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公開番号
2025014868
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117794
出願日
2023-07-19
発明の名称
画像形成装置
出願人
シャープ株式会社
代理人
弁理士法人あーく事務所
主分類
G03G
21/16 20060101AFI20250123BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】定着装置の近傍に配置される部材の温度の上昇を抑制する画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置100は、シートP上に形成されたトナー像を熱定着させるための熱源を有する定着装置12と、トナーを内部に保持して保持したトナーを搬送するクリーニング装置9と、定着装置12からクリーニング装置9への熱を遮熱する遮熱部10と、を備え、遮熱部10は、通風路94と、空洞を有するダクト93と、を有し、互いに対向配置された定着装置12及びクリーニング装置9の間に、遮熱部10が配置され、クリーニング装置9、通風路94、ダクト93、定着装置12の順に配置されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
記録媒体上にトナー像を形成し、前記記録媒体上に形成されたトナー像を定着させることで前記記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
前記記録媒体上に形成されたトナー像を熱定着させるための熱源を有する定着装置と、
トナーを内部に保持して保持したトナーを搬送するトナー搬送装置と、
前記定着装置から前記トナー搬送装置への熱を遮熱する遮熱部と、を備え、
前記遮熱部は、通風路と、空洞を有するダクト部と、を有し、
互いに対向配置された前記定着装置及び前記トナー搬送装置の間に、前記遮熱部が配置され、
前記トナー搬送装置、前記通風路、前記ダクト部、前記定着装置の順に配置されている、ことを特徴とする画像形成装置。
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【請求項2】
請求項1に記載された画像形成装置であって、
前記トナー搬送装置は、画像形成装置本体から着脱可能であり、
前記画像形成装置本体から前記トナー搬送装置を着脱することに伴い、前記画像形成装置本体から着脱される、前記ダクト部の一部である第1ダクト分離部を備え、
前記画像形成装置本体は、前記ダクト部の一部である第2ダクト分離部を有し、
前記トナー搬送装置が前記画像形成装置本体に装着されることにより、前記第1ダクト分離部及び前記第2ダクト分離部を含む前記ダクト部が構成される、ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項2に記載された画像形成装置であって、
前記トナー搬送装置は、前記画像形成装置本体に対して水平方向に移動されることで着脱可能であり、
前記第1ダクト分離部は、鉛直方向に配置された第1リブと、前記第1リブに対して略平行であって鉛直方向に配置された第2リブと、前記第1リブ及び前記第2リブを連結する底面部と、を有し、
前記第2ダクト分離部は、鉛直方向に配置された第3リブと、前記第3リブに対して略平行であって鉛直方向に配置された第4リブと、前記第3リブ及び前記第4リブを連結する天井部と、を有し、
前記第2リブは前記第1リブに対して、前記トナー搬送装置が前記画像形成装置本体から取り外される方向側に配置され、
前記第4リブは前記第3リブに対して、前記トナー搬送装置が前記画像形成装置本体から取り外される方向側に配置され、
前記トナー搬送装置を前記画像形成装置本体に装着する際に、前記第1リブ及び前記第4リブは互いに干渉しないように配置され、
前記トナー搬送装置を前記画像形成装置本体に装着した際は、前記第1リブは前記第3リブに近接配置され、かつ、前記第2リブは前記第4リブに近接配置されて前記ダクト部が形成されている、ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
請求項2に記載された画像形成装置であって、
前記トナー搬送装置は、前記画像形成装置本体に対して水平方向に移動されることで着脱可能であり、
前記第1ダクト分離部は、鉛直方向に配置された第1リブと、前記第1リブに対して略平行であって鉛直方向に配置された第2リブと、前記第1リブ及び前記第2リブを連結する底面部と、を有し、
前記第2ダクト分離部は、鉛直方向に配置された第3リブと、前記第3リブから、前記トナー搬送装置が前記画像形成装置本体から取り外される方向側に延びる天井部と、を有し、
前記第2リブは前記第1リブに対して、前記トナー搬送装置が前記画像形成装置本体から取り外される方向側に配置され、
前記トナー搬送装置を前記画像形成装置本体に装着した際は、前記第1リブは前記第3リブに近接配置され、かつ、前記第2リブは前記天井部に近接配置されて前記ダクト部が形成されている、ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
請求項2に記載された画像形成装置であって、
前記トナー搬送装置は、前記画像形成装置本体に対して水平方向に移動されることで着脱可能であり、
前記第1ダクト分離部は、鉛直方向に配置された第1リブと、前記第1リブに対して略平行であって鉛直方向に配置された第2リブと、前記第1リブ及び前記第2リブを連結する底面部と、を有し、
前記第2ダクト分離部は、水平方向に延びる天井部を有し、
前記第2リブは前記第1リブに対して、前記トナー搬送装置が前記画像形成装置本体から取り外される方向側に配置され、
前記トナー搬送装置を前記画像形成装置本体に装着した際は、前記第1リブ及び前記第2リブのそれぞれが前記天井部と近接配置されて前記ダクト部が形成されている、ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項6】
