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公開番号2025016849
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-05
出願番号2023119597
出願日2023-07-24
発明の名称画像形成装置
出願人シャープ株式会社
代理人弁理士法人あーく事務所
主分類G03G 15/16 20060101AFI20250129BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】レジセンサ近傍の構成要素間の隙間がない条件下でもコストの高いソレノイドとシャッターを使用することなく、レジセンサが誤動作を起こさない画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、転写ベルト11に対向して設けられ、転写ベルト11上に形成されたパターン画像の濃度と位置を検出するレジセンサ13と、レジセンサ13を内部で支持し、レジセンサ13の検出部が開口されたセンサ枠体14と、レジセンサ13の検出部に設けられたセンサ読取り面を清掃する清掃棒17と、を備え、センサ枠体14は、転写ベルト11と離れる方向に移動可能である。
【選択図】図3B
特許請求の範囲【請求項1】
転写ベルトに対向して設けられ、前記転写ベルト上に形成されたパターン画像の濃度と位置を検出する光学センサと、
前記光学センサを内部で支持し、前記光学センサの検出部が開口されたセンサ枠体と、
前記光学センサの前記検出部に設けられたセンサ読取り面を清掃する清掃部材と、を備え、
前記センサ枠体は、前記転写ベルトと離れる方向に移動可能である、画像形成装置。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記清掃部材は清掃棒に取付けられ、
前記清掃棒は前記転写ベルトの回転方向に垂直な方向に延伸して設けられ、
前記清掃棒は、前記清掃部材が前記センサ読取り面に当接する当接状態と、前記清掃部材が前記センサ読取り面に当接しない退避状態となるように、前記清掃棒の長手方向に移動可能であり、
前記清掃棒が前記退避状態から前記当接状態に移動することにより、前記光学センサは、前記転写ベルトから離れる方向に移動する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記センサ枠体は、前記転写ベルトの回転方向に垂直な方向に延伸して設けられ、
前記清掃棒は下方向に延びる凸部を有し、
前記センサ枠体は、前記凸部が移動する溝部を有し、
前記凸部が前記溝部を移動することで前記センサ枠体が前記転写ベルトから移動する、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記光学センサは前記センサ枠体に回動可能に取付けられており、
前記清掃部材は、前記センサ枠体に隣接して設けられたクリーナホルダに固定され、
前記光学センサは前記転写ベルトに向いた状態から回動することで、前記清掃部材に当接する、請求項1に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置においては、転写ベルトの近傍に、転写ベルト上のトナーずれや濃度を検出するレジセンサを配置している。そのような構成を有する画像形成装置が、例えば、特開2003-195578号公報(特許文献1)や、特開2009-258245号公報(特許文献2)に開示されている。特許文献1によれば、転写ベルトの上にレジセンサが配置された画像形成装置が開示され、特許文献2によれば感光体ドラムに対向してレジセンサが配置された画像形成装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-195578号公報
特開2009-258245号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の画像形成装置のレジセンサは上記のように構成されていた。特許文献1や特許文献2に開示されたレジセンサにおいては、レジセンサの読取り面への転写ベルトからのトナーの付着によるレジセンサの誤動作を防ぐために、レジセンサの読取り面にソレノイドのような駆動源を用いた制御で開閉するシャッターを設けていた。そのためコストがかかっていた。そこで、コスト削減のためにシャッターを廃止し、代わりにレジセンサの読取り面の清掃を行うことが考えられた。又、画像形成装置の小型化のために、レジセンサ近傍の構成要素間の隙間がなくなり、焦点距離の長いレジセンサ等が使用できないため、このような条件下でも清掃を行える構成が必要になるという問題もあった。
【0005】
本開示は上記のような問題点を解消するためになされたもので、レジセンサ近傍の構成要素間の隙間がない条件下でもコストの高いシャッターを使用することなく、レジセンサが誤動作を起こさない画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る画像形成装置は、転写ベルトに対向して設けられ、転写ベルト上に形成されたパターン画像の濃度と位置を検出する光学センサと、光学センサを内部で支持し、光学センサの検出部が開口されたセンサ枠体と、光学センサの検出部に設けられたセンサ読取り面を清掃する清掃部材と、を備え、センサ枠体は、転写ベルトと離れる方向に移動可能である。
【0007】
好ましくは、清掃部材は清掃棒に取付けられ、清掃棒は転写ベルトの回転方向に垂直な方向に延伸して設けられ、清掃棒は、清掃部材がセンサ読取り面に当接する当接状態と、清掃部材がセンサ読取り面に当接しない退避状態となるように、清掃棒の長手方向に移動可能であり、清掃棒が退避状態から当接状態に移動することにより、光学センサは、転写ベルトから離れる方向に移動する。
【0008】
さらに好ましくは、センサ枠体は、転写ベルトの回転方向に垂直な方向に延伸して設けられ、清掃棒は下方向に延びる凸部を有し、センサ枠体は、凸部が移動する溝部を有し、凸部が溝部を移動することでセンサ枠体が転写ベルトから移動する。
【0009】
本開示の一実施の形態によれば、光学センサはセンサ枠体に回動可能に取付けられており、清掃部材は、センサ枠体に隣接して設けられたクリーナホルダに固定され、光学センサは転写ベルトに向いた状態から回動することで、清掃部材に当接してもよい。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、光学センサを保持するセンサ枠体を転写ベルトと離れる方向に移動可能とし、その状態で光学センサを清掃部材で清掃するようにしたため、レジセンサ近傍の構成要素間の隙間がない条件下でもコストの高いシャッターを使用することなく、レジセンサが誤動作を起こさない画像形成装置を提供できる。
(【0011】以降は省略されています)

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