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公開番号
2025022241
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023126655
出願日
2023-08-03
発明の名称
受信装置及び受信方法
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H04B
1/10 20060101AFI20250206BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】相互変調妨害により受信品質が低くなることを抑制することができる受信装置及び受信方法を提供する。
【解決手段】受信装置は、複数の同調周波数に応じた複数の電波をそれぞれ選択する複数のチューナーと、前記複数の同調周波数の設定を行い、前記複数の同調周波数の設定を行った状態において前記複数の電波に含まれる少なくともひとつの電波の受信品質が条件を満たさない場合に、前記複数の同調周波数に含まれる少なくともひとつの同調周波数の設定の変更を行う制御部と、を備える。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の同調周波数に応じた複数の電波をそれぞれ選択する複数のチューナーと、
前記複数の同調周波数の設定を行い、前記複数の同調周波数の設定を行った状態において前記複数の電波に含まれる少なくともひとつの電波の受信品質が条件を満たさない場合に、前記複数の同調周波数に含まれる少なくともひとつの同調周波数の設定の変更を行う制御部と、
を備える受信装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記複数の同調周波数の設定を行った状態において前記受信品質が前記条件を満たす場合に、前記複数の同調周波数の設定を行った状態を維持する
請求項1に記載の受信装置。
【請求項3】
前記少なくともひとつの同調周波数の設定の変更を行うことは、前記複数の同調周波数に含まれる第1の同調周波数の設定の変更を行い、前記第1の同調周波数の設定の変更を行った状態において前記受信品質が前記条件を満たさない場合に、前記複数の同調周波数に含まれる第2の同調周波数の設定の変更を行うことを含む
請求項1又は2に記載の受信装置。
【請求項4】
前記少なくともひとつの同調周波数の設定の変更を行うことは、前記第1の同調周波数の設定の変更を行った状態において前記受信品質が前記条件を満たす場合に、前記第1の同調周波数の設定の変更を行った状態及び前記第2の同調周波数の設定を行った状態を維持することを含む
請求項3に記載の受信装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記第1の同調周波数の設定の変更において前記第1の同調周波数を高くした場合は、前記第2の同調周波数の設定の変更において前記第2の同調周波数を高くし、前記第1の同調周波数の設定の変更において前記第1の同調周波数を低くした場合は、前記第2の同調周波数の設定の変更において前記第2の同調周波数を低くする
請求項3に記載の受信装置。
【請求項6】
前記第2の同調周波数の設定の変更における前記第2の同調周波数の変更量は、前記第1の同調周波数の設定の変更における前記第1の同調周波数の変更量と同じである
請求項5に記載の受信装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記少なくともひとつの同調周波数が高くなるように前記少なくともひとつの同調周波数の設定の変更を行った回数が上限回数に達した状態において前記受信品質が前記条件を満たさない場合に、前記少なくともひとつの同調周波数が低くなるように前記少なくともひとつの同調周波数の設定の変更を行う
請求項1又は2に記載の受信装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記少なくともひとつの同調周波数が低くなるように前記少なくともひとつの同調周波数の設定の変更を行った回数が上限回数に達した状態において前記受信品質が前記条件を満たさない場合に、前記少なくともひとつの同調周波数が高くなるように前記少なくともひとつの同調周波数の設定の変更を行う
請求項1又は2に記載の受信装置。
【請求項9】
前記複数の同調周波数は、ふたつの同調周波数であり、
前記複数の電波は、ふたつの電波であり、
前記複数のチューナーは、ふたつのチューナーであり、
前記少なくともひとつの電波は、ひとつの電波である
請求項1又は2に記載の受信装置。
【請求項10】
前記複数の同調周波数は、みっつの同調周波数であり、
前記複数の電波は、みっつの電波であり、
前記複数のチューナーは、みっつのチューナーであり、
前記少なくともひとつの電波は、ふたつの電波である
請求項1又は2に記載の受信装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、受信装置及び受信方法に関する。
続きを表示(約 3,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、受信機を開示する。当該受信機においては、メインチューナが、放送電波を受信し、サブチューナが、放送電波の状態を検出する。また、同調周波数制御部が、サブチューナをシーク制御して、相互変調妨害局となるFM放送局を検出する。同調周波数制御部は、2つの相互変調妨害局のうち受信局に近い相互変調妨害局の周波数と受信局の周波数との差が第1の設定値以下である場合は、同調回路の同調周波数を当該妨害局周波数から離す。同調周波数制御部は、当該差が第2の設定値以上である場合は、同調回路の同調周波数を妨害局周波数に近づける。これにより、相互変調妨害を低減することができる(段落0006,0012,0014及び0015)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-229170号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された受信機においては、サブチューナが2つの相互変調妨害局の検出に用いられる。このため、メインチューナ及びサブチューナを用いて2つの局の放送電波を同時に受信することができない。このため、例えば、メインチューナを用いて視聴のために放送電波を受信するのと同時に、サブチューナを用いて録画のために放送電波を受信することができない。
