落下防止部材は、前記容器開口を規定する縁部のうち左右両側の縁部に沿って上方から差し込まれることで前記左右両側の縁部を前後方向から挟み込む挟持部を更に有する、
請求項4に記載の冷蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、冷蔵庫に関して、冷凍室や切替室等の貯蔵室内に貯蔵物を収納可能な容器が配置されている。当該容器は、貯蔵室の開口を開閉する扉と一体に引き出し可能に構成されている。そして、例えば容器の後壁の上部には開口が形成されており、冷却器で生成された冷気が吐出口を介して当該開口に送風されることで、容器内の貯蔵物が冷却される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-063881号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来構成では、容器の後壁の上部に形成された開口から冷気を容器内に取り入れることで、容器内の貯蔵物を効率良く冷却できる一方で、扉の操作によって慣性力が働いた際に、容器内の貯蔵物が開口から庫内奥側に落下してしまうおそれがある。したがって、従来構成では、容器内の貯蔵物が庫内奥側に落下することを抑制する点において改善の余地があった。
【0005】
そこで、本実施形態は、収納容器から貯蔵物が落下することを抑制できる冷蔵庫を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の冷蔵庫は、貯蔵室と、前記貯蔵室内に出し入れ可能に設けられ、内部に貯蔵物を収納可能な容器状の収納容器と、前記収納容器の後壁に設けられ、前記収納容器の内部と外部を連通する容器開口と、前記容器開口と前後方向に対向する位置に少なくとも一部が配置され、前記容器開口からの前記収納容器に収納された貯蔵物の落下を防止する落下防止部材と、を備え、前記落下防止部材は、前記収納容器に対して着脱可能な別部材である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態による冷蔵庫の構成の一例を示す正面図
一実施形態による冷蔵庫の構成の一例を示す断面図
一実施形態による冷蔵庫について、吹き出し口と下段容器の容器開口との位置関係を示す冷蔵庫の内部を正面から見た断面図
一実施形態による冷蔵庫について、下段容器に落下防止部材を装着した状態を示す冷蔵庫の内部を正面から見た断面図
一実施形態による冷蔵庫について、下段容器から落下防止部材を取り外した状態を示す斜視図
一実施形態による冷蔵庫について、落下防止部材の構成の一例を示す斜視図
一実施形態による冷蔵庫について、図4のX7-X7線に沿って示す断面図
一実施形態による冷蔵庫について、図7の矢印X8に示す部分を拡大して示す図
一実施形態による冷蔵庫について、下段容器に落下防止部材を装着した状態を示す背面図
一実施形態による冷蔵庫について、図9の矢印X10に示す部分を拡大して示す図
一実施形態による冷蔵庫について、図9のX11-X11線に沿って示す断面図
一実施形態による冷蔵庫について、図9のX12-X12線に沿って示す断面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
冷蔵庫1は、図1に示すように、前面が開口した縦長矩形箱状の冷蔵庫本体10内に複数の貯蔵室を有して構成されている。以下の説明では、冷蔵庫本体10の開口側を冷蔵庫1の前側とし、開口とは反対側を冷蔵庫1の後側とする。また、冷蔵庫1を図1の姿勢で床面に設置した場合における重力方向に対する上下方向を、冷蔵庫1の上下方向とする。冷蔵庫1を前方から見た場合における左右方向を、冷蔵庫1の左右方向つまり幅方向とし、冷蔵庫1の前後方向を、冷蔵庫1の奥行方向とする。
【0009】
冷蔵庫1は、冷蔵庫本体10を主体に構成されている。冷蔵庫本体10は、前面が開口した断熱性を有する矩形の箱体で構成されている。冷蔵庫本体10は、箱体を構成する各壁部の内部に例えば発泡断熱材の一例である硬質発泡ウレタンや、断熱部材の一例である真空断熱パネル等の断熱材が設けられている。
【0010】
冷蔵庫本体10は、貯蔵物を貯蔵するための複数の貯蔵室で区分されている。冷蔵庫1は、貯蔵室として、例えば冷蔵室11、野菜室12、製氷室13、小冷凍室14、及び冷凍室15を備えている。冷蔵室11及び野菜室12は、いずれも冷蔵温度帯の貯蔵室であり、例えば1~5℃程度に冷却される。一方、製氷室13、小冷凍室14、及び冷凍室15は、冷凍温度帯の貯蔵室であり、例えば-18℃以下に冷却される。冷蔵温度帯及び冷凍温度帯は、貯蔵物を冷蔵又は冷凍して収容するのに適した温度帯である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社不二工機
膨張弁
9日前
桑名金属工業株式会社
冷却装置
16日前
アクア株式会社
冷蔵庫
23日前
シャープ株式会社
冷却庫
9日前
シャープ株式会社
冷却庫
11日前
シャープ株式会社
冷蔵庫
11日前
シャープ株式会社
冷却庫
11日前
フクシマガリレイ株式会社
冷却庫
4日前
株式会社竹中工務店
熱源システム
2日前
シャープ株式会社
冷蔵庫
2日前
ダイキン工業株式会社
冷媒回路システム
16日前
アクア株式会社
冷蔵庫
11日前
住友重機械工業株式会社
極低温冷凍機
17日前
住友重機械工業株式会社
極低温冷凍機
17日前
株式会社ゼロカラ
冷凍装置
18日前
三菱電機株式会社
冷蔵庫
22日前
東芝ライフスタイル株式会社
冷蔵庫
9日前
東芝ライフスタイル株式会社
冷蔵庫
2日前
シャープ株式会社
ケースおよび冷蔵庫
9日前
橋本生花株式会社
冷蔵貯蔵設備
29日前
シャープ株式会社
冷却庫の棚板、及び冷却庫
9日前
東芝ライフスタイル株式会社
冷蔵庫
25日前
東芝ライフスタイル株式会社
冷蔵庫
11日前
シャープ株式会社
冷却庫の棚板、及び冷却庫
9日前
ダイキン工業株式会社
空気調和装置
17日前
株式会社freefreeze
冷凍機
3日前
大学共同利用機関法人自然科学研究機構
蓄冷型冷凍システム
12日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
冷蔵庫
18日前
シーメンス・シュヴァイツ・アーゲー
低温交換システム
26日前
三菱重工サーマルシステムズ株式会社
空気調和機
17日前
株式会社オカムラ
冷凍・冷蔵ショーケース
2日前
東芝ライフスタイル株式会社
冷蔵庫
29日前
ダイキン工業株式会社
空調機
16日前
三菱電機株式会社
冷凍サイクル装置
22日前
東芝ライフスタイル株式会社
冷蔵庫
3日前
ダイキン工業株式会社
冷凍装置
29日前
続きを見る