特許ウォッチ

公開番号2025032479
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-12
出願番号2023137760
出願日2023-08-28
発明の名称太陽光発電管理装置
出願人合同会社ORIC-LAB
代理人
主分類G08B 13/22 20060101AFI20250305BHJP(信号)
要約【課題】夜間、太陽光発電装置設置場所での監視カメラは、盗難者の発見を見過したり、遅れたりで盗難防止効果は不十分である。
【解決手段】夜間、太陽光発電装置設置場所での盗難者の発見を確実で速やかに行ない盗難を減らすために、太陽光発電パネルに照明を当て、発生する一定発電量を計測し、一定発電量未満の減少があったとき、速やかに電線ケーブル切断など人の侵入を予測し、赤色灯や警報装置を稼働させ、警備会社が出動することにより、盗難者を確保でき盗難を防げる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
太陽光発電管理装置において、太陽光発電パネルと、前記パネルに光を照射されるような向きに設置された照明装置を備える。
続きを表示（約 230 文字）【請求項２】
太陽光発電パネルによって発生した発電量や発電量変化などを常時計測できるデータ計測装置を備える。
【請求項３】
前記データ計測装置のデータを遠隔地で常時監視できる通信手段と装置を備える。
【請求項４】
前記データ計測装置において、発電量の下限値が設定でき、下限値未満の発電量になったとき、即座に警告表示や信号を発すると同時に太陽光発電管理装置の設置場所である赤色灯の点灯や警報装置の稼働をさせる装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、太陽光発電装置の電線ケーブルや太陽光発電パネルの盗難を減らし、盗難抑止効果の高い装置に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
地面に設置する太陽光発電装置は、大規模になると人里離れた土地に設置する
ので人目につきにくく、監視が不十分である。特に夜間は発電せずに電流が流れていないので、電線ケーブルが切断され、太陽光発電パネルや電線ケーブルが持ち去られるなどの盗難被害にあうことがある。そこで、監視カメラなど防犯対策を講じている。
【０００３】
しかしながら、監視カメラは夜間ということもあり盗難者の発見を見過ごしたり、遅れたりで盗難防止効果は不十分である。もし盗難に遭えば、装置（資産）の損失だけでなく発電量の損失という二重の被害を被ることになり、投資回収期間が著しく延びることになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２００５－２１７６７８号公報
【非特許文献】
【０００５】
環境ビジネス「太陽光発電所で相次ぐ盗難被害の現状と対策」２０１９年インターネット記事
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
本発明は、盗難者の発見を確実で速やかに行なうために、盗難者が太陽光発電装置設置エリアに侵入してから、早い段階で必ず行なう行動であろう電線ケーブル切断という行為を判別信号として盗難者有りと予測し、警告表示や信号を発することで、監視している管理会社や警備会社が即座に把握し、警備会社は速やかに発電装置設置場所に出動でき、盗難者を確保することにより盗難を防ぐことができる。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、盗難者の発見を確実で速やかに行なえ、盗難を減らせる。また、
この盗難者が確実に確保できる装置が広まることにより、盗難抑止効果が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本発明の実施形態に係る太陽光発電管理装置の概要を示すブロック図である。
本発明の実施形態に係る太陽光発電管理装置における照明装置の概観を示す図である。
本発明の実施形態に係る太陽光発電管理装置における照明装置の概観を示す図である（図２と別形態）。
実施形態に係るフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、図面を参照しつつ詳細を説明する。
【実施例】
【００１０】
図１は、本発明の実施形態に係る太陽光発電管理装置の概要を示すブロック図である。照明装置（１）により、複数の太陽光発電パネル（２）から発生した電気は集電装置（３）で集められ、一部蓄電池（４）を通り充放電して、パワーコンディショナー（５）で直流から交流に変換され、表示装置（６）によって発電量などが確認できる。また、そのデータはデータ計測装置（７）により計測する。管理者や警備会社（８）は遠隔地で監視。データ計測装置（７）のデータによって赤色灯（１０）と警報装置（１１）は稼働する。発生した交流電気は送電線（９）へ流れる。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許