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公開番号
2025029757
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023134559
出願日
2023-08-22
発明の名称
入館管理システム
出願人
日本宅配システム株式會社
代理人
個人
,
個人
主分類
G08B
25/04 20060101AFI20250228BHJP(信号)
要約
【課題】集合住宅やオフィスビル等の建物のセキュリティ性を確保しつつ、部外者の円滑な入館を実現する入館管理システムを提供する。
【解決手段】入館管理システム1は、セキュリティ設備30よりも建物外側に位置しており、建物Mへの入館を希望する利用者が操作できるように配置されている操作ボックス10と、建物Mへの入館が事前に許可された部外者それぞれに対して割り振られた識別情報と、識別情報のそれぞれに紐付けられた認証情報とが記憶されている端末装置20とを備える。端末装置20が、建物Mへの入館を希望する利用者が操作ボックス10から入力した入力情報が、端末装置20に記憶されている認証情報と一致しているかどうかを判断し、入力情報が認証情報と一致していると判断した場合に、セキュリティ設備30に対してセキュリティを解除する信号を出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
建物外側から内側の目的の場所に向かう途上に設けられ、セキュリティを解除することにより建物外側から前記目的の場所への通行が可能となるセキュリティ設備を備えた建物への部外者の入館を管理するための入館管理システムであって、
前記セキュリティ設備よりも建物外側に位置しており、前記建物への入館を希望する利用者が操作できるように配置されている操作部と、
前記建物への入館が事前に許可された部外者それぞれに対して割り振られた識別情報と、該識別情報のそれぞれに紐付けられた認証情報とが記憶されている記憶部と、
少なくとも前記操作部、前記記憶部及び前記セキュリティ設備と通信可能に構成された制御部と、を備え、
前記制御部が、
前記操作部に前記識別情報を呈示する呈示手段と、
前記呈示手段によって前記操作部に呈示された前記識別情報から、前記建物への入館を希望する利用者が一の識別情報を選択した場合に、前記一の識別情報に対応する認証情報を前記記憶部から読み出し、前記利用者が前記操作部から入力した入力情報が、読み出された前記一の認証情報と一致しているかどうかを判断する判断手段と、
前記入力情報が前記一の認証情報と一致していると前記判断手段が判断した場合に、前記セキュリティ設備に対してセキュリティを解除する信号を出力する解除手段と、を備える、入館管理システム。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記制御部が、前記記憶部に記憶されている前記識別情報及び/又は前記認証情報を編集する編集手段を備える、請求項1に記載の入館管理システム。
【請求項3】
前記操作部には、前記建物への入館を希望する利用者に対して情報を表示する表示部が設けられており、
前記建物への入館を希望する利用者が、前記操作部を操作することにより、前記表示部において前記一の識別情報を選択できるように構成されている、請求項1に記載の入館管理システム。
【請求項4】
前記建物への入館を希望する利用者が、前記操作部を操作することにより、前記入力情報を入力できるように構成されている、請求項3に記載の入館管理システム。
【請求項5】
前記操作部には、前記建物への入館を希望する利用者に対して情報を表示する表示部が設けられており、
前記制御部が、前記建物への入館が事前に許可されていない利用者に対して入館の手順を前記表示部に表示する案内手段を備える、請求項1に記載の入館管理システム。
【請求項6】
前記建物への入館を希望する利用者が、前記操作部を操作することにより、一時入館用入力情報を入力できるように構成されている、請求項5に記載の入館管理システム。
【請求項7】
前記記憶部には、前記建物への入館が事前に許可されていない利用者のための一時入館用認証情報が記憶されており、
前記建物への入館を希望する利用者が前記一時入館用入力情報を入力した場合に、前記判断手段が、前記一時入館用入力情報が前記一時入館用認証情報と一致しているかどうかを判断し、
前記一時入館用入力情報が前記一時入館用認証情報と一致していると前記判断手段が判断した場合に、前記解除手段が、前記セキュリティ設備に対してセキュリティを解除する信号を出力する、請求項6に記載の入館管理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、セキュリティ設備を備えた集合住宅やオフィスビル等の建物への入館を管理するための入館管理システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
