TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025085495
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-05
出願番号
2023199407
出願日
2023-11-24
発明の名称
ステータ
出願人
株式会社デンソー
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
H02K
3/34 20060101AFI20250529BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】ステータの大型化を抑制しつつ、巻線巻回部に対する絶縁性を確保できるステータを提供する。
【解決手段】ステータ(10)は、放射状に延びる複数のティース部(22)を有するステータコア(24)と、ステータコアに装着された樹脂製のインシュレータ(16)と、複数のティース部にインシュレータを介して巻回された巻線巻回部(18)と、を備える。ステータコアは、インシュレータが装着された装着面(20A、22A)を有し、装着面には、インシュレータを挟んだ巻線巻回部と反対側に位置する溝(36、38)が形成されており、ステータコアとインシュレータとの間には、溝によって気体層(40、42)が形成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
放射状に延びる複数のティース部(22)を有するステータコア(24)と、
前記ステータコアに装着された樹脂製のインシュレータ(16)と、
前記複数のティース部に前記インシュレータを介して巻回された巻線巻回部(18)と、
を備え、
前記ステータコアは、前記インシュレータが装着された装着面(20A、22A)を有し、
前記装着面には、前記インシュレータを挟んだ前記巻線巻回部と反対側に位置する溝(36、38、50)が形成されており、
前記ステータコアと前記インシュレータとの間には、前記溝によって気体層(40、42)が形成されている、
ステータ(10)。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記ステータコアは、前記ステータコアの周方向に延び、前記ティース部の基端部と接続されたコアバック部(20)を有し、
前記装着面は、前記コアバック部に形成された第1装着面(20A)と、前記ティース部に形成された第2装着面(22A)とを有し、
前記溝(36、38)は、前記第1装着面に形成された第1溝(36)と、前記第2装着面に形成された第2溝(38)とを有する、
請求項1に記載のステータ。
【請求項3】
前記溝(50)は、前記第1装着面から前記第2装着面に亘って連続しており、
前記インシュレータは、前記第1装着面と前記第2装着面との接続部(52)に設けられ、前記溝を前記第1溝と前記第2溝とに分割する分割部(54)を有する、
請求項2に記載のステータ。
【請求項4】
前記溝の底面には、前記インシュレータに向けて突出し、前記インシュレータを支持する凸部(44)が形成され、
前記インシュレータにおける前記凸部との接触面と反対側の面には、前記巻線巻回部と前記インシュレータとの間に気体層(48)を形成する凹部(46)が形成されている、
請求項1に記載のステータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、ステータに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、放射状に延びる複数のティース部を有するステータコアと、ステータコアに装着された樹脂製のインシュレータと、複数のティース部にインシュレータを介して巻回された巻線巻回部とを備えるステータがある。この種のステータの中には、ティース部と巻線巻回部との間に絶縁フィルムが設けられたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-198515号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の従来技術では、巻線巻回部に高電圧が印加されると、絶縁フィルムに絶縁破壊が生じる虞がある。ここで、高電圧に耐えられるように、インシュレータのうちのティース部と巻線巻回部との間に設けられる樹脂部の厚みを増加させることが考えられるが、このようにすると、ステータが大型化する虞がある。
【0005】
本開示の技術は、上記課題に鑑みてなされたものであって、ステータの大型化を抑制しつつ、巻線巻回部に対する絶縁性を確保できるステータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、本開示の技術に係るステータ(10)は、放射状に延びる複数のティース部(22)を有するステータコア(24)と、前記ステータコアに装着された樹脂製のインシュレータ(16)と、前記複数のティース部に前記インシュレータを介して巻回された巻線巻回部(18)と、を備え、前記ステータコアは、前記インシュレータが装着された装着面(20A、22A)を有し、前記装着面には、前記インシュレータを挟んだ前記巻線巻回部と反対側に位置する溝(36、38、50)が形成されており、前記ステータコアと前記インシュレータとの間には、前記溝によって気体層(40、42)が形成されている。
【0007】
本開示の技術に係るステータによれば、ステータの大型化を抑制しつつ、巻線巻回部に対する絶縁性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係るステータの平面図である。
第1実施形態に係るステータ構成部材の平面断面図である。
第2実施形態に係るステータ構成部材の平面断面図である。
第3実施形態に係るステータ構成部材の平面断面図である。
第4実施形態に係るステータ構成部材の平面断面図である。
第5実施形態に係るステータ構成部材の平面断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[第1実施形態]
はじめに、本開示の技術の第1実施形態について説明する。
【0010】
図1に示すように、第1実施形態に係るステータ10は、複数のステータ構成部材12を備える。複数のステータ構成部材12が環状に組み合わされることにより、ステータ10が構成される。図1には、ステータ10の半分の構成が示されている。ステータ10は、ブラシレスモータに適用される。ブラシレスモータは、どのような用途に使用されてもよい。ブラシレスモータとしては、例えば、ファンモータ、ポンプ駆動用モータ、及びコンプレッサ用モータ等が挙げられる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社デンソー
携帯機
16日前
株式会社デンソーテン
表示装置
5日前
株式会社デンソーウェーブ
携帯端末
16日前
株式会社デンソー
電気機器
25日前
株式会社デンソーテン
表示装置
18日前
株式会社デンソー
中継装置
19日前
株式会社デンソー
回転電機
10日前
株式会社デンソー
熱交換器
18日前
株式会社デンソー
熱交換器
8日前
株式会社デンソー
熱交換器
25日前
株式会社デンソー
ステータ
18日前
株式会社デンソー
光学部材
3日前
株式会社デンソー
ステータ
2日前
株式会社デンソー
センサ装置
24日前
株式会社デンソー
半導体素子
2日前
株式会社デンソー
半導体装置
8日前
株式会社デンソー
半導体装置
19日前
株式会社デンソー
半導体素子
4日前
株式会社デンソーウェーブ
顔認証装置
23日前
株式会社デンソー
半導体装置
1日前
株式会社デンソー
レーダ装置
25日前
株式会社デンソー
位相調整器
22日前
株式会社デンソー
電子制御装置
24日前
株式会社デンソー
電子制御装置
23日前
株式会社デンソー
電力変換装置
17日前
株式会社デンソー
電池監視装置
25日前
株式会社デンソー
電力変換装置
17日前
株式会社デンソーテン
アンテナ装置
4日前
株式会社デンソーウェーブ
三次元計測装置
18日前
株式会社デンソー
ガス燃料噴射弁
16日前
株式会社デンソー
機器モジュール
9日前
株式会社デンソーウェーブ
三次元計測装置
1日前
株式会社デンソー
熱抵抗測定方法
12日前
株式会社デンソー
電気音響変換器
25日前
株式会社デンソー
車両用制御装置
4日前
株式会社デンソーウェーブ
三次元計測装置
23日前
続きを見る
他の特許を見る