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公開番号
2025002319
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023102404
出願日
2023-06-22
発明の名称
管継手用アダプター
出願人
株式会社オンダ製作所
代理人
主分類
F16L
37/091 20060101AFI20241226BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】異なる構成の管継手にも対応が容易な管継手用アダプターを提供する。
【解決手段】変換アダプター1は、第2の管継手50Bが備えた継手部51に対して挿入するための合成樹脂製の筒状部101と、筒状部101に連設され継手部51とは異なる継手構成の本体部102とを備えている。筒状部101の周面には、第2の管継手50Bの継手部51が一つ有するパイプ抜け止め用のロックリング52が入り込んで係合される係合溝2及び継手部51が有するパイプシール用のシールリング53が接触されるシール面103がそれぞれ周方向において環状に設けられている。筒状部101の周面において係合溝2とシール面103との間でシール面103と同一円筒面上には、第2の管継手50Bとは別の第1の管継手の継手部が二つ有するパイプ抜け止め用のロックリングがともに食い込んで係合される係合領域3が設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
管継手が備えた継手部に対して挿入するための合成樹脂製の筒状部と、前記筒状部に連設され前記継手部とは異なる継手構成又は封止プラグ構成の本体部とを備えた管継手用アダプターであって、前記筒状部の周面には、前記継手部が一つ有するパイプ抜け止め用のロックリングが入り込んで係合される係合溝及び前記継手部が有するパイプシール用のシールリングが接触されるシール面がそれぞれ周方向において環状に設けられ、前記筒状部の周面において前記係合溝と前記シール面との間で前記シール面と同一円筒面上には、前記管継手とは別の管継手の継手部が二つ有するパイプ抜け止め用のロックリングがともに食い込んで係合される係合領域が設けられた管継手用アダプター。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、管継手が有する継手部の構造を変換するために用いられる変換アダプターや、隣接した管継手の継手部同士を連結するために用いられる連結アダプター等の管継手用アダプターに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、パイプの外表面シール構造から内表面シール構造への変換用継手が開示されている。このような継手としては、他にも非特許文献1に示す変換アダプター(例えば「HJS型 変換アダプター」)が存在する。当該変換アダプターは、非特許文献2の第1の管継手(例えば「WH型 ダブルロックヘッダー」)及び非特許文献3の第2の管継手(例えば「AE型 ヘッダー」)のそれぞれに対して使用が可能である。
【0003】
図7は、非特許文献1の変換アダプター100を、非特許文献2の第1の管継手50Aに対して使用した状態を示している。第1の管継手50Aは、図示しない樹脂製パイプを接続するための継手部51を端部に備えている。継手部51は、周知のワンタッチ式の継手構造を備えるものであって、二つのロックリング52と二つのシールリング53とを有している。
【0004】
金属製のロックリング52は、継手部51に挿入される樹脂製パイプの外周面に対して食い込むことで、樹脂製パイプの抜け止めを行うものである。シールリング53は、樹脂製パイプの外周面に当接して、第1の管継手50Aと樹脂製パイプとの水密性を確保するものであって、樹脂製パイプの挿入方向(紙面左右方向)に沿って二つ設けられている。二つのシールリング53は、ロックリング52よりも継手部51の奥側に配置されている。シールリング53よりも継手部51の奥側において、第1の管継手50Aの内周面は縮径され、樹脂製パイプの挿入位置を当接規定するための当接面54が形成されている。
【0005】
変換アダプター100は、第1の管継手50Aの継手部51に挿入するための筒状部101と、筒状部101に連設され、継手部51とは異なる継手構造の本体部102とを備えている。筒状部101及び本体部102は、黄銅や青銅等の金属製である。本体部102は、筒状部101よりも大きい外径を有するとともに、内周面にはシール面103が設けられている。本体部102には、シールリング60を外周面に有するプラグ61が挿入接続される。プラグ61は、プラグ61のフランジ62と本体部102のフランジ104とがクイックファスナ71によって