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公開番号2025003738
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2024190659,2020095408
出願日2024-10-30,2020-06-01
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類B65H 9/00 20060101AFI20241226BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】高品位な成果物を得ることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】シートに画像を形成する画像形成部と、シートの搬送方向において前記画像形成部より上流に設けられ、シートを挟持した状態で前記搬送方向に直交する幅方向に移動することで、シートを前記幅方向に移動させる第1移動部と、前記画像形成部によって第1面に画像が形成されたシートの表裏を反転させて、再び前記画像形成部にシートを搬送する再搬送部と、を備え、前記再搬送部は、シートを挟持した状態で前記幅方向に移動することで、シートを前記幅方向に移動させる第2移動部を有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
シートに画像を形成する画像形成部と、
シートの搬送方向において前記画像形成部より上流に設けられ、シートの先端を突き当てることによってシートの斜行を補正する第1レジストレーションローラ対と、前記第1レジストレーションローラ対によってシートを挟持した状態で前記搬送方向に直交するシートの幅方向にシートを移動させる第1移動部と、を有する斜行補正部と、
前記画像形成部によってシートの第1面に画像が形成されたシートの先端と後端を反転する反転部と、
前記反転部によって反転されたシートを前記斜行補正部に向けて再搬送する再搬送部と、
制御部と、を備え、
前記反転部は、シートを挟持して第1方向に回転した後に、前記第1方向とは反対の第2方向に回転してシートを反転する反転ローラ対と、前記反転ローラ対によってシートを挟持した状態で前記幅方向にシートを移動することで、シートを前記幅方向に移動させる第2移動部と、を有し、
前記再搬送部は、シートの先端を突き当てることによってシートの斜行を補正する第2レジストレーションローラ対を有し、
前記制御部は、シートの前記第1面の反対側の第2面に画像を形成する際に、前記第2移動部によってシートの前記幅方向における位置が補正され、シートの斜行を補正された後に、前記第1移動部によってシートの前記幅方向における位置が再度補正され、前記画像形成部にシートが搬送されるようにシートを制御する、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
前記制御部は、シートの前記第2面に画像を形成する際に、前記第2移動部によってシートの前記幅方向における位置が補正され、前記第2レジストレーションローラ対によってシートの斜行を補正された後に、前記第1移動部によってシートの前記幅方向における位置が再度補正され、前記画像形成部にシートが搬送されるようにシートを制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御部は、シートの前記第2面に画像を形成する際に、前記第2移動部によってシートの前記幅方向における位置が補正され、前記第1レジストレーションローラ対によってシートの斜行を補正された後に、前記第1移動部によってシートの前記幅方向における位置が再度補正され、前記画像形成部にシートが搬送されるようにシートを制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御部は、シートの前記第2面に画像を形成する際に、前記第2移動部によってシートの前記幅方向における位置が補正され、前記第2レジストレーションローラ対と前記第1レジストレーションローラ対によってシートの斜行を補正された後に、前記第1移動部によってシートの前記幅方向における位置が再度補正され、前記画像形成部にシートが搬送されるようにシートを制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記反転ローラ対は、第1反転ローラ対と、前記搬送方向において前記第1反転ローラ対の下流に設けられる第2反転ローラ対と、を有し、
前記制御部は、シートを前記第2移動部によって前記幅方向に移動させる際に、シートが前記第1反転ローラ対と前記第2反転ローラ対との両方によって挟持された状態で前記幅方向に移動されるように、シートを制御する、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記反転部は、
シートを搬送する搬送ローラ対と、
シートを反転させるために搬送されるシートの後端を検知する反転位置検知部と、
前記幅方向におけるシートの側端部の位置を検知する側端検知部と、
を有しており、
前記搬送方向の上流から下流に向かうにつれて、前記搬送ローラ対、前記反転位置検知部、前記側端検知部、前記第1反転ローラ対、前記第2反転ローラ対の順に配置されている、
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記搬送方向において前記第1レジストレーションローラ対の上流に配置され、シートの前記幅方向におけるシートの側端部の位置を検知する第1側端検知部と、
前記搬送方向において前記反転ローラ対の上流に配置され、シートの前記幅方向におけるシートの側端部の位置を検知する第2側端検知部と、を更に備え、
前記制御部は、前記第1側端検知部の検知結果に基づいて、前記第1移動部によって前記第1レジストレーションローラ対に挟持されたシートを前記幅方向に移動し、前記第2側端検知部の検知結果に基づいて、前記第2移動部によって前記反転ローラ対に挟持されたシートを前記幅方向に移動する、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記搬送方向に搬送されるシートを案内する搬送路を更に備え、
前記制御部は、前記幅方向において前記搬送路の中心とシートの中心とが一致するように、前記第1移動部及び前記第2移動部によってそれぞれシートを移動させる、
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記画像形成部及び前記斜行補正部を有する第1筐体と、
前記反転部を有し、前記第1筐体に接続される第2筐体と、を更に備える、
ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記第1レジストレーションローラ対は、それぞれ前記幅方向に延びる軸を中心に回転する第1ローラ及び第2ローラを有し、
前記反転ローラ対は、それぞれ前記幅方向に延びる軸を中心に回転する第3ローラ及び第4ローラを有し、
前記制御部は、前記第1ローラ及び前記第2ローラによってシートを挟持した状態で第1移動部によってシートを前記幅方向に移動させ、前記第3ローラ及び前記第4ローラによってシートを挟持した状態で第2移動部によってシートを前記幅方向に移動させる、
ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、コピー機等の画像形成装置において、シートは搬送されながら、シートの幅方向に横ずれしてしまうことがある。シートが横ずれした状態でシートに画像を形成すると、画像がシートの中心からずれて印刷され、シートの品質が良くない。このため、シートの幅方向における端部の位置を検知して、シートに画像を形成する前にシートの横ずれ(位置ズレ)を補正するシフト機構が知られている。
【0003】
従来、1頁目のシートの幅方向における端部の位置を検知して、1頁目の端部の基準位置からのズレ量に基づいて感光体に対する3頁目の画像形成位置を補正する画像形成装置が提案されている(特許文献1参照)。この画像形成装置は、2頁前のシートのズレ量に基づいて、予め画像形成位置を補正するために、シートのシフト量を少なくして、画像形成装置の高画質化及び高生産化を図っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-143643号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置は、シートに画像が転写される転写一の手前に配置されたレジストローラのみによってシートを幅方向にシフトさせる。このため、レジストローラによるシートのシフト量が大きい場合には、シートが幅方向にシフトする際にシートが斜行してしまったり、シフト量のばらつきが大きくなってしまったりする。これにより、シートに形成される画像がずれて、品位の低い成果物が供給されてしまう。
【0006】
そこで、本発明は、高品位な成果物を得ることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、画像形成装置において、シートに画像を形成する画像形成部と、シートの搬送方向において前記画像形成部より上流に設けられ、シートの先端を突き当てることによってシートの斜行を補正する第1レジストレーションローラ対と、前記第1レジストレーションローラ対によってシートを挟持した状態で前記搬送方向に直交するシートの幅方向にシートを移動させる第1移動部と、を有する斜行補正部と、前記画像形成部によってシートの第1面に画像が形成されたシートの先端と後端を反転する反転部と、前記反転部によって反転されたシートを前記斜行補正部に向けて再搬送する再搬送部と、制御部と、を備え、前記反転部は、シートを挟持して第1方向に回転した後に、前記第1方向とは反対の第2方向に回転してシートを反転する反転ローラ対と、前記反転ローラ対によってシートを挟持した状態で前記幅方向にシートを移動することで、シートを前記幅方向に移動させる第2移動部と、を有し、前記再搬送部は、シートの先端を突き当てることによってシートの斜行を補正する第2レジストレーションローラ対を有し、前記制御部は、シートの前記第1面の反対側の第2面に画像を形成する際に、前記第2移動部によってシートの前記幅方向における位置が補正され、シートの斜行を補正された後に、前記第1移動部によってシートの前記幅方向における位置が再度補正され、前記画像形成部にシートが搬送されるようにシートを制御する、ことを特徴とする。
【0008】
また、本発明は、画像形成装置において、シートに画像を形成する画像形成部と、シートの搬送方向において前記画像形成部より上流に設けられ、シートの先端を突き当てることによってシートの斜行を補正する第1レジストレーションローラ対と、前記第1レジストレーションローラ対によってシートを挟持した状態で前記搬送方向に直交するシートの幅方向にシートを移動させる第1移動部と、を有する斜行補正部と、前記画像形成部によってシートの第1面に画像が形成されたシートの先端と後端を反転する反転部と、前記反転部によって反転されたシートを前記斜行補正部に向けて再搬送する再搬送部と、制御部と、を備え、前記再搬送部は、シートの先端を突き当てることによってシート斜行を補正する第2レジストレーションローラ対と、前記第2レジストレーションローラ対によってシートを挟持した状態で前記幅方向にシートを移動することで、シートを前記幅方向に移動させる第2移動部と、を有し、前記制御部は、シートの前記第1面と反対側の第2面に画像を形成する際に、前記第2移動部によってシートの前記幅方向における位置が補正され、シートの斜行を補正された後に、前記第1移動部によってシートの前記幅方向における位置を再度補正され、前記画像形成部にシートが搬送されるようにシートを制御する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によると、高品位な成果物を得ることができる画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施の形態に係るプリンタを示す全体概略図。
レジストレーションユニットを示す斜視図。
制御部を示す制御ブロック図。
レジストレーションユニットによる斜行補正動作及びシフト動作を示すフローチャート。
(a)はシートが斜行した状態を示す平面図、(b)はシートの端部位置が検知された状態を示す平面図、(c)はレジストレーションローラ対によってシートが搬送されている状態を示す平面図、(d)はシフト動作されたシートを示す平面図。
反転搬送ユニットを示す斜視図。
反転搬送ユニットによるシフト動作を示すフローチャート。
(a)は反転シフト部に向けてシートが搬送されていく様子を示す模式図、(b)は反転シフト部によってシートが停止した状態を示す模式図、(c)は反転したシートが搬送されていく様子を示す模式図。
第2両面搬送ユニットを示す斜視図。
第2両面搬送ユニットによる斜行補正動作を示すフローチャート。
第2の実施の形態に係る第2両面搬送ユニットを示す斜視図。
制御部を示す制御ブロック図。
第2両面搬送ユニットによる斜行補正動作及びシフト動作を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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