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公開番号2025012910
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023116097
出願日2023-07-14
発明の名称頭髪乾燥機
出願人シャープ株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類A45D 20/10 20060101AFI20250117BHJP(手持品または旅行用品)
要約【課題】頭髪乾燥機の小型化を実現する。
【解決手段】第1方向(15)に延伸する風路(12)が形成された第1本体(10)と、風路の下流側に接続された内部空間(22)を有する第2本体(20)と、風路および内部空間にかけて位置したヒータ(41)と、第2本体において、風路を延長するように、ヒータの周囲に設けられた隔壁部(28)と、を備え、内部空間における隔壁部を挟んだ第1領域(28a)において、内部空間に接続された吹出口(21a、b)が設けられる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
第1方向に延伸する風路が形成された第1筐体と、
前記風路の下流側に接続された内部空間を有する第2筐体と、
前記風路および前記内部空間にかけて位置したヒータと、
前記第2筐体において、前記風路を延長するように、前記ヒータの周囲に設けられた隔壁部と、を備え、
前記内部空間における前記隔壁部を挟んだ複数の第1領域において、前記内部空間に接続された複数の第1吹出口が設けられる、頭髪乾燥機。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記内部空間における前記第1領域を除いた第2領域において、前記内部空間に接続された第2吹出口が設けられる、請求項1に記載の頭髪乾燥機。
【請求項3】
前記隔壁部は、前記内部空間において前記ヒータを包囲している、請求項1または2に記載の頭髪乾燥機。
【請求項4】
前記風路から前記内部空間に至る筒状部材をさらに備え、
前記筒状部材は、
前記ヒータが挿入されており、
前記隔壁部に一部分が配置される、請求項3に記載の頭髪乾燥機。
【請求項5】
前記第1吹出口は、前記第1方向とは異なる第2方向に向けて開口している、請求項4に記載の頭髪乾燥機。
【請求項6】
前記風路から前記内部空間に至る筒状部材をさらに備え、
前記筒状部材は、
前記ヒータが挿入されており、
前記隔壁部に一部分が配置される、請求項1または2に記載の頭髪乾燥機。
【請求項7】
前記第1吹出口は、前記第1方向とは異なる第2方向に向けて開口している、請求項1または2に記載の頭髪乾燥機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は頭髪乾燥機に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
ファンおよびヒータを備え、温風を頭髪に送気して、頭髪を乾燥させる頭髪乾燥機が広く用いられている。例えば特許文献1には、ユーザが把持するハンドルにファンとヒータとが配置されるドライヤーが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2022-515494号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述のような従来技術はファンとヒータとがハンドルの中で直列に配置されるためハンドルが長くなり、その先に頭髪を乾かす方向に風を導風するヘッドを配置することになる。そのため、頭髪乾燥機が大型化してしまう。
【0005】
本発明の一態様は、頭髪乾燥機の小型化を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明に係る頭髪乾燥機は、第1方向に延伸する風路が形成された第1筐体と、前記風路の下流側に接続された内部空間を有する第2筐体と、前記風路および前記内部空間にかけて位置したヒータと、前記第2筐体において、前記風路を延長するように、前記ヒータの周囲に設けられた隔壁部と、を備え、前記内部空間における前記隔壁部を挟んだ複数の第1領域において、前記内部空間に接続された複数の第1吹出口が設けられる、構成である。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、頭髪乾燥機の小型化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る頭髪乾燥機の外観を示す正面図である。
図1における頭髪乾燥機のA-A断面図である。
頭髪乾燥機の要部の構成を示すブロック図である。
吹出部の詳細を示す正面図である。
図2における第2本体のB-B断面図である。
図2における第2本体のC-C断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
〔実施形態〕
(頭髪乾燥機)
本開示では、頭髪を乾かし易い頭髪乾燥機を実現するが、まずは、本開示における頭髪乾燥機に関して説明する。本開示において「頭髪乾燥機」とは、気体により頭髪を乾燥させ得る機器全般をいうものとする。従って、頭髪乾燥機には、頭髪と共に、他の物(例えば、ペットの体毛)を乾燥させうるもの、頭髪の乾燥以外の目的で使用可能な送風乾燥機または手持式乾燥機も含まれる。
【0010】
頭髪乾燥機には、例えば、頭髪の乾燥が可能で、かつ、肌に気体を送気してケアすることが可能な機器も含まれる。頭髪乾燥機が供給する気体の温度は、特に限定されない。頭髪乾燥機は例えば、温風および冷風のうち少なくとも一方を供給可能であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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