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公開番号2025022643
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2023127415
出願日2023-08-03
発明の名称危険報知システム
出願人株式会社SUBARU
代理人個人
主分類G08G 1/16 20060101AFI20250206BHJP(信号)
要約【課題】警告音を発する前に、運転者が装着するイヤホンから高周波の音声を出力させることにより、運転者に危険を察知させる危険報知システムを提供する。
【解決手段】危険報知システム1は、車両側面の車幅方向および車長方向において、走行環境音の影響を受けにくい箇所に対称に設けられた収音マイク200と、少なくとも運転者が装着するイヤホン300と、収音マイク200において収音された車両周辺の高周波の音に相対変化があった場合に、相対変化があった方向のイヤホン300に高周波の音声を出力させる制御装置100と、危険を報知する報知装置500と、を備えている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
車両側面の車幅方向および車長方向において、走行環境音の影響を受けにくい箇所に対称に設けられた収音マイクと、
少なくとも運転者が装着するイヤホンと、
前記収音マイクにおいて収音された車両周辺の高周波の音に相対変化があった場合に、前記相対変化があった方向の前記イヤホンに高周波の音声を出力させる制御装置と、
危険を報知する報知装置と、
を備え、
前記制御装置は、前記報知装置の作動時までに、前記相対変化があった方向の前記イヤホンに高周波の音声を出力させることを特徴とする危険報知システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記収音マイクは、フロントドアの前辺における窓肩部とサイドシルとの中央部で、且つ車幅方向の最外側部の位置に2つ、リアドアあるいはフロントドア後方のガラス面後端部でありボディと接する位置に2つ設けられていることを特徴とする請求項1に記載の危険報知システム。
【請求項3】
前記イヤホンは、
側頭部から後頭部を包み込むように曲線状に延びる連結バンドと、
前記連結バンドの長手方向の両側に形成され、前記運転者の耳の前側あるいは後ろ側において、前記側頭部に対して突出する突出フレームと、
前記突出フレームの下部の内側面に設けられ、前記運転者の前記側頭部に密着されて音を伝達する骨伝導部と、
前記連結バンドに帯状に配置された準静電界発生部と、
前記運転者の右耳の前方に設けられた第1の制御部と、
前記運転者の左耳の前方に設けられた第2の制御部と、
前記運転者の前記後頭部に設けられた第3の制御部と、
外部環境情報を取得する外部環境情報取得部と、
取得した前記外部環境情報に基づいて、前記第1の制御部から前記第3の制御部の作動状態を制御するイヤホン制御部と、
を備えていることを特徴とする請求項2に記載の危険報知システム。
【請求項4】
前記イヤホン制御部は、取得した前記外部環境情報に基づいて、危険発生の可能性を察知し、前記第1の制御部から前記第3の制御部の作動状態を制御して、危険が発生する方向に準静電界の発生を変化させることを特徴とする請求項3に記載の危険報知システム。
【請求項5】
車両側面の車幅方向および車長方向において、走行環境音の影響を受けにくい箇所に対称に設けられた収音マイクと、少なくとも運転者が装着するイヤホンと、前記収音マイクにおいて収音された車両周辺の高周波の音に相対変化があった場合に、前記相対変化があった方向の前記イヤホンに高周波の音声を出力させる制御装置と、危険を報知する報知装置と、を備える危険報知システムであって、
前記制御装置は、
前記1つまたは複数のプロセッサと、1つまたは複数のメモリと、
を備え、
前記1つまたは複数のプロセッサは、
前記収音マイクにおいて収音された車両周辺の高周波の音に相対変化があった場合に、前記相対変化があった方向の前記イヤホンに高周波の音声を出力させる制御部と、
を含み、
前記制御部は、前記報知装置の作動時までに、前記相対変化があった方向の前記イヤホンに高周波の音声を出力させることを特徴とする危険報知システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、危険報知システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、車両自体が車両周囲の情報を把握し、運転者に代わって車両を制御するADAS(Advanced DriverAssistance Systems)機能を備えた車両が実用化されている。
【0003】
例えば、この種の技術として、車両に配設されたカメラやミリ波レーダ等から取得した情報に基づいて、車両周辺を走行する車両等との接触の危険性を検出したときに、警告音を発して、運転者に対して危険を報知する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-282760号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、運転者に対して、突然警告音等を発するため、運転者は、何に対する警告であるかを咄嗟には認識することができないという課題があった。
【0006】
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであって、危険を報知する前に、運転者が装着するイヤホンから高周波の音声を出力させることにより、運転者に危険を察知させる危険報知システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
形態1;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、車両側面の車幅方向および車長方向において、走行環境音の影響を受けにくい箇所に対称に設けられた収音マイクと、少なくとも運転者が装着するイヤホンと、前記収音マイクにおいて収音された車両周辺の高周波の音に相対変化があった場合に、前記相対変化があった方向の前記イヤホンに高周波の音声を出力させる制御装置と、危険を報知する報知装置と、を備え、前記制御装置は、前記報知装置の作動時までに、前記相対変化があった方向の前記イヤホンに高周波の音声を出力させることを特徴とする危険報知システムを提案している。
【0008】
形態5;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、車両側面の車幅方向および車長方向において、走行環境音の影響を受けにくい箇所に対称に設けられた収音マイクと、少なくとも運転者が装着するイヤホンと、前記収音マイクにおいて収音された車両周辺の高周波の音に相対変化があった場合に、前記相対変化があった方向の前記イヤホンに高周波の音声を出力させる制御装置と、危険を報知する報知装置と、を備える危険報知システムであって、前記制御装置は、前記1つまたは複数のプロセッサと、1つまたは複数のメモリと、を備え、前記1つまたは複数のプロセッサは、前記収音マイクにおいて収音された車両周辺の高周波の音に相対変化があった場合に、前記相対変化があった方向の前記イヤホンに高周波の音声を出力させる制御部と、を含み、前記制御部は、前記報知装置の作動時までに、前記相対変化があった方向の前記イヤホンに高周波の音声を出力させることを特徴とする危険報知システムを提案している。
【発明の効果】
【0009】
本発明の1またはそれ以上の実施形態によれば、危険を報知する前に、運転者が装着するイヤホンから高周波の音声を出力することにより、運転者に危険を察知させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1の実施形態に係る危険報知システムの構成を示す図である。
本発明の第1の実施形態に係る収音マイクの設置位置を示す図である。
本発明の第1の実施形態に係るイヤホンの構成を示す図である。
本発明の第1の実施形態に係る制御装置の構成を示す図である。
本発明の第1の実施形態に係る車両制御装置の処理フローを示す図である。
本発明の第2の実施形態に係る危険報知システムの構成を示す図である。
本発明の第2の実施形態に係るイヤホンの構成を示す図である。
本発明の第2の実施形態に係るイヤホンの構造を示す図である。
本発明の第2の実施形態に係るイヤホンの構成を示す図である。
本発明の第2の実施形態に係るイヤホンの動作モードを示す図である。
本発明の第2の実施形態に係るイヤホンの動作モードを示す図である。
本発明の第2の実施形態に係るイヤホンの処理フローを示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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