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公開番号2025037329
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-18
出願番号2023144191
出願日2023-09-06
発明の名称忘れ物検出装置
出願人個人
代理人個人
主分類G08B 21/24 20060101AFI20250311BHJP(信号)
要約【課題】忘れ物検出装置により、被服用ハンガーに掛けられた被服の中に入れられたままの忘れ物を検出してユーザに通知することを可能とする。
【解決手段】忘れ物検出装置は、被服用ハンガーと端末装置とを有し、被服用ハンガーは、被服の重さを検出して被服の登録のための重さを端末装置に送信する質量登録部と、被服が掛けられたときに被服の重さを検出して端末装置に送信する質量検出部とを備え、端末装置は、被服用ハンガーから登録のための被服の重さを取得して記憶する質量情報取得部と、被服用ハンガーの質量検出部から被服の重さを取得し、質量情報取得部にて登録した被服の重さと比較して忘れ物があるか否かを判定する質量判定部と、質量判定部において忘れ物があると判定したときにユーザに対して通知する通知部とを備える。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
被服用ハンガーと端末装置とを有し、
前記被服用ハンガーは、被服の重さを検出して該被服の登録のための重さを前記端末装置に送信する質量登録部と、
被服が掛けられたときに該被服の重さを検出して前記端末装置に送信する質量検出部とを備え、
前記端末装置は、前記被服用ハンガーから登録のための被服の重さを取得して記憶する質量情報取得部と、
前記被服用ハンガーの質量検出部から被服の重さを取得し、前記質量情報取得部にて登録した被服の重さと比較して忘れ物があるか否かを判定する質量判定部と、
前記質量判定部において忘れ物があると判定したときにユーザに対して通知する通知部とを備えた忘れ物検出装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
被服用ハンガーと端末装置とを有し、
前記被服用ハンガーは、被服の重さを登録するためのボタンを有し、該ボタンが押下されたことを検出するボタン押下検出部と、
前記ボタン押下検出部で前記ボタンが押下されたことを検出した際に、前記被服の重さを検出して該被服の登録のための重さを前記端末装置に送信する質量登録部と、
被服が掛けられたときに該被服の重さを検出して前記端末装置に送信する質量検出部とを備え、
前記端末装置は、前記被服用ハンガーから登録のための被服の重さを取得して記憶する質量情報取得部と、
前記被服用ハンガーの質量検出部から被服の重さを取得し、前記質量情報取得部にて登録した被服の重さと比較して忘れ物があるか否かを判定する質量判定部と、
前記質量判定部において忘れ物があると判定したときにユーザに対して通知する通知部とを備えた忘れ物検出装置。
【請求項3】
被服用ハンガーと端末装置とを有し、
前記被服用ハンガーは、被服の重さを検出して該被服の登録のための重さを前記端末装置に送信する質量登録部と、
被服が掛けられたときに該被服の重さを検出して前記端末装置に送信する質量検出部とを備え、
前記端末装置は、前記被服用ハンガーから登録のための被服の重さを取得して記憶する質量情報取得部と、
前記被服用ハンガーの質量検出部から被服の重さを取得してこれをW1とし、前記質量情報取得部にて登録した被服の重さをW0とし、さらに、誤差許容のための閾値tと、被服に入れられることが想定される物の重さの閾値Tを用いて、W1がW0+tより大きく、かつ、W0+T以下であるときに忘れ物があると判定する質量判定部と、
前記質量判定部において忘れ物があると判定したときにユーザに対して通知する通知部とを備えた忘れ物検出装置。
【請求項4】
被服用ハンガーと端末装置とを有し、
前記被服用ハンガーは、被服の重さを登録するためのボタンを有し、該ボタンが押下されたことを検出するボタン押下検出部と、
前記ボタン押下検出部で前記ボタンが押下されたことを検出した際に、前記被服の重さを検出して該被服の登録のための重さを前記端末装置に送信する質量登録部と、
被服が掛けられたときに該被服の重さを検出して前記端末装置に送信する質量検出部とを備え、
前記端末装置は、前記被服用ハンガーから登録のための被服の重さを取得して記憶する質量情報取得部と、
前記被服用ハンガーの質量検出部から被服の重さを取得してこれをW1とし、前記質量情報取得部にて登録した被服の重さをW0とし、さらに、誤差許容のための閾値tと、被服に入れられることが想定される物の重さの閾値Tを用いて、W1がW0+tより大きく、かつ、W0+T以下であるときに忘れ物があると判定する質量判定部と、
