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公開番号2025058467
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023168416
出願日2023-09-28
発明の名称空気調和機
出願人三菱重工サーマルシステムズ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F25B 41/40 20210101AFI20250402BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】冷媒の流れに起因する騒音を低減することを目的とする。
【解決手段】空気調和機は、冷媒を圧縮する圧縮機と、冷媒と他の媒体とを熱交換する熱交換器9と、冷媒を膨張させる膨張弁と、冷媒を過冷却する過冷却熱交換器20と、過冷却熱交換器20へ冷媒を供給する冷媒供給ライン30,40と、を備えている。冷媒供給ライン30,40は、冷媒を複数の分岐部へ分岐させる分岐管32と、一端が複数の分岐部のうちの1つと接続する第1乱流抑制管33,43と、一端が複数の分岐部のうちの1つと接続する第2乱流抑制管34,44と、を有している。第1乱流抑制管33,43及び第2乱流抑制管34,44の他端は、過冷却熱交換器20に接続されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
冷媒を圧縮する圧縮機と、
冷媒と他の媒体とを熱交換する熱交換器と、
冷媒を膨張させる膨張弁と、
冷媒を過冷却する過冷却熱交換器と、
前記過冷却熱交換器へ冷媒を供給する冷媒供給ラインと、を備え、
前記冷媒供給ラインは、冷媒を複数の分岐部へ分岐させる分岐管と、一端が複数の前記分岐部のうちの1つと接続する第1乱流抑制管と、一端が複数の前記分岐部のうちの1つと接続する第2乱流抑制管と、を有し、
前記第1乱流抑制管及び前記第2乱流抑制管の他端は、前記過冷却熱交換器に接続されている空気調和機。
続きを表示(約 73 文字)【請求項2】
前記第1乱流抑制管の長手方向の長さは、前記第1乱流抑制管の内径の10倍の長さよりも長い請求項1に記載の空気調和機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、空気調和機に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
複数のヘッダパイプの間に複数のチューブを配置してチューブ内部の複数の冷媒通路をヘッダパイプの内部に連通させるとともに、チューブ間にフィンを配置した熱交換器を備える空気調和機が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-178007号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような空気調和機において、冷媒を過冷却する過冷却熱交換器を設ける場合がある。過冷却熱交換器へ冷媒を供給する際には、冷媒の流速が過大とならないように分岐管等によって冷媒を複数に分岐させる場合がある。
しかしながら、分岐した直後の冷媒は乱流状態となっている。乱流状態の冷媒が過冷却熱交換器へ流入した場合、冷媒の流動音が発生することから、空気調和機の騒音が増大する可能性があった。
【0005】
本開示は、このような事情に鑑みてなされたものであって、冷媒の流れに起因する騒音を低減することができる空気調和機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示の空気調和機は以下の手段を採用する。
本開示の一態様に係る空気調和機は、冷媒を圧縮する圧縮機と、冷媒と他の媒体とを熱交換する熱交換器と、冷媒を膨張させる膨張弁と、冷媒を過冷却する過冷却熱交換器と、前記過冷却熱交換器へ冷媒を供給する冷媒供給ラインと、を備え、前記冷媒供給ラインは、冷媒を複数の分岐部へ分岐させる分岐管と、一端が複数の前記分岐部のうちの1つと接続する第1乱流抑制管と、一端が複数の前記分岐部のうちの1つと接続する第2乱流抑制管と、を有し、前記第1乱流抑制管及び前記第2乱流抑制管の他端は、前記過冷却熱交換器に接続されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、冷媒の流れに起因する騒音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施形態に係る空気調和機の冷媒回路を示す概略構成図である。
本開示の実施形態に係る空気調和機の室外機の要部を示す斜視図である。
本開示の実施形態に係る第1冷媒供給ラインを示す平面図である。
本開示の実施形態に係る第1冷媒供給ラインを示す正面図である。
本開示の実施形態に係る第2冷媒供給ラインを示す平面図である。
本開示の実施形態に係る第2冷媒供給ラインを示す正面図である。
本開示の実施形態に係る空気熱交換器で発生する騒音の音圧レベルと周波数との関係を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本開示に係る空気調和機の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1には、本実施形態の空気調和機1の冷媒回路構成が示されている。空気調和機1は、圧縮機3の吐出側に設けた四方弁4によって冷媒の流通方向を切り替えることで、暖房運転と冷房運転とを行うことができる。暖房運転は、水熱交換器5にて水(熱媒体)を加熱する運転であり、冷房運転は水熱交換器5にて水を冷却する運転である。図1に破線矢印で暖房運転を行う場合の冷媒の流通方向が示されており、実線矢印で冷房運転を行う場合の冷媒の流通方向が示されている。
【0010】
空気調和機1は、冷媒として、例えば、R32が用いられる。R32は、低沸点冷媒とされ、地球温暖化係数(GWP)が低い冷媒とされている。なお、R32に代えて他の冷媒を用いることとしても良い。
(【0011】以降は省略されています)

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