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公開番号2024176166
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023094499
出願日2023-06-08
発明の名称情報処理装置およびプログラム
出願人Turing株式会社
代理人個人
主分類G08G 1/16 20060101AFI20241212BHJP(信号)
要約【課題】画像情報の内容をより直感的で分かりやすい態様で提示できる技術を提供する。
【解決手段】カメラ情報取得部80は、車両センサ10を構成するセンサのうち、特にカメラ(フロント,サイド,リア)で取得された画像情報を取得する。言語変換部81は、カメラ情報取得部80で取得された画像情報に基づいて、車両の移動に影響する可能性のある物標、事象、状況の変化を示す画像言語化情報を生成し、その画像言語化情報を出力する。出力制御部82は、テキスト情報または音声情報等を含む各種情報を、HMI20等に出力するための制御を実行する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
移動体の外界環境が撮像された画像に関する情報を取得する取得部と、
前記画像に基づいて、前記移動体の移動に影響し得る物標、事象、状況の少なくとも1つの変化を人が認識できる言語へ変換し出力する出力部と、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記出力部は、前記移動体に及ぼし得る影響度に応じて、前記言語の出力に関する優先度を決定する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記出力部は、前記変換の対象となる前記事象又は前記状況の変化が、現時刻から所定時間以内に前記移動体に及ぼし得る前記影響度が高いと予測される場合、前記優先度を高いと決定し、前記影響度が低いと予測される場合、前記優先度を低いと決定する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記出力部は、前記優先度が異なると決定された複数の前記事象または前記状況の変化が存在する場合、前記優先度に基づき前記言語として出力する、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記出力部は、前記優先度が同一の前記事象または前記状況の変化が複数存在する場合、前記同一の優先度の前記事象または前記状況の変化の順序については順序の制限を加えない、
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記出力部は、前記言語の出力に関して所定の字数制限が設定されている場合であって、かつ、出力される前記言語が設定されている当該字数制限を超えると判断される場合、前記優先度の低いものから順に、出力しない、
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記出力部は、設定されている前記字数制限を超えると判断された場合、前記優先度の低いもののうち、前記移動体に対する影響度が低いものから前記言語として出力しない、
請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記出力部は、前記変換の対象となる前記事象又は前記状況の変化に関して、プライバシー情報が含まれる場合、前記優先度を低いと決定する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記出力部は、前記移動体のユーザに対し、交通安全情報を出力する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記出力部は、所定の内容を前記言語として出力した場合に、一度出力した内容と類似する内容の出力を、所定期間出力することを制限する、
請求項1に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置プログラムに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
自動車の自動運転技術は、近年、注目される技術の1つである。ここで、自動車の自動運転を実現するためには、いわゆる画像認識技術も重要である。
例えば、特許文献1によれば、画像情報の認識結果を文章として出力し、直感的に捉えさせることが可能な技術が提案されている(特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-184798
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の特許文献1は、あくまでも汎用的な画像情報に対して文章を出力するものであり、また、出力する文章の内容も基本的にはルールベースでの文章の生成を想定した簡易的な内容のみが想定されている。
【0005】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、画像情報の内容をより直感的で分かりやすい態様で提示できる技術を提供することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の第1の側面は、
移動体の外界環境が撮像された画像に関する情報を取得する取得部と、
前記画像に基づいて、前記移動体の移動に影響し得る物標、事象、状況の少なくとも1つの変化を人が認識できる言語へ変換し出力する出力部と、
を備える情報処理装置である。
【0007】
また、第1の側面において、前記出力部は、前記移動体に及ぼし得る影響度に応じて、前記言語の出力に関する優先度を決定することができる。
【0008】
また、第1の側面において、前記出力部は、前記変換の対象となる前記事象又は前記状況の変化が、現時刻から所定時間以内に前記移動体に及ぼし得る前記影響度が高いと予測される場合、前記優先度を高いと決定し、前記影響度が低いと予測される場合、前記優先度を低いと決定することができる。
【0009】
また、第1の側面において、前記出力部は、前記優先度が異なると決定された複数の前記事象または前記状況の変化が存在する場合、前記優先度に基づき前記言語として出力することができる。
【0010】
また、第1の側面において、前記出力部は、前記優先度が同一の前記事象または前記状況の変化が複数存在する場合、前記同一の優先度の前記事象または前記状況の変化の順序については順序の制限を加えないことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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