集合住宅やオフィスビル等の建物の共有の出入り口には、セキュリティの強化のために、オートロック施錠式のドアと、ドアを開錠するためのドア開錠手段と、が設けられていることが多い。一方で、集合住宅やオフィスビル等の建物の住民、入居者等の利便性を向上させるために、当該建物内に個別の宅配ボックスを設置する動きやフロア毎に宅配ボックスを設置する動きが広がっており、例えば特許文献1には、集合住宅の各戸に配置可能な宅配物収納容器が記載されている。この場合、個別の宅配ボックスへ荷物の配達や集荷を受けるために、集合住宅やオフィスビル等の建物の管理者や荷受人は、集配業者に対し、例えばオートロックを開錠するための鍵を事前に渡しておく、あるいは開錠のためのパスワードを事前に通知して置く等の手段をとる必要があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-005443号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、オートロックを解除するための鍵を集配業者に提供した場合、鍵の紛失等により第三者に鍵が渡り、第三者がセキュリティ内に侵入してしまうおそれがあり、防犯上好ましくないという問題があった。また、集配業者によっては複数の担当者がいる場合もあり、それら複数の担当者で一つの鍵を共有しなければならないという不便さがあるという問題がある。さらにはその鍵を用いてどのような業者がどのような時間に建物内に進入したのかといった入館履歴を取ることができず、セキュリティ性の担保ができないという問題もあった。
【0005】
加えて、オートロックを解除するための鍵やパスワードを集配業者に提供するとしても、全ての集配業者を事前に把握しておくことはできず、把握し切れていない集配業者等の部外者への対応も考慮する必要がある。
【0006】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、集合住宅やオフィスビル等の建物のセキュリティ性を確保しつつ、部外者の円滑な入館を実現する入館管理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明は、建物外側から内側の目的の場所に向かう途上に設けられ、セキュリティを解除することにより建物外側から前記目的の場所への通行が可能となるセキュリティ設備を備えた建物への部外者の入館を管理するための入館管理システムであって、前記セキュリティ設備よりも建物外側に位置しており、前記建物への入館を希望する利用者が操作できるように配置されている操作部と、前記建物への入館が事前に許可された部外者それぞれに対して割り振られた識別情報と、該識別情報のそれぞれに紐付けられた認証情報とが記憶されている記憶部と、少なくとも前記操作部、前記記憶部及び前記セキュリティ設備と通信可能に構成された制御部と、を備え、前記制御部が、前記操作部に前記識別情報を呈示する呈示手段と、前記呈示手段によって前記操作部に呈示された前記識別情報から、前記建物への入館を希望する利用者が一の識別情報を選択した場合に、前記一の識別情報に対応する認証情報を前記記憶部から読み出し、前記利用者が前記操作部から入力した入力情報が、読み出された前記一の認証情報と一致しているかどうかを判断する判断手段と、前記入力情報が前記一の認証情報と一致していると前記判断手段が判断した場合に、前記セキュリティ設備に対してセキュリティを解除する信号を出力する解除手段と、を備える、入館管理システムを提供する(発明1)。
【0008】
かかる発明(発明1)によれば、建物への入館が事前に許可された部外者については、当該部外者の識別情報とそれに紐付けられた認証情報を登録しておくとともに、当該部外者にその認証情報を事前に知らせておくことにより、当該部外者は当該認証情報を入力情報として操作部から入力することで、セキュリティ設備のセキュリティが解除されて入館が可能になる。一方、建物への入館が事前に許可されていない部外者については、事前に登録がないため、セキュリティ設備のセキュリティを解除して入館することができないので、集合住宅やオフィスビル等の建物のセキュリティ性を確保しつつ、部外者の円滑な入館を実現することができる。
【0009】
なお、本発明における「部外者」とは、入館管理システムが入館を管理する対象となる建物に居住/入居しておらず、セキュリティ設備の存在によって建物への入館が制限されている利用者全般を示す概念であり、例えば宅配業者、クリーニング業者、新聞配達業者、ネットスーパーの配達業者等の集配業者が含まれる。
【0010】
上記発明(発明1)において、前記制御部が、前記記憶部に記憶されている前記識別情報及び/又は前記認証情報を編集する編集手段を備えていてもよい(発明2)。
(【0011】以降は省略されています)
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