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公開番号2025018229
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2023121749
出願日2023-07-26
発明の名称加熱調理器
出願人シャープ株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類A47J 43/04 20060101AFI20250130BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】内鍋内の食材を適切に撹拌できる加熱調理器を実現する。
【解決手段】加熱調理器(1)は、撹拌部材(42)を備え、前記撹拌部材は、へら状の撹拌部(72)を有する撹拌アーム(42c)を有し、前記撹拌アームが撹拌位置にあるとき、前記撹拌部は、厚肉部(721)と、前記厚肉部から前記内鍋の内面に向かって延びる薄肉部(722)と、を有し、前記薄肉部と前記内鍋の底面とがなす、前記撹拌部材の正回転方向側の角度は、垂直または鋭角である。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、
前記筐体に対して開閉する蓋体と、
前記筐体に収容される内鍋と、
回転して前記内鍋の内部の食材を撹拌する撹拌部材と、を備え、
前記撹拌部材は、
前記蓋体に回転可能に取り付けられた回転体と、
一方の端部が前記回転体に回動可能に取り付けられ、他方の端部にへら状の撹拌部を有する、少なくとも1つ以上の撹拌アームと、を有し、
前記撹拌部は、前記撹拌アームが前記内鍋内を撹拌する撹拌位置にあるとき、前記回転体側に位置する厚肉部と、前記厚肉部から前記内鍋の底面に向かって延びる薄肉部と、を有し、
前記撹拌アームが前記内鍋内を撹拌する撹拌位置にあるとき、前記薄肉部と前記内鍋の前記底面とがなす、前記撹拌部材の正回転方向側の角度は、垂直または鋭角である、加熱調理器。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記撹拌アームが前記撹拌位置にあるとき、前記撹拌部は、前記撹拌部材の回転の中心に向かって延伸している、請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項3】
前記撹拌アームは、前記回転体に収納される収納位置と、前記撹拌位置との間を回動可能であり、
前記撹拌位置は、前記収納位置から前記撹拌アームを90°未満の角度だけ下方に回動させた位置である、請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項4】
前記撹拌アームは、前記回転体に収納される収納位置と、前記撹拌位置との間を回動可能であり、
前記撹拌アームが前記収納位置にあるとき、前記撹拌部の外側の側端は、前記内鍋の内面から離れている、請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項5】
前記撹拌アームは、撹拌アーム本体部と、前記撹拌部を含む撹拌アーム着脱部とを有し、
前記撹拌アーム着脱部は、前記撹拌アーム本体部と別体であり、前記撹拌アーム本体部に着脱可能である、請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項6】
前記内鍋の内部の食材を加熱する加熱部と、
前記撹拌部材を回転駆動するモータと、
前記加熱部による加熱を開始してから所定時間経過後に、前記撹拌部材による撹拌を開始するように、前記モータを制御する制御部と、をさらに備える、請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項7】
前記撹拌アームは、前記回転体に収納される収納位置と、前記撹拌位置との間を回動可能であり、
前記撹拌部材を回転駆動するモータと、
前記モータが前記撹拌部材を正回転駆動するとき、前記撹拌アームを前記収納位置から前記撹拌位置に回動させ、前記モータが前記撹拌部材を逆回転駆動するとき、前記撹拌アームを前記撹拌位置から前記収納位置に回動させる撹拌アーム駆動機構と、
前記撹拌部材を正回転させる正回転駆動を行っている期間中、所定のタイミングで所定の期間だけ前記撹拌部材を逆回転させる逆回転駆動を行うように、前記モータを制御する制御部と、をさらに備える、請求項1に記載の加熱調理器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、食材を加熱して調理する加熱調理器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、食材を撹拌する撹拌装置により加熱調理を行う加熱調理器が知られている。このような加熱調理器において、内鍋の内部の食材を効率よく撹拌することが求められている。特許文献1には、撹拌部材としての第1撹拌アームと第2撹拌アームとを回転中心に対して互いに異なる半径の円周上を回転するように設けることにより、内鍋の内部の食材を効率よく撹拌することができる加熱調理器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-126375号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述のような加熱調理器では、炒めものの調理等の内鍋内に水流の発生が伴わない場合、撹拌アームの軌道の近傍の食材のみの撹拌にとどまってしまう。そのため、内鍋内の食材の撹拌が不十分となってしまう可能性がある。
【0005】
本発明の一態様は、内鍋内の食材を適切に撹拌できる加熱調理器を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る加熱調理器は、筐体と、前記筐体に対して開閉する蓋体と、前記筐体に収容される内鍋と、回転して前記内鍋の内部の食材を撹拌する撹拌部材と、を備え、前記撹拌部材は、前記蓋体に回転可能に取り付けられた回転体と、一方の端部が前記回転体に回動可能に取り付けられ、他方の端部にへら状の撹拌部を有する、少なくとも1つ以上の撹拌アームと、を有し、前記撹拌部は、前記撹拌アームが前記内鍋内を撹拌する撹拌位置にあるとき、前記回転体側に位置する厚肉部と、前記厚肉部から前記内鍋の底面に向かって延びる薄肉部と、を有し、前記撹拌アームが前記内鍋内を撹拌する撹拌位置にあるとき、前記薄肉部と前記内鍋の前記底面とがなす、前記撹拌部材の正回転方向側の角度は、垂直または鋭角である。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、内鍋内の食材を適切に撹拌できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態1に係る加熱調理器を示す斜視図である。
上記加熱調理器における蓋体の開状態を示す斜視図である。
上記加熱調理器の撹拌部材を示す正面図である。
図3におけるA-A線の矢視断面図である。
図3におけるB-B線の矢視断面図である。
上記撹拌部材の撹拌アームが収納位置にある状態を示す斜視図である。
上記撹拌アームの撹拌アーム開角度を示す、上記撹拌部材の正面図および下面図である。
上記撹拌アームの着脱構造を示す、上記撹拌部材の斜視図である。
撹拌アームの正面図、側面図、C-C線の矢視断面図、およびD-D線の矢視断面図である。
加熱調理器の制御系統の構成を示すブロック図である。
上記加熱調理器の制御部の制御による、時間経過に伴う内鍋内の食材の温度および上記撹拌部材の回転数の変動を示すグラフである。
上記制御部の制御による上記加熱調理器の処理の一例を示すフローチャートである。
上記制御部の制御による上記撹拌部材の撹拌動作の一例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
〔実施形態1〕
(加熱調理器1の概略構成)
図1は、本発明の実施形態1に係る加熱調理器1を示す斜視図である。図2は、加熱調理器1における蓋体12の開状態を示す斜視図である。なお、図2では、後述する撹拌アーム42cの形状を簡略化して図示している。
【0010】
図1および図2に示すように、加熱調理器1は、筐体11と、筐体11に対して開閉する蓋体12と、筐体11に収容される内鍋21と、内鍋21の内部の食材を撹拌する撹拌装置41とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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