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公開番号2025042460
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-27
出願番号2023149491
出願日2023-09-14
発明の名称運転支援装置
出願人株式会社デンソー
代理人個人,個人,個人
主分類G08G 1/16 20060101AFI20250319BHJP(信号)
要約【課題】運転者の危険に対する認知状態を正しく把握して、運転者に対する適切な運転支援を可能とする運転支援装置を提供する。
【解決手段】車両の運転者に対する運転支援を行う運転支援装置であって、運転中の運転者動作を検出する運転者動作センサ部110と、車両の走行環境を検出する走行環境センサ部120と、運転者動作と、走行環境との関係から、運転者の走行環境に対する認知状態を推定する認知状態推定部131と、推定された認知状態に応じて、運転支援用の支援情報の内容を変更して運転者に対して出力部140から出力処理する、あるいは/および車両の自動運転機能を制御する車両制御部150への指示内容を変更して出力する処理部132と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両の運転者に対する運転支援を行う運転支援装置であって、
運転中の運転者動作を検出する運転者動作センサ部(110)と、
前記車両の走行環境を検出する走行環境センサ部(120)と、
前記運転者動作と、前記走行環境との関係から、前記運転者の前記走行環境に対する認知状態を推定する認知状態推定部(131)と、
推定された前記認知状態に応じて、運転支援用の支援情報の内容を変更して前記運転者に対して出力部(140)から出力処理する、あるいは/および前記車両の自動運転機能を制御する車両制御部(150)への指示内容を変更して出力する処理部(132)と、を備える運転支援装置。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記認知状態推定部は、前記運転者動作のうち、前記走行環境における所定の事象に対する前記運転者の反応をもって、前記認知状態を推定する請求項1に記載の運転支援装置。
【請求項3】
前記認知状態推定部は、前記運転者の反応が、予測される前記所定の事象の発生よりも所定時間前にあると、前記運転者の反応ありと判定する請求項2に記載の運転支援装置。
【請求項4】
前記所定の事象の発生がなかった場合に、前記処理部は、前記出力部に対して、前記支援情報として、次回に備えたアドバイス用の情報を出力させる請求項2に記載の運転支援装置。
【請求項5】
前記処理部は、前記出力部に対して、前記所定の事象の発生を前記運転者に疑似体験させるためのシート振動と、路上に前記所定の事象を示すマーク表示を行う請求項2に記載の運転支援装置。
【請求項6】
前記処理部は、前記支援情報として、前記出力部において音声による出力をする場合に、大規模言語モデルを使用する請求項1に記載の運転支援装置。
【請求項7】
前記処理部は、前記車両のイグにションスイッチがオンされたときに、前記出力部に運転指導員を示すキャラクタ画像を表示する請求項1に記載の運転支援装置。
【請求項8】
前記処理部は、前記認知状態の評価結果に関する情報を、車外に設けられた報知部によって、車外報知する請求項1に記載の運転支援装置。
【請求項9】
前記処理部は、横断歩道の歩行者が存在する場合に、前記車外報知する請求項8に記載の運転支援装置。
【請求項10】
前記処理部は、前記歩行者がいる場合で、前記歩行者を事前に予測した運転ができていると判定した場合に、前記車外報知する請求項9に記載の運転支援装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、運転支援装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
運転支援装置として、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1の運転支援装置(車両用警報装置)では、自車両と警報対象物との衝突可能性を警報音によって運転者に注意喚起するようになっている。ここでは、脇見程度判断手段によって運転者の脇見の程度を判断し、判断された脇見の程度が増加すると、運転者に対する警報音の出力タイミングが早められるようになっている。尚、脇見の程度は、例えば、カメラによって検出される運転者の視線方向に基づいて判断される。
【0003】
更に、警報音が出力された後に、ブレーキの踏み込み速度が所定値を超えると、警報音の出力タイミングが早められるように修正設定される。
【0004】
これにより、運転者の脇見運転に起因した急ブレーキ、または警報対象物への過剰接近を適切に防止することができるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第4534789号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記の特許文献1では、単に、カメラを用いて、視線方向から運転者の脇見の程度を判断するので、運転者は警報対象物を認識していたにも関わらず、警報を受ける可能性があり、このような場合であると、運転者は煩わしさを感じる。
【0007】
本開示の目的は、運転者の危険に対する認知状態を正しく把握して、運転者に対する適切な運転支援を可能とする運転支援装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
【0009】
本開示では、車両の運転者に対する運転支援を行う運転支援装置であって、
運転中の運転者動作を検出する運転者動作センサ部(110)と、
車両の走行環境を検出する走行環境センサ部(120)と、
運転者動作と、走行環境との関係から、運転者の走行環境に対する認知状態を推定する認知状態推定部(131)と、
推定された認知状態に応じて、運転支援用の支援情報の内容を変更して運転者に対して出力部(140)から出力処理する、あるいは/および車両の自動運転機能を制御する車両制御部(150)への指示内容を変更して出力する処理部(132)と、を備える。
【0010】
本開示によれば、認知状態推定部は、運転者動作と走行環境との関係から運転者の走行環境に対する認知状態(危険や障害物に対する認識レベル)を推定するので、正確な認知状態を推定することができる。そして、処理部は、推定された認知状態に応じて、運転支援用の支援情報の内容を変更して運転者に出力処理をする、あるいは/および車両制御部への指示内容を変更するので、運転者に対して適切な運転支援を行うことが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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