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公開番号2025058503
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023168480
出願日2023-09-28
発明の名称冷凍サイクル装置
出願人ダイキン工業株式会社
代理人弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類F25B 7/00 20060101AFI20250402BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】メンテナンス性を向上する。
【解決手段】冷凍サイクル装置(1)は、第1回路(10)と、第2回路(20)と、カスケード熱交換器(30)と、を備える。第1回路(10)は、第1圧縮機(11)、第1熱交換器(12)、及び第1膨張機構(13)を含む。第1回路(10)は、第1冷媒が循環する。第2回路(20)は、第2圧縮機(21)、第2熱交換器(23)、第2膨張機構(24)、及び第3熱交換器(25)を含む。第2回路(20)は、第2冷媒が循環する。カスケード熱交換器(30)は、第1回路(10)の第1冷媒と、第2回路(20)の第2冷媒との熱交換を行う。冷凍サイクル装置(1)は、第2回路(20)から、第1回路(10)及びカスケード熱交換器(30)を取り外すことが可能に構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1圧縮機(11)、第1熱交換器(12)、及び第1膨張機構(13)を含み、第1冷媒が循環する第1回路(10)と、
第2圧縮機(21)、第2熱交換器(23)、第2膨張機構(24)、及び第3熱交換器(25)を含み、第2冷媒が循環する第2回路(20)と、
前記第1回路の前記第1冷媒と、前記第2回路の前記第2冷媒との熱交換を行うカスケード熱交換器(30)と、
を備え、
前記第2回路から、前記第1回路及び前記カスケード熱交換器を取り外すことが可能に構成されている、冷凍サイクル装置(1)。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記第2回路を構成する部品は、前記第1回路及び前記カスケード熱交換器を取り外す空間外に、配置されている、
請求項1に記載の冷凍サイクル装置。
【請求項3】
前記第2回路は、前記カスケード熱交換器と、前記第2回路の配管とを接続する機械継手(27、28)をさらに含む、
請求項1または2に記載の冷凍サイクル装置。
【請求項4】
前記第1回路、前記第2圧縮機、前記第2熱交換器、前記第2膨張機構及び前記カスケード熱交換器を収容するケーシング(41)をさらに備え、
前記機械継手は、前記ケーシング内において外側に位置する、
請求項3に記載の冷凍サイクル装置。
【請求項5】
前記カスケード熱交換器は、前記機械継手によって、前記第2回路の配管のみと接続される、
請求項3に記載の冷凍サイクル装置。
【請求項6】
前記第1回路、前記第2圧縮機、前記第2熱交換器、前記第2膨張機構及び前記カスケード熱交換器を収容するケーシング(41)をさらに備え、
前記ケーシングは、
前記第1圧縮機を配置する第1底板(412a)と、
前記第1底板と別部材であり、前記第2圧縮機を配置する第2底板(412b)と、
を含む、
請求項1または2に記載の冷凍サイクル装置。
【請求項7】
前記第1回路、前記第2圧縮機、前記第2熱交換器、前記第2膨張機構及び前記カスケード熱交換器を収容するケーシング(41)をさらに備え、
前記ケーシング内において、前記第1熱交換器は、前記第2熱交換器よりも外側に位置する、
請求項1または2に記載の冷凍サイクル装置。
【請求項8】
前記第1回路、前記第2圧縮機、前記第2熱交換器、前記第2膨張機構及び前記カスケード熱交換器を収容するケーシング(41)をさらに備え、
前記カスケード熱交換器は、前記ケーシング内において外側に位置する、
請求項1または2に記載の冷凍サイクル装置。
【請求項9】
前記第2冷媒は、非可燃性冷媒である、
請求項1または2に記載の冷凍サイクル装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
冷凍サイクル装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1(特許第5430604号)には、二酸化炭素冷媒を用いた低元冷凍サイクルと、低元冷凍サイクルの放熱を補助する高元冷凍サイクルと、を備える二元冷凍装置において、高元冷凍サイクルの蒸発器と低元冷凍サイクルの凝縮器とがカスケードコンデンサで熱交換することが開示されている。特許文献1には、高元冷凍サイクルには、HC系冷媒、HFC冷媒、HFO冷媒等を用いることが開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、高元冷凍サイクルに用いる冷媒が可燃性を有する場合等には、メンテナンスに注意を払う必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
第1観点の冷凍サイクル装置は、第1回路と、第2回路と、カスケード熱交換器と、を備える。第1回路は、第1圧縮機、第1熱交換器、及び第1膨張機構を含む。第1回路は、第1冷媒が循環する。第2回路は、第2圧縮機、第2熱交換器、第2膨張機構、及び第3熱交換器を含む。第2回路は、第2冷媒が循環する。カスケード熱交換器は、第1回路の第1冷媒と、第2回路の第2冷媒との熱交換を行う。冷凍サイクル装置は、第2回路から、第1回路及びカスケード熱交換器を取り外すことが可能に構成されている。
【0005】
第1観点の冷凍サイクル装置では、第2回路から、第1回路及びカスケード熱交換器を取り外すことが可能に構成されている。このため、メンテナンス時に、第1回路を取り外すことで、第1冷媒の種類によらず、メンテナンス性を向上することができる。
【0006】
第2観点の冷凍サイクル装置は、第1観点の冷凍サイクル装置であって、第2回路を構成する部品は、第1回路及びカスケード熱交換器を取り外す空間外に、配置されている。
【0007】
第2観点の冷凍サイクル装置では、第1回路及びカスケード熱交換器を取り外す軌跡上に、第2回路を構成する部品がないので、第2回路から、第1回路及びカスケード熱交換器を容易に取り外すことができる。
【0008】
第3観点の冷凍サイクル装置は、第1観点または第2観点の冷凍サイクル装置であって、第2回路は、カスケード熱交換器と、第2回路の配管とを接続する機械継手をさらに含む。
【0009】
第3観点の冷凍サイクル装置では、第2回路にカスケード熱交換器と接続するための機械継手を設けているので、機械継手によって、カスケード熱交換器及びカスケード熱交換器と接続されている第1回路を、第2回路の配管から容易に分離することができる。また、機械継手を用いることによって、火を使用せずに、第2回路から、第1回路及びカスケード熱交換器を取り外すことができるため、安全性を高めることができる。
【0010】
第4観点の冷凍サイクル装置は、第3観点の冷凍サイクル装置であって、ケーシングをさらに備える。ケーシングは、第1回路、第2圧縮機、第2熱交換器、第2膨張機構及びカスケード熱交換器を収容する。機械継手は、ケーシング内において外側に位置する。
(【0011】以降は省略されています)

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