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公開番号
2025038750
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-19
出願番号
2023145540
出願日
2023-09-07
発明の名称
警報装置
出願人
河村電器産業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G08B
23/00 20060101AFI20250312BHJP(信号)
要約
【課題】専用の制御回路を設けること無く、リセット回路のみで、SCR及び報知部の制御を可能とした警報装置を提供する。
【解決手段】警報装置1は、報知動作を行う報知部2と、報知部2の報知動作を継続させる信号保持回路3と、信号保持回路3の保持動作をリセットするリセット回路4と、リセット回路4へリセット信号を送信するリセット信号生成回路5とを有し、信号保持回路3の上流にリセット回路4が配置されている構成である。そして、リセット回路4には、待ち受け状態でオン状態であり、リセット信号を受けてオフ動作する信号増幅素子7が設けられ、信号増幅素子7のオフ動作により、下流に配置されたSCR6の信号保持が解除されて、報知部2の報知動作が停止する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
異常発生を報知する報知部と、前記報知部の報知動作を継続させる信号保持回路と、前記信号保持回路の保持動作をリセットするリセット回路と、前記リセット回路へリセット信号を送信するリセット信号生成回路とを有する警報装置であって、
前記信号保持回路は、外部から送信された異常検知信号を受けてオン動作するSCRを有すると共に、オン動作した前記SCRは、オン状態を保持して前記報知部の前記報知動作を継続させ、
前記リセット回路は、前記信号保持回路の上流に配置されると共に、前記リセット信号を受けてオフ動作する信号増幅素子を有し、
前記信号増幅素子は、前記リセット信号の入力が無い待ち受け状態ではオン状態にあって、前記信号保持回路に動作電流を供給して、
前記信号保持回路は、前記信号増幅素子のオフ動作により出力がオフされて、前記報知部の前記報知動作が停止することを特徴とする警報装置。
続きを表示(約 77 文字)
【請求項2】
前記信号増幅素子がMOSFETであり、前記リセット信号によりゲート電圧が変化することを特徴とする請求項1に記載の警報装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、外部から送信される異常検知信号を受けて異常発生を報知する警報装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、信号増幅素子及びSCRを用いて、外部から送信される異常検知信号を受けて、報知部による報知動作を継続させる警報装置がある。例えば、特許文献1に記載の警報装置では、異常発生時に動作に応答して一方の状態となる警報制御用スイッチング素子(信号増幅素子)と、警報制御用スイッチング素子の一方の状態に応答して鳴動する警報器と、警報停止スイッチの操作に応答してオン動作する自己保持スイッチング素子(SCR)が設けられ、オン動作した自己保持スイッチング素子が警報制御用スイッチング素子を強制的に他方の状態へ変化させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭63-44297号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の警報装置では、追加で異常検知を検出した際、警報停止スイッチを機能させるために、警報制御用スイッチング素子とは別に、自己保持スイッチング素子をリセットするパルス発生用コンデンサ等を備えた専用の制御回路を設ける必要があったため、構造が複雑化し、コストが上昇してしまう問題があった。
【0005】
そこで、本発明はこのような問題に鑑み、専用の制御回路を設けること無く、リセット回路のみで、SCR及び報知部の制御を可能とした警報装置を提供することを目的としたものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、異常発生を報知する報知部と、報知部の報知動作を継続させる信号保持回路と、信号保持回路の保持動作をリセットするリセット回路と、リセット回路へリセット信号を送信するリセット信号生成回路とを有する警報装置であって、信号保持回路は、外部から送信された異常検知信号を受けてオン動作するSCRを有すると共に、オン動作したSCRは、オン状態を保持して報知部の報知動作を継続させ、リセット回路は、信号保持回路の上流に配置されると共に、リセット信号を受けてオフ動作する信号増幅素子を有し、信号増幅素子は、リセット信号の入力が無い待ち受け状態ではオン状態にあって、信号保持回路に動作電流を供給して、信号保持回路は、信号増幅素子のオフ動作により出力がオフされて、報知部の報知動作が停止することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、信号増幅素子がMOSFETであり、リセット信号によりゲート電圧が変化することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明の警報装置によれば、異常発生を報知する報知部と、報知部の報知動作を継続させる信号保持回路と、信号保持回路の保持動作をリセットするリセット回路と、リセット回路へリセット信号を送信するリセット信号生成回路とを有し、信号保持回路の上流にリセット回路が配置されている構成である。そして、リセット回路には、待ち受け状態でオン状態にあり、リセット信号を受けてオフ動作する信号増幅素子が設けられ、信号増幅素子のオフ動作により、下流に配置されたSCRの信号保持が解除されて、報知部の報知動作が停止する構成である。したがって、リセット回路に専用の制御回路を設ける必要なく、信号保持回路のSCRによる保持動作及び報知部の報知動作の継続/解除操作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明に係る警報装置を示す回路図である。
複数の信号保持回路と複数のリセット回路とを制御する警報装置を示す回路図である。
リセット信号をLowレベル信号とした警報装置を示す回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係る警報装置1を示す回路図である。
【0010】
警報装置1は、例えば、漏電検知器等の外部装置から送信された異常検知信号を受けて異常発生を報知する装置である。警報装置1は、図1に示すように、報知動作を行う報知部2と、異常検知信号を受けて報知部2の報知動作を開始させると共に、動作を継続させる信号保持回路3と、信号保持回路3の保持動作をリセットするリセット回路4と、リセット回路4へリセット信号を送信するリセット信号生成回路5とから構成される。
(【0011】以降は省略されています)
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