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公開番号2025044373
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-02
出願番号2023151903
出願日2023-09-20
発明の名称監視システム
出願人ホーチキ株式会社
代理人個人,個人
主分類G08B 25/04 20060101AFI20250326BHJP(信号)
要約【課題】 車両内の園児などの監視対象者の置き去り防止する監視システムを提供する。
【解決手段】 監視システム10は、車両内の監視対象者の置き去りを防止する。監視システム10は、監視対象者により携行され監視対象者を識別可能な識別情報が記憶された識別タグ300との通信により、識別タグの識別情報を読み取り、所定条件が満たされる場合に読み取った識別情報に降車を示す降車情報を関連付けて記憶部104に記憶する読取装置100と、降車情報が関連付けられていない識別情報と降車情報が関連付けられた識別情報とに基づいて、車両に乗車したが車両から降車していない監視対象者を検出する処理部2012と、を有する監視システム。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両内の監視対象者の置き去りを防止する監視システムであって、
前記監視対象者により携行され前記監視対象者を識別可能な識別情報が記憶された識別タグとの通信により、前記識別情報を読み取り、所定条件が満たされる場合に読み取った前記識別情報に降車を示す降車情報を関連付けて記憶部に記憶する読取装置と、
前記降車情報が関連付けられていない前記識別情報と前記降車情報が関連付けられた前記識別情報とに基づいて、前記車両に乗車したが前記車両から降車していない前記監視対象者を検出する処理部と、を有する監視システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記読取装置は、無線通信機能を有し、
前記読取装置は、前記無線通信機能により、前記識別タグと通信を行う、請求項1に記載の監視システム。
【請求項3】
前記読取装置は、
前記車両の出入口の近傍に配置され、
前記監視対象者が前記出入口を通過するときに、前記識別タグと通信を行う、請求項1に記載の監視システム。
【請求項4】
前記読取装置は、前記車両を走行させるための動力源の停止時に読み取った前記識別情報に前記降車情報を関連付ける、請求項1に記載の監視システム。
【請求項5】
前記車両の運転手の前記車両への所定操作に応じて、モードを降車モードに設定する設定部を更に有し、
前記読取装置は、前記識別タグとの通信により、前記降車モードにおいて読み取った前記識別情報に前記降車情報を関連付ける、請求項1に記載の監視システム。
【請求項6】
前記車両の出入口には、前記監視対象者の前記車両への乗車時と前記車両からの降車時とで開方向が異なるゲートが設けられており、
前記読取装置は、前記ゲートが降車時の開方向に動作するときに読み取った前記識別情報に前記降車情報を関連付ける、請求項1に記載の監視システム。
【請求項7】
前記車両の出入口には、物体を感知する感知センサが設けられており、
前記読取装置は、前記感知センサによる感知結果に基づいて前記監視対象者の降車動作を検知し、読み取った前記識別情報に前記降車情報を関連付ける、請求項1に記載の監視システム。
【請求項8】
前記車両の位置情報を取得するGPSセンサを更に有し、
前記読取装置は、前記GPSセンサにより取得された前記車両の位置情報が所定の駐車場であると判定したときに読み取った前記識別情報に前記降車情報を関連付ける、請求項1に記載の監視システム。
【請求項9】
前記車両の位置情報を取得するGPSセンサを更に有し、
前記読取装置は、前記GPSセンサにより取得された前記車両の位置情報が所定の駐車場であると判定し、かつ前記車両を走行させるための動力源が停止したときに読み取った前記識別情報に前記降車情報を関連付ける、請求項1に記載の監視システム。
【請求項10】
前記車両の出入口の扉が閉じたとき、
前記読取装置は、前記降車情報が関連付けられていない前記識別情報と前記降車情報が関連付けられた前記識別情報とを前記処理部に送信する、請求項5に記載の監視システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、監視システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、保育園や幼稚園の登園バスに園児が取り残される問題が発生している。特許文献1には、当該問題の対策として、運転手が園児全員を登園バスから降車させた後、運転手が車内状況を確認したことを示す確認ボタンを押すまで警報を継続する警報システムが開示されている。特許文献2には、座席の荷重を検出することで乗車を確認し、乗車人数をカウント、表示する乗車、降車確認装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7300782号
特開2023-59781号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、確認ボタンは形骸化するおそれがある。また、座席の荷重検出は、園児が登園バスに乗車していても座席上にいない場合には登園バスから降りたものと判定してしまう。
【0005】
本発明は、車両内の園児などの監視対象者の置き去りを防止する監視システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の監視システムは、車両内の監視対象者の置き去りを防止する監視システムであって、前記監視対象者により携行され前記監視対象者を識別可能な識別情報が記憶された識別タグとの通信により、前記識別情報を読み取り、所定条件が満たされる場合に読み取った前記識別情報に降車を示す降車情報を関連付けて記憶部に記憶する読取装置と、前記降車情報が関連付けられていない前記識別情報と前記降車情報が関連付けられた前記識別情報とに基づいて、前記車両に乗車したが前記車両から降車していない前記監視対象者を検出する処理部と、を有する。
【0007】
このような態様によれば、降車情報が関連付けられていない識別情報と降車情報が関連付けられた識別情報とに基づいて、「車両に乗車したが車両から降車していない監視対象者」が存在する場合に、該監視対象者を検出することができ、監視対象者の置き去りを防止することができる。
【0008】
上記監視システムにおいて、前記読取装置は、無線通信機能を有し、前記読取装置は、前記無線通信機能により、前記識別タグと通信を行ってもよい。
【0009】
このような態様によれば、識別情報の読み取りに、監視対象者の特別な操作(例えばタッチ動作など)を必要としない。監視対象者の動作に左右されることなく、識別情報を取得可能となり、「車両に乗車したが車両から降車していない監視対象者」が存在する場合に、その監視対象者をより正確に検出することができるようになる。
【0010】
上記監視システムにおいて、前記読取装置は、前記車両の出入口の近傍に配置され、前記監視対象者が前記出入口を通過するときに、前記識別タグと通信を行ってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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