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公開番号
2025015434
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2024091528
出願日
2024-06-05
発明の名称
運行表示装置
出願人
株式会社豊田自動織機
代理人
個人
,
個人
主分類
G08G
1/00 20060101AFI20250123BHJP(信号)
要約
【課題】走行路を容易に設定できるとともに、走行路上の無人搬送車の位置を視覚的に容易に把握できる運行表示装置を提供する。
【解決手段】運行表示装置10は、無人搬送システムを複数の表示態様に分割して表示装置に表示する区画表示部11と、複数の表示態様の各々に対応した走行路上のアドレスを設定することで走行路を設定するアドレス設定部12と、無人搬送車が検知したアドレスに係るアドレス情報を受信する受信部13と、受信部13から入力されたアドレス情報と対応関係にある表示態様の表示を変更する表示変更部14と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
予め複数のアドレスが設定された走行路を走行する無人搬送車の運行に係る情報を表示装置に表示させる運行表示装置であって、
前記無人搬送車の走行エリアを複数の表示態様に分割して前記表示装置に表示する区画表示部と、
前記表示態様に対応した前記走行路上の前記アドレスを設定することで前記走行路を設定するアドレス設定部と、
前記走行路を走行する前記無人搬送車が検知した前記アドレスに係るアドレス情報を前記無人搬送車から受信する受信部と、
前記受信部から入力された前記アドレス情報と対応関係にある前記表示態様の表示を変更する表示変更部と、を備えることを特徴とする運行表示装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記アドレス設定部は、前記表示態様に設定された前記アドレスを削除することが可能であり、且つ、前記アドレスの削除された前記表示態様において新たなアドレスを設定することが可能である請求項1に記載の運行表示装置。
【請求項3】
前記走行路を表現する線を前記表示態様とともに表示する走行路表示部を備える請求項1又は請求項2に記載の運行表示装置。
【請求項4】
前記受信部は、前記走行路を走行する前記無人搬送車が検知した当該無人搬送車に係る車体情報、及び前記無人搬送車が検知した前記走行路に係る走行路情報を受信可能であり、
前記運行表示装置は、前記受信部の受信した前記車体情報及び前記走行路情報を前記表示態様とともに前記表示装置に表示する請求項1又は請求項2に記載の運行表示装置。
【請求項5】
前記表示変更部は、前記複数の表示態様のうち、前記走行エリアにおける前記運行表示装置の位置に対応する前記表示態様を選択可能であるとともに、選択された前記表示態様の表示を変更する請求項1又は請求項2に記載の運行表示装置。
【請求項6】
前記区画表示部は、前記走行エリアを、正方形状の前記表示態様に分割して表示する請求項1又は請求項2に記載の運行表示装置。
【請求項7】
前記表示変更部は、前記アドレスの設定されていない前記表示態様の表示を、前記アドレスの設定された前記表示態様とは異ならせる請求項1又は請求項2に記載の運行表示装置。
【請求項8】
前記表示変更部は、前記表示態様を複数種類の形状で表示可能である請求項1又は請求項2に記載の運行表示装置。
【請求項9】
前記受信部により受信した前記アドレス情報を記憶する受信情報記憶部を備え、
前記走行路表示部は、前記受信情報記憶部に記憶された前記アドレス情報に基づいて、前記線を生成する表示線生成部を備えるとともに、前記表示線生成部により生成された前記線を前記表示装置に表示する請求項3に記載の運行表示装置。
【請求項10】
前記走行路表示部は、前記表示装置に表示された前記線を、前記表示装置から削除する表示線削除部を備え、
前記受信部は、前記走行路を走行する前記無人搬送車が検知した当該無人搬送車に係る車体情報、及び前記無人搬送車が検知した前記走行路に係る走行路情報を受信可能であり、
前記表示線削除部は、前記車体情報及び前記走行路情報のうち少なくとも1つに基づいて、前記線を削除する請求項9に記載の運行表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、無人搬送車の運行に係る運行表示装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、無人搬送車の走行路は、予め設定されるとともに、走行路の区間毎にアドレスが設定される。無人搬送車は、上記アドレスを検知する検知部と、制御装置と、管理装置と通信する通信装置と、を備える。制御装置は、検知部の検知したアドレスの情報を、通信装置を介して管理装置に送信する。管理装置は、例えば管制塔に設けられるとともに、無人搬送車を管理するユーザに対し、管理装置が備える表示部を介して、制御装置から受信した情報を表示する。
【0003】
例えば、特許文献1は、無人搬送車の一例である移動体と無線又は有線により接続されている運行管理装置を開示している。移動体の走行する走行路は、複数の領域を結合する。そして、移動体は、複数の領域を、走行路を介して移動する。複数の領域と複数の走行路とは、全体走行ネットワークを構成する。運行管理装置が備える表示部は、例えば、全体走行ネットワーク上の移動体の位置や、移動体において発生している異常等を、表示部が備えるユーザインターフェース画面を介して表示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-47944号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、特許文献1の運行管理装置においては、最初に全体走行ネットワークを設定する場合や全体走行ネットワークの形状を変更する場合、さらには、全体走行ネットワークを再設定する場合等、全体走行ネットワークを設定する機会があるが、いずれの機会においても設定作業を容易に行えることが好ましい。また、特許文献1において、表示部は、移動体の位置を、ユーザインターフェース画面を介して表示はする。しかし、移動体を管理するユーザは、運行管理装置の表示部によるユーザインターフェース画面への表示からは、移動体の位置を把握することができない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記問題点を解決するための運行表示装置は、予め複数のアドレスが設定された走行路を走行する無人搬送車の運行に係る情報を表示装置に表示させる運行表示装置であって、前記無人搬送車の走行エリアを複数の表示態様に分割して前記表示装置に表示する区画表示部と、前記表示態様に対応した前記走行路上の前記アドレスを設定することで前記走行路を設定するアドレス設定部と、前記走行路を走行する前記無人搬送車が検知した前記アドレスに係るアドレス情報を前記無人搬送車から受信する受信部と、前記受信部から入力された前記アドレス情報と対応関係にある前記表示態様の表示を変更する表示変更部と、を備えることを要旨とする。
【0007】
これによれば、走行路は、区画表示部によって表示された複数の表示態様に対し、予め設定されたアドレスをアドレス設定部によって設定することで設定される。したがって、運行表示装置は、走行路の形状に依らず、アドレスの紐付けされた走行路を設定できるため、走行路を容易に設定できる。
【0008】
また、表示変更部は、アドレス情報に基づいて、複数の表示態様のうち、無人搬送車の位置に対応する表示態様の表示を変更する。つまり、無人搬送車の位置は、走行路のアドレスに基づいて表示装置に表示されるため、無人搬送車を管理するユーザは、運行表示装置を用いて、走行路上の無人搬送車の位置を、表示装置の表示から視覚的に容易に把握することができる。
【0009】
上記運行表示装置において、前記アドレス設定部は、前記表示態様に設定された前記アドレスを削除することが可能であり、且つ、前記アドレスの削除された前記表示態様において新たなアドレスを設定することが可能であってもよい。
【0010】
これによれば、アドレス設定部は、アドレスが設定されている表示態様において、設定されているアドレスを削除するとともに、異なるアドレスを設定することができる。つまり、走行路に設定されているアドレスの配置の変更に対応して、アドレス設定部は、表示態様とアドレスとの対応関係を変更することができる。これにより、走行路の変更を容易にできる。
(【0011】以降は省略されています)
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