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公開番号
2025069570
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-01
出願番号
2023179371
出願日
2023-10-18
発明の名称
駆動装置
出願人
株式会社デンソー
代理人
弁理士法人服部国際特許事務所
主分類
H02K
11/33 20160101AFI20250423BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】高効率に放熱可能な駆動装置を提供する。
【解決手段】駆動装置10は、モータ部20と、回路部30と、ハウジング40と、を備える。回路部30は、モータ巻線21の通電制御に係る電子部品32が実装されており、モータ部20を軸方向に投影したモータ領域よりも外側まで延びて形成されている回路基板31を有する。ハウジング40は、モータ部20を収容するモータハウジング部411と回路部30を収容する回路ハウジング部412とが一体に形成されているハウジング本体41、および、回路ハウジング部412側の開口を塞ぐカバー61を有し、ハウジング本体41およびカバー61の少なくとも一方にて回路部30の熱を受熱可能である。ハウジング40は、放熱部65を有し、放熱部65には、回路基板31の外縁を取り囲んで形成されている周壁部55に突出して形成されている放熱フィン56が含まれる。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
モータ巻線(21)が巻回されるステータ(22)、前記モータ巻線への通電により回転するロータ(23)、および、前記ロータと一体に回転するシャフト(25)を有するモータ部(20)と、
前記モータ巻線の通電制御に係る電子部品(32)が実装されており、前記モータ部を軸方向に投影したモータ領域よりも外側まで延びて形成されている回路基板(31)を有する回路部(30)と、
前記モータ部を収容するモータハウジング部(411、421)と前記回路部を収容する回路ハウジング部(412、422)とが一体に形成されているハウジング本体(41、42)、および、前記回路ハウジング部側の開口を塞ぐカバー(61、71)を有し、前記ハウジング本体および前記カバーの少なくとも一方にて前記回路部の熱を受熱可能であるハウジング(40)と、
を備え、
前記ハウジングは、放熱部(65)を有し、
前記放熱部には、前記回路基板の外縁を取り囲んで形成されている周壁部(55、73)に突出して形成される周壁放熱部(56、57、58、74、75)が含まれる駆動装置。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記ハウジング本体および前記カバーの少なくとも一方において、前記回路基板と対向する面である基板対向面(455、611、721)には、放熱を要する前記電子部品(321、325)が実装される箇所に受熱凸部(456、612、722)が形成されている請求項1に記載の駆動装置。
【請求項3】
前記放熱部には、前記回路基板の実装面(311、312)と平行な外側面(515、615)に突出して形成される平行面放熱部(59、62、63)が含まれる請求項1または2に記載の駆動装置。
【請求項4】
前記ハウジング本体は、前記モータ部を径方向内側に収容する筒部(43)を有し、
前記放熱部には、前記筒部の径方向外側に突出して形成されるモータ放熱部(435)が含まれる請求項1または2記載の駆動装置。
【請求項5】
前記電子部品には、前記モータ巻線の通電切替に係るスイッチング素子(321)が含まれ、
前記スイッチング素子の少なくとも一部は、前記モータ領域の外側である延出領域に配置されている請求項1または2に記載の駆動装置。
【請求項6】
外部に露出した状態にて車両(90)に搭載され、
前記回路ハウジング部に設けられている前記放熱部は、直線状に複数形成されており、前記車両の走行により生じる冷却風の方向に沿うように配列されている請求項1または2に記載の駆動装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、モータ本体を制御する制御基板を備えた機電一体型のモータが知られている。例えば特許文献1では、ヒートシンクは、ホルダ本体および突出部を有するベアリングホルダと、伝熱部材と、から構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-44984号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、放熱面の表面積が比較的小さく、空気中への放熱が限定的である。
【0005】
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、高効率に放熱可能な駆動装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の駆動装置は、モータ部(20)と、回路部(30)と、ハウジング(40)と、を備える。モータ部は、モータ巻線(21)が巻回されるステータ(22)、モータ巻線への通電により回転するロータ(23)、ロータと一体に回転するシャフト(25)
を有する。回路部は、モータ巻線の通電制御に係る電子部品(32)が実装されており、モータ部を軸方向に投影したモータ領域よりも外側まで延びて形成されている回路基板(31)を有する。
【0007】
ハウジングは、モータ部を収容するモータハウジング部(411、421)と回路部を収容する回路ハウジング部(412、422)とが一体に形成されているハウジング本体(41、42)、および、回路ハウジング部側の開口を塞ぐカバー(61、71)を有し、ハウジング本体およびカバーの少なくとも一方にて回路部の熱を受熱可能である。ハウジングは、放熱部(65)を有し、放熱部には、回路基板の外縁を取り囲んで形成されている周壁部(55、73)に突出して形成される周壁放熱部(56、57、58、74、75)が含まれる。これにより、放熱効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態による駆動装置が適用される電動バイクを示す模式図である。
第1実施形態による駆動装置の断面図である。
第1実施形態による駆動装置の側面図である。
図3のIV方向矢視図である。
図3のV方向矢視図である。
第2実施形態による駆動装置の側面図である。
図6のVII方向矢視図である。
図6のVIII方向矢視図である。
図8のIX-IX線断面図である。
第3実施形態による駆動装置が適用される電動バイクを示す模式図である。
第3実施形態による駆動装置の側面図である。
図11のXII方向矢視図である。
図11のXIII方向矢視図である。
図11のXIV方向矢視図である。
図14のXV-XV線断面図である。
第4実施形態による駆動装置の側面図である。
図16のXVII方向矢視図である。
図16のXVIII方向矢視図である。
図16のXIX方向矢視図である。
図19のXX-XX線断面図である。
第5実施形態による駆動装置の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明による駆動装置を図面に基づいて説明する。以下、複数の実施形態において、実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
【0010】
(第1実施形態)
第1実施形態を図1~図5に示す。図1に示すように、駆動装置10は、例えば電動バイク90に適用される。電動バイク90には、例えば48[V]の主機バッテリ96、例えば12[V]の補機バッテリ97、および、駆動装置10等が設けられている。駆動装置10は、主機バッテリ96と接続され、主機バッテリ96の電力により駆動される。図1では、駆動装置10は、電動バイク90の後輪92側に設けられているが、駆動装置10を前輪91側に設けてもよいし、前輪91および後輪92に設けてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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