請求項1から請求項5までの何れか1つに記載の画像形成装置であって、
表面にトナー像が形成される像担持体と、
前記像担持体からトナー像が転写され、前記記録媒体にトナー像を形成する無端状の中間転写ベルトと、を備え、
前記トナー搬送装置は、前記中間転写ベルト上に残留する廃トナーを除去するためのクリーニング装置である、ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項7】
請求項1から請求項5までの何れか1つに記載の画像形成装置であって、
表面にトナー像が形成される像担持体と、
トナー像を前記像担持体の表面に形成するために、前記像担持体にトナーを供給する現像装置と、
トナーを含む現像剤を収容し前記現像装置へ現像剤を供給する現像剤収容装置と、を備え、
前記トナー搬送装置は前記現像剤収容装置である、ことを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、熱源を備えた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
複写機、ファクシミリ装置、プリンタ、複合機等の画像形成装置は、感光体ドラムにより用紙にトナー像を形成し、このトナー像を用紙に定着することで用紙上に画像を形成する。具体的には、トナー像を形成している粉状のトナーを熱で溶かし、加圧ローラで圧力をかけることで用紙に定着させる。また、トナーを溶かすために定着装置は熱源であるヒーターを備えており、高温化している。
【0003】
また、トナーは熱により溶ける性質があることから、トナーを収容している装置等は、定着装置から離して配置することが好ましい。つまり、定着装置以外のこれらの装置において、トナーが溶融すると不具合が生じることとなる。例えば、感光体ドラムの表面にトナー像を形成する現像装置や、中間転写ベルトの表面に残った廃トナーを回収するクリーニング装置等は、加熱されにくいように、定着装置から十分離れた位置に配置されることが一般的である。
【0004】
しかし、近年、画像形成装置の小型化が進んでいることから、各部材の配置についての自由度が低下しつつある。そのため、定着装置の近くにクリーニング装置等を配置せざるを得ない場合がある。このような場合に、定着装置からの熱によりクリーニング装置内が熱くならないように、例えば、定着装置とクリーニング装置との間に遮熱板を配置するといった対策が取られる。しかし、遮熱板では、熱容量が小さく十分な断熱効果が得られないといった問題がある。
【0005】
そこで、さらに高い断熱効果を得るために、例えば、特許文献1には、定着ユニット(定着装置)の定着熱が外部に伝わらないように、遮断することができる画像形成装置が開示されている。特許文献1に開示された画像形成装置によると、定着ユニットまわりに冷却ダクトを設けてその排気口に軸流ファンを取り付け、その軸流ファンを作動して冷却ダクト内に空気を通し、空気で熱を奪って冷却し、さらに、排気口を通過する空気の流れの方向に合わせて、軸流ファンの軸方向を傾けて配置している。これにより、冷却ダクトの排気効率の低下を防ぎ、冷却効率が落ちることを防止することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平11-65404号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述したように、遮熱板を設置するだけでは十分な断熱効果を得られないことから、上記特許文献1に開示された画像形成装置が提案されているが、特に長時間にわたって画像形成装置が動作している場合は、定着装置における発熱量が大きく、上記特許文献1に開示された画像形成装置であっても、ダクト内の温度が上昇し、十分に熱を遮断することができないとの問題があった。
【0008】
本開示は、上述の事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、定着装置の近傍に配置される部材の温度の上昇を抑制する画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の一態様に係る画像形成装置は、記録媒体上にトナー像を形成し、前記記録媒体上に形成されたトナー像を定着させることで前記記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、前記記録媒体上に形成されたトナー像を熱定着させるための熱源を有する定着装置と、トナーを内部に保持して保持したトナーを搬送するトナー搬送装置と、前記定着装置から前記トナー搬送装置への熱を遮熱する遮熱部と、を備え、前記遮熱部は、通風路と、空洞を有するダクト部と、を有し、互いに対向配置された前記定着装置及び前記トナー搬送装置の間に、前記遮熱部が配置され、前記トナー搬送装置、前記通風路、前記ダクト部、前記定着装置の順に配置されている、ことを特徴とする。
【0010】
このように、上記画像形成装置は遮熱部を備えることから、熱源を有する定着装置から発せられた熱が、トナー搬送装置に伝わりにくい。これにより、トナー搬送装置の温度上昇が抑制され、トナー搬送装置内のトナーが溶融するといった不具合が生じることを防止することができる。さらに、遮熱部は通風路と、空洞を有するダクト部とを有することから、より確実に、熱の伝達を阻害することができる。また、熱を発する定着装置の近くに、トナー搬送装置を配置しているにもかかわらず、トナー搬送装置は定着装置からの熱の影響を受けにくいことから、トナー搬送装置と定着装置とを離れて設置する等の設計上の制約が少なくなるため、設計の自由度が向上し、画像形成装置の小型化も実現可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
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