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公開番号2025002537
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023102777
出願日2023-06-22
発明の名称車載隔壁
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類B62D 33/06 20060101AFI20241226BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】上下に分割される一方で、変形しにくい車載隔壁を提供する。
【解決手段】座席の背後において立脚し、前記座席またはベルトアンカと連結される隔壁は、車体のフロアから立脚する下側ユニット14であって、車両上下方向に延びる下縦部材18と、水平方向に延びる下横部材20と、を含む下側ユニット14と、車体の天井から車両下方に延びる上側ユニット16であって、前記下横部材20と連結される上縦部材26を含む上側ユニット16と、前記下横部材20に固着され、前記上縦部材26に締結されることで、両者を連結するブラケット30と、を備え、前記ブラケット30は、前記上縦部材26に締結される締結面32と、前記締結面32よりも前記上縦部材26から離れる方向に突出するとともに車両上下方向に延びる縦凸部40と、を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
座席の背後において立脚し、前記座席またはベルトアンカと連結される隔壁であって、
車体のフロアから立脚する下側ユニットであって、車両上下方向に延びる下縦部材と、水平方向に延びる下横部材と、を含む下側ユニットと、
車体の天井から車両下方に延びる上側ユニットであって、前記下横部材と連結される上縦部材を含む上側ユニットと、
前記下横部材に固着され、前記上縦部材に締結されることで、両者を連結するブラケットと、
を備え、前記ブラケットは、前記上縦部材に締結される締結面と、前記締結面よりも前記上縦部材から離れる方向に突出するとともに車両上下方向に延びる縦凸部と、を含む、
ことを特徴とする車載隔壁。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、車内において立脚する隔壁を開示する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、車内に、隔壁を配置する構成が知られている。例えば、バス等の車両において、運転席の背後に、上下に立脚する隔壁を配置し、この隔壁の柱に、運転席用の座席や、ベルトアンカを取り付ける構造が知られている(例えば特許文献1等)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-068523号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、こうした隔壁は、車両上下方向に延びる支柱を有しており、この支柱に、座席またはベルトアンカが連結されることが多い。しかし、支柱を、上下に長い一つの部材で構成した場合、車内での取り回しや、車体への締結が煩雑となる。そこで、支柱を、上下に分割した二部材で構成することも考えられる。しかし、この場合、二部材を連結する連結箇所において強度が低下し、座席またはベルトアンカから入力される荷重で変形するおそれがある。
【0005】
そこで、本明細書では、上下に分割される一方で、変形しにくい車載隔壁を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書で開示する車載隔壁は、座席の背後において立脚し、前記座席またはベルトアンカと連結される隔壁であって、車体のフロアから立脚する下側ユニットであって、車両上下方向に延びる下縦部材と、水平方向に延びる下横部材と、を含む下側ユニットと、車体の天井から車両下方に延びる上側ユニットであって、前記下横部材と連結される上縦部材を含む上側ユニットと、前記下横部材に固着され、前記上縦部材に締結されることで、両者を連結するブラケットと、を備え、前記ブラケットは、前記上縦部材に締結される締結面と、前記締結面よりも前記上縦部材から離れる方向に突出するとともに車両上下方向に延びる縦凸部と、を含む、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本明細書で開示する車載隔壁は、上下に分割されているものの、縦凸部を有するブラケットを介して連結されているため、変形しにくい。
【図面の簡単な説明】
【0008】
隔壁の背面図である。
連結部周辺の模式的な分解斜視図である。
ブラケットの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して車載隔壁10の構成について説明する。図1は、車両に組み付けられる隔壁10の背面図である。この隔壁10は、運転席の背後に隔壁が配置された車両(例えば、路線バス等)に組み付けられる。図1では、隔壁10の骨格のみを図示しているが、隔壁10は、この骨格だけで構成されてもよいし、当該骨格に加えて、複数のパネル材を有してもよい。隔壁10の前側には、運転手が座る座席(図示せず)が配置される。隔壁10の骨格には、座席のフレームや、シートベルトアンカ(いずれも図示せず)が、連結される。
【0010】
隔壁10の骨格は、図1に示すように、車室のフロアに固定される下側ユニット14と、車室の天井に固定される上側ユニット16と、を有する。下側ユニット14は、複数の下縦部材18と、複数の下横部材20と、を含む。下縦部材18は、フロアから車両上方に延びており、その下端は、ボルト等により車室のフロアに締結されている。複数の下縦部材18は、車幅方向に間隔を開けて並んでいる。
(【0011】以降は省略されています)

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