前記質量判定部において忘れ物があると判定したときにユーザに対して通知する通知部とを備えた忘れ物検出装置。
【請求項5】
前記質量情報取得部は、前記被服用ハンガーから登録のための被服の重さを取得して記憶する際に、前記閾値t及び前記閾値Tの確認をユーザに促し、予め定められた前記閾値t及び前記閾値Tをユーザが修正して登録することが可能である請求項3又は請求項4に記載の忘れ物検出装置。
【請求項6】
複数の被服用ハンガーと一又は複数の端末装置とを有し、
前記被服用ハンガーは、被服の重さを検出して該被服の登録のための重さと該被服用ハンガーのIDを前記端末装置に送信する質量登録部と、
被服が掛けられたときに該被服の重さを検出して前記端末装置に送信する質量検出部とを備え、
前記端末装置は、前記被服用ハンガーから登録のための被服の重さと前記被服用ハンガーのIDを取得して記憶する質量情報取得部と、
前記被服用ハンガーの質量検出部から被服の重さと前記被服用ハンガーのIDを取得し、前記質量情報取得部にて登録した前記被服用ハンガーのIDに対応する被服の重さと比較して忘れ物があるか否かを判定する質量判定部と、
前記質量判定部において忘れ物があると判定したときにユーザに対して通知する通知部とを備えた忘れ物検出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、被服用ハンガーを用いた忘れ物検出装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
日常生活において、外から室内に入室した際などに着ていた上着をハンガーに掛けることが多いが、上着に財布や鍵などの貴重品を入れたままにしておき、後になってそれを失念して大慌てで探すことなどがある。
【0003】
対象の物が室内にあるにもかかわらず、詳細な位置が特定できずにこれを捜索することは、時間の無駄である。そこで、忘れ物防止のために、無線通信などを用いて、忘れ物を検出し利用者に通知するような装置が開発されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-004196
特開2009-237994
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1は、利用者が所持すべき物品を予め登録しておき、利用者の外出時に、利用者が外出したことと部屋に残っている物品のID情報とから、無線通信によって利用者の忘れ物を検知して通知する技術について開示されている。
【0006】
特許文献2は、自動車のドライバーが客先を訪問する際に、携行品の置き忘れがないか無線ICタグを用いて検出する技術について開示されている。
【0007】
特許文献1及び特許文献2は、忘れ物を防止する一つの方法であるが、財布、カード入れ、キーケースなどの貴重品は上着のポケットに入れることが多く、脱いだ上着に入れたまま行方が分からなくなって家中を捜索することがよくある。また、部屋の中で無線通信により貴重品の存否を確認する場合、その貴重品が部屋の中にあることは分かっても、詳細な位置までは特定できない。このような貴重品の捜索にかかる無駄な時間を省略し、かつ、貴重品を入れっぱなしにして被服を掛けてしまうことの多いハンガーに忘れ物の検出機能があると、忘れ物防止に大いに役立つと見込まれる。
【0008】
本開示は、このような課題を解決するためになされたもので、貴重品を入れっぱなしにして被服を掛けてしまうことの多いハンガーに忘れ物検出機能を備えさせ、利用者に貴重品が被服に入れたままであることを通知する忘れ物検出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、本開示に係る忘れ物検出装置は、被服用ハンガーと端末装置とを有し、被服用ハンガーは、被服の重さを検出して被服の登録のための重さを端末装置に送信する質量登録部と、被服が掛けられたときに被服の重さを検出して端末装置に送信する質量検出部とを備え、端末装置は、被服用ハンガーから登録のための被服の重さを取得して記憶する質量情報取得部と、被服用ハンガーの質量検出部から被服の重さを取得し、質量情報取得部にて登録した被服の重さと比較して忘れ物があるか否かを判定する質量判定部と、質量判定部において忘れ物があると判定したときにユーザに対して通知する通知部とを備える。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、被服用ハンガーに重さの検出機能を備えて利用者に通知することで、ハンガーに掛けた被服に物が入ったままであることを通知し、貴重品の忘れ物防止に役立てることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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