【0005】
また、特許文献1に開示された受信機においては、同調周波数を妨害局周波数から離す場合又は同調周波数を妨害局周波数に近づける場合の同調周波数のシフト量を算出するために、受信機に備えられる回路が高い精度を有しなければならない。
【0006】
本開示の一態様は、これらの問題に鑑みてなされた。本開示の一態様は、例えば、受信装置に特別な回路を追加することなく、相互変調妨害により受信品質が低くなることを抑制することができる受信装置及び受信方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1の態様の受信装置は、複数の同調周波数に応じた複数の電波をそれぞれ選択する複数のチューナーと、前記複数の同調周波数の設定を行い、前記複数の同調周波数の設定を行った状態において前記複数の電波に含まれる少なくともひとつの電波の受信品質が条件を満たさない場合に、前記複数の同調周波数に含まれる少なくともひとつの同調周波数の設定の変更を行う制御部と、を備える。
【0008】
本開示の第2の態様の受信方法は、複数の同調周波数に応じた複数の電波をそれぞれ選択することと、前記複数の同調周波数の設定を行い、前記複数の同調周波数の設定を行った状態において前記複数の電波に含まれる少なくともひとつの電波の受信品質が条件を満たさない場合に、前記複数の同調周波数に含まれる少なくともひとつの同調周波数の設定の変更を行うことと、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0009】
地上波デジタル放送受信機に備えられる増幅器に入力される放送波及び当該増幅器から出力される干渉波の周波数を示す図である。
現行の地上波デジタル放送(以下では、「現行放送」という)の放送波を示す図である。
現行放送の放送波の中心周波数のオフセットと同じ中心周波数のオフセットを有し現行放送の放送波の帯域幅より広い帯域幅を有する放送波を示す図である。
高度化された地上波デジタル放送(以下では、「高度化放送」という)の放送波を示す図である。
干渉波、干渉波を発生させる放送波、干渉波を発生させる放送波以外の現行放送の放送波、干渉波を発生させる放送波以外の高度化放送の放送波を示す図である。
地上波デジタル放送受信機に備えられるダブルチューナーにより選局される放送波と、隣接するふたつの干渉波の周波数の間隔と、の関係を示すテーブルである。
現行放送のみが行われる場合に発生する相互変調妨害を説明する図である。
現行放送及び高度化放送が混在して行われる場合に発生する相互変調妨害を説明する図である。
第1実施形態の受信システムのブロック図である。
第1実施形態の受信システムに備えられる受信装置において扱われるデータを示す図である。
第1実施形態及び第2実施形態の受信システムに備えられる受信装置において扱われる受信品質の内容を示す図である。
放送波、並びに(1)第1実施形態の受信システムに備えられる受信装置の第1のチューナー及び第2のチューナーの同調周波数の設定が行われた時点、(2)高周波数側への当該第1のチューナー及び当該第2のチューナーの同調周波数の設定の変更が行われた時点、並びに(3)低周波数側への当該第1のチューナー及び当該第2のチューナーの同調周波数の設定の変更が行われた時点における、当該第1のチューナー及び当該第2のチューナーの同調周波数及び周波数帯域、並びに干渉波を示す図である。
第1実施形態の受信システムに備えられる受信装置の制御部により行われる処理の流れを示すフローチャートである。
第1実施形態の受信システムに備えられる受信装置の制御部により行われる処理の流れを示すフローチャートである。
第1実施形態及び第2実施形態の受信システムに備えられる受信装置の制御部がディスプレイパネルに表示させる画面を示す図である。
第1実施形態の第1変形例の受信システムに備えられる受信装置の制御部により行われる処理の流れを示すフローチャートである。
第1実施形態の受信システムに備えられる受信装置の制御部により行われる第1のループ処理の流れを示すフローチャートである。
第1実施形態の受信システムに備えられる受信装置の制御部により行われる第2のループ処理の流れを示すフローチャートである。
参考例の受信システムのブロック図である。
第2実施形態の受信システムのブロック図である。
第1実施形態の受信システムに備えられる受信装置において扱われるデータを示す図である。
放送波の周波数帯域、並びに(1)第2実施形態の受信システムに備えられる受信装置の第1のチューナー、第2のチューナー及び第3のチューナーの同調周波数の設定が行われた時点、(2)当該第1のチューナー及び当該第2のチューナーの同調周波数の設定の変更が行われた時点、並びに(3)当該第3のチューナーの同調周波数の設定の変更が行われた時点における、当該第1のチューナー、当該第2のチューナー及び当該第3のチューナーの同調周波数及び周波数帯域、並びに干渉波を示す図である。
第2実施形態の受信システムに備えられる受信装置の制御部により行われる処理の流れを示すフローチャートである。
第2実施形態の受信システムに備えられる受信装置の制御部により行われる処理の流れを示すフローチャートである。
第2実施形態の受信システムに備えられる受信装置の制御部により行われる処理の流れを示すフローチャートである。
第2実施形態の受信システムに備えられる受信装置の制御部により行われる第1のループ処理の流れを示すフローチャートである。
第2実施形態の受信システムに備えられる受信装置の制御部により行われる第2のループ処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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