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公開番号
2025012773
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115866
出願日
2023-07-14
発明の名称
接触防止システム
出願人
株式会社JR西日本テクシア
代理人
個人
主分類
G08G
1/16 20060101AFI20250117BHJP(信号)
要約
【課題】構造物への車両の接触を防止する。
【解決手段】接触防止システム1は、検知部4と、受信部51と、送信部52と、制御部6とを備える。検知部4は、構造物2より手前の検知地点P1においてその構造物2へ進む車両3が所定高さを超えていることを検知するセンサである。受信部51は、車両3のETC車載器31の車載器IDを読み取る。送信部52は、車載器ID及び情報を送信することによってその車載器IDを有するETC車載器31にその情報を報知させる。制御部6は、検知部4、受信部51及び送信部52に接続されている。所定高さHを超えている車両3が検知部4によって検知された時、制御部6は、受信部51で読み取ったその車両3のETC車載器31の車載器ID及び注意喚起情報を送信部52に送信させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
構造物への車両の接触を防止するための接触防止システムであって、
構造物より手前の検知地点においてその構造物へ進む車両が所定高さを超えていることを検知する検知部と、
車両のETC車載器の車載器IDを読み取る受信部と、
車載器ID及び情報を送信することによってその車載器IDを有するETC車載器にその情報を報知させる送信部と、
前記検知部、受信部及び送信部に接続された制御部とを備え、
前記所定高さを超えている車両が前記検知部によって検知された時、前記制御部は、前記受信部で読み取ったその車両のETC車載器の車載器ID及び注意喚起情報を前記送信部に送信させることを特徴とする接触防止システム。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
前記検知地点よりも前記構造物に近い第2地点においてその構造物へ進む車両のETC車載器の車載器IDを読み取る第2受信部と、
車載器ID及び情報を送信することによってその車載器IDを有するETC車載器にその情報を報知させる第2送信部とをさらに備え、
前記第2受信部及び第2送信部は、前記制御部に接続されており、
前記送信部が注意喚起情報と共に送信した前記車載器IDと同じ車載器IDを前記第2受信部が受信したとき、前記制御部は、その車載器ID及び警告情報を前記第2送信部に送信させることを特徴とする請求項1に記載の接触防止システム。
【請求項3】
前記第2地点において前記構造物へ進む車両が所定高さを超えていることを検知する第2検知部をさらに備え、
前記第2検知部は、前記制御部に接続されており、
前記所定高さを超えている車両が前記第2検知部によって検知された時、前記制御部は、前記第2受信部で読み取ったその車両のETC車載器の車載器ID及び警告情報を前記第2送信部に送信させることを特徴とする請求項2に記載の接触防止システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、構造物への車両の接触を防止するための接触防止システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
道路を跨ぐ鉄道橋は、桁下空間に高さ制限があり、高さ制限を超える積み荷等によって自動車接触事故がかなりの件数発生している。地上側の対策として、鉄道橋の手前に設ける防護工がある(例えば、特許文献1参照)。図4に示すように、防護工22は、塗色や制限高表記23の大型化によって視認性の向上が行われているが、車両(自動車)が衝突することがある。重量が大きい大型車が高い速度で防護工22に衝突すると、防護工22が壊れるだけでなく、鉄道橋の橋桁21が損傷するおそれがある。また、鉄道橋以外の跨道橋や架空電車線設備等、空頭制限がある構造物について同様の問題がある。
【0003】
車両側の対策として、車両に設けられる車幅車高検出警告装置が提案されている(特許文献2参照)。この装置は、車両に設けた撮像手段を用いて制限高さを示すゼブラ模様を検出し、通行不可能であると判断した場合に警告を発する。しかし、この装置は、車両への設置コストがかかるので普及が容易ではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-147971号公報
特開2004-114907号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記問題を解決するものであり、構造物への車両の接触を防止することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の接触防止システムは、構造物への車両の接触を防止するためのシステムであって、構造物より手前の検知地点においてその構造物へ進む車両が所定高さを超えていることを検知する検知部と、車両のETC車載器の車載器IDを読み取る受信部と、車載器ID及び情報を送信することによってその車載器IDを有するETC車載器にその情報を報知させる送信部と、前記検知部、受信部及び送信部に接続された制御部とを備え、前記所定高さを超えている車両が前記検知部によって検知された時、前記制御部は、前記受信部で読み取ったその車両のETC車載器の車載器ID及び注意喚起情報を前記送信部に送信させることを特徴とする。
【0007】
この接触防止システムにおいて、前記検知地点よりも前記構造物に近い第2地点においてその構造物へ進む車両のETC車載器の車載器IDを読み取る第2受信部と、車載器ID及び情報を送信することによってその車載器IDを有するETC車載器にその情報を報知させる第2送信部とをさらに備え、前記第2受信部及び第2送信部は、前記制御部に接続されており、前記送信部が注意喚起情報と共に送信した前記車載器IDと同じ車載器IDを前記第2受信部が受信したとき、前記制御部は、その車載器ID及び警告情報を前記第2送信部に送信させることが好ましい。
【0008】
この接触防止システムにおいて、前記第2地点において前記構造物へ進む車両が所定高さを超えていることを検知する第2検知部をさらに備え、前記第2検知部は、前記制御部に接続されており、前記所定高さを超えている車両が前記第2検知部によって検知された時、前記制御部は、前記第2受信部で読み取ったその車両のETC車載器の車載器ID及び警告情報を前記第2送信部に送信させることが好ましい。
【発明の効果】
【0009】
本発明の接触防止システムによれば、構造物より手前の検知地点において、所定高さを超えている車両が検知された時、その車両のETC車載器の車載器ID及び注意喚起情報を送信するので、所定高さを超えている車両のETC車載器に注意喚起情報を報知させることになり、構造物への車両の接触が防止される。有料道路を利用するためのETC車載器を用いて情報を報知するので、車両への新たなコスト負担が生じず、普及が容易である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は本発明の一実施形態に係る接触防止システムのブロック構成図である。
図2は同システムにおける検知部の配置を示す側面図である。
図3は同システムにおける検知部の検知範囲を示す正面図である。
図4は防護工の正面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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