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公開番号
2025083647
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-02
出願番号
2023197140
出願日
2023-11-21
発明の名称
表示装置
出願人
株式会社デンソーテン
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
G02F
1/1333 20060101AFI20250526BHJP(光学)
要約
【課題】液晶表示パネルとカバーパネルとを適切に貼り合わせることが可能な技術を提供する。
【解決手段】表示装置が、液晶表示パネルと、前記液晶表示パネルの表示面側に配置される透明な光学材料と、前記光学材料を挟み前記液晶表示パネルとの距離が近づく方向に加圧されて前記液晶表示パネルと貼り合わせられるカバーパネルと、少なくとも一部が、前記液晶表示パネルに対して、前記カバーパネルとは反対側に配置される構造材と、前記液晶表示パネルにおける表示面とは反対側の背面と前記構造材の前記液晶表示パネル側の取付面とを接続する第一弾性材と、前記液晶表示パネルと前記構造材との間に配置され、前記第一弾性材よりも弾性率が大きく、前記カバーパネルの加圧方向における厚さが前記第一弾性材よりも薄い第二弾性材とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
液晶表示パネルと、
前記液晶表示パネルの表示面側に配置される透明な光学材料と、
前記光学材料を挟み前記液晶表示パネルとの距離が近づく方向に加圧されて前記液晶表示パネルと貼り合わせられるカバーパネルと、
少なくとも一部が、前記液晶表示パネルに対して、前記カバーパネルとは反対側に配置される構造材と、
前記液晶表示パネルにおける表示面とは反対側の背面と前記構造材の前記液晶表示パネル側の取付面とを接続する第一弾性材と、
前記液晶表示パネルと前記構造材との間に配置され、前記第一弾性材よりも弾性率が大きく、前記カバーパネルの加圧方向における厚さが前記第一弾性材よりも薄い第二弾性材と、
を備える表示装置。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記第一弾性材と前記第二弾性材とが、前記液晶表示パネルの背面又は前記構造材の取付面において、前記液晶表示パネルの外縁に沿って交互に配置されている請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記液晶表示パネルと前記構造材との間に配置され、前記第一弾性材よりも弾性率が大きく前記カバーパネルの加圧方向における厚さが前記第一弾性材よりも薄く、且つ前記第二弾性材よりも弾性率が小さく前記カバーパネルの加圧方向における厚さが前記第二弾性材よりも厚い第三弾性材を更に備えた請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記弾性率及び前記厚さの少なくとも一方が異なる複数の前記第三弾性材を備えた請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
液晶表示パネルと、
前記液晶表示パネルの表示面側に配置される透明な光学材料と、
前記光学材料を挟み前記液晶表示パネルとの距離が近づく方向に加圧されて前記液晶表示パネルと貼り合わせられるカバーパネルと、
少なくとも一部が、前記液晶表示パネルに対して、前記カバーパネルとは反対側に配置される構造材と、
前記液晶表示パネルと前記構造材との間で、前記カバーパネルの加圧方向に重ねて設けられた、弾性率が異なる複数の弾性材と、
を備える表示装置。
【請求項6】
前記複数の弾性材が、
前記液晶表示パネルと前記構造材との間に配置される第一弾性材と、
前記カバーパネルの加圧方向において、前記液晶表示パネルと前記構造材との間で、前記第一弾性材と重ねて配置され、前記第一弾性材よりも弾性率が大きい第二弾性材と、
を備える請求項5に記載の表示装置。
【請求項7】
前記液晶表示パネルに対する前記第一弾性材の弾性力が、貼り合わせ時の加圧力より小さくなるように構成されている請求項1~4、6の何れか1項に記載の表示装置。
【請求項8】
構造材が、前記液晶表示パネルの外周面を囲む側壁を備えた請求項1~6の何れか1項に記載の表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、液晶表示パネルを備えた液晶表示装置が広く普及している。液晶表示パネルは、例えば、液晶や、透明電極、カラーフィルタ、変更フィルタ等の要素が薄層状に形成されている。このため、液晶表示パネルは、筐体等の構造材に対して、局所的に固定されると、表示時の熱や、自重、振動等によって歪み、各要素との接触や応力を受けることにより色むらが生じてしまうことがある。このため、液晶表示装置では、液晶表示パネルを構造材との間にクッション材を介在させて保持する構成が採用されることがある。
【0003】
特許文献1には、表示領域を囲むようにして固着された第1ゴムクッションを備えた液晶表示パネルと、当該液晶表示パネルの表示領域を囲むようにして固着された第2ゴムクッションを備えたフレームとを備える液晶表示装置が記載されている。特許文献1の液晶表示装置は、第1ゴムクッションと第2ゴムクッションを平面的に観て、重なることなく隣接して配置したことで、液晶表示パネルを固定することのストレスを避けると共に、塵埃が液晶表示パネルとフレームとの間に浸入してしまうのを回避している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-33909号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
液晶表示パネルの表示面側に透明材料を介在させてカバーパネルが貼り合わされる際、カバーパネルが液晶表示パネル側に加圧され、液晶表示パネルに近づけられる場合、液晶表示パネルの色むらを防止するための弾性材(クッション材)が縮むことで、液晶表示パネルとカバーパネルとが十分に加圧されず、液晶表示パネルとカバーパネルの貼り合わせが適切に行えなくなることがあるという問題があった。
【0006】
本開示の技術は、液晶表示パネルとカバーパネルとを適切に貼り合わせることが可能な技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本開示の表示装置は、
液晶表示パネルと、
前記液晶表示パネルの表示面側に配置される透明な光学材料と、
前記光学材料を挟み前記液晶表示パネルとの距離が近づく方向に加圧されて前記液晶表示パネルと貼り合わせられるカバーパネルと、
少なくとも一部が、前記液晶表示パネルに対して、前記カバーパネルとは反対側に配置される構造材と、
前記液晶表示パネルにおける表示面とは反対側の背面と前記構造材の前記液晶表示パネル側の取付面とを接続する第一弾性材と、
前記液晶表示パネルと前記構造材との間に配置され、前記第一弾性材よりも弾性率が大きく、前記カバーパネルの加圧方向における厚さが前記第一弾性材よりも薄い第二弾性材と、
を備える。
【0008】
これにより、本開示の表示装置は、第一弾性材によって、色むらが起こらないように液晶表示パネルを保持すると共に、貼り合わせ時には、第二弾性材が液晶表示パネルを受け止め、液晶表示パネルが必要以上に沈み込むのを抑えて、液晶表示パネルとカバーパネルとが十分に加圧されて、液晶表示パネルとカバーパネルの貼り合わせが適切に行えるようにしている。
【発明の効果】
【0009】
本開示の技術によれば、液晶表示パネルとカバーパネルとを適切に貼り合わせることが可能な技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本実施形態に係る表示装置1の断面構成を示す図である。
図2は、カバーガラス、貼合剤、液晶表示パネル、バックライトを示す分解斜視図である。
図3は、図1のA-A線における断面図である。
図4は、クッション材の取付位置付近を図3の矢印方向に見た場合の図である。
図5は、カバーガラスと液晶表示パネルとを貼り合わせる方法の説明図である。
図6は、比較例の加圧前の状態と加圧時の状態を示す図である。
図7は、第一実施形態の変形例を示す図である。
図8は、第二実施形態に係る表示装置のクッション材を設けた付近を示す図である。
図9は、第二実施形態において、カバーガラスと液晶表示パネルとを貼り合わせる際の加圧前の状態と加圧時の状態を示す図である。
図10は、第二実施形態の変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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