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公開番号
2025018356
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023121976
出願日
2023-07-26
発明の名称
画像形成装置及びその制御方法
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/47 20060101AFI20250130BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】 文字/CAD等の所定画像モードにおいて、ジャギーの悪化を防止し、指定解像度の性能を十分に発揮することができる画像形成装置等を提供する。
【解決手段】 画像データに基づき複数の発光素子から出射するマルチビームを像担持体表面上に走査する電子写真方式の画像形成装置において、画像の濃度段差を解消するように光量補正するとともに、前記複数の発光素子の光量補正値に差分を設ける光量補正部と、画像データが文字/CAD等の所定画像モードにおいて、複数の発光素子の設定光量に差分を設けないように光量補正部を制御する制御部とを備えた画像形成装置。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
画像データに基づき複数の発光素子から出射するマルチビームを像担持体表面上に走査する電子写真方式の画像形成装置において、
画像の濃度段差を解消するように光量補正するとともに、前記複数の発光素子の光量補正値に差分を設ける光量補正部と、
画像データが文字/CAD等の所定画像モードにおいて、複数の発光素子の設定光量に差分を設けないように光量補正部を制御する制御部とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
画像データに基づき複数の発光素子から出射するマルチビームを像担持体表面上に走査する電子写真方式の画像形成装置において、
画像の濃度段差を解消するように光量補正するとともに、前記複数の発光素子の光量補正値に差分を設ける光量補正部と、
前記複数の発光素子の光量補正値を、各発光素子の補正値を発光素子の一方の端側から他方の端側に向かって値を小さくしながら、符号を反転させるように制御する制御部とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
前記制御部は、補正値が0以上になる発光素子のビームによってBD検知を行うことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
画像データを電子的ボウ補正するボウ補正部を備え、
光量補正部は、ボウ補正された画像を、面跨ぎ露光セグメントについて濃度段差を解消するように光量補正することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
画像データに基づき複数の発光素子から出射するマルチビームを像担持体表面上に走査する電子写真方式の画像形成装置の制御方法において、
画像の濃度段差を解消するように光量補正するとともに、前記複数の発光素子の光量補正値に差分を設ける光量補正工程と、
画像データが文字/CAD等の所定画像モードにおいて、複数の発光素子の設定光量に差分を設けないように光量補正を制御する制御工程とを含むことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
【請求項6】
画像データを電子的ボウ補正するボウ補正工程を含み、
光量補正工程は、ボウ補正された画像を、面跨ぎ露光セグメントについて濃度段差を解消するように光量補正することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置の制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は画像形成装置等に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
レーザダイオード等の光源から射出される光ビームを走査光学系によって感光体ドラム(像担持体)上に結像させて、感光体ドラム表面に静電潜像を形成する電子写真方式の画像形成装置が知られている。
【0003】
この種の画像形成装置において、感光体ドラムには、与えられる総光量が同じでも光量と露光時間の関係が異なると潜像形成状態が異なる相反則不軌の現象が生じる。すなわち、ごく短時間に露光した場合は、比較的長い時間をかけて露光した場合に比べ、総露光量が等しいにもかかわらず感光体の電位変化量が少なくなる、相反則不軌が生じる。これがマルチビーム走査光学系の場合、画像濃度ムラとなって現れてくる。
【0004】
従来、特許文献1では、この相反則不軌による画像の濃度ムラに対処するため、光源には主走査方向、副走査方向に発光点を多数個配置したVCSEL(垂直共振器型面発光レーザ)を使い、ある走査周波数以上になるように多重露光し、濃度段差をわからなくする手法が開示されている。しかしながら、この特許文献1の技術では、32ビーム等のビーム数が膨大になり、駆動させるシステムが複雑になっていた。また、コストが大幅に上昇していた等の課題があった。
【0005】
別の方式として、複数光源の中心に位置する光源に向かって露光量の補正値が徐々に小さくなるように符号を反転させることで、ハーフトーン画像に濃度段差が発生しないようにする方式が提案されている(特許文献2参照)。これは、簡単に実現できる構成であるが、画像が文字/CAD等のエッジがある所定画像モードでは、ジャギーが悪化し、指定解像度の性能を十分に発揮することができなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2010-176094号公報
特許第5262602号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本開示は、斯かる実情に鑑み、文字/CAD等の所定画像モードにおいて、ジャギーの悪化を防止し、指定解像度の性能を十分に発揮することができる画像形成装置等を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示は、画像データに基づき複数の発光素子から出射するマルチビームを像担持体表面上に走査する電子写真方式の画像形成装置において、画像の濃度段差を解消するように光量補正するとともに、前記複数の発光素子の光量補正値に差分を設ける光量補正部と、画像データが文字/CAD等の所定画像モードにおいて、複数の発光素子の設定光量に差分を設けないように光量補正部を制御する制御部とを備えたことを特徴とする画像形成装置である。
【0009】
本開示は、画像データに基づき複数の発光素子から出射するマルチビームを像担持体表面上に走査する電子写真方式の画像形成装置において、画像の濃度段差を解消するように光量補正するとともに、前記複数の発光素子の光量補正値に差分を設ける光量補正部と、前記複数の発光素子の光量補正値を、各発光素子の補正値を発光素子の一方の端側から他方の端側に向かって値を小さくしながら、符号を反転させるように制御する制御部とを備えたことを特徴とする画像形成装置である。
【0010】
本開示は、画像データに基づき複数の発光素子から出射するマルチビームを像担持体表面上に走査する電子写真方式の画像形成装置の制御方法において、画像の濃度段差を解消するように光量補正するとともに、前記複数の発光素子の光量補正値に差分を設ける光量補正工程と、画像データが文字/CAD等の所定画像モードにおいて、複数の発光素子の設定光量に差分を設けないように光量補正を制御する制御工程とを含むことを特徴とする画像形成装置の制御方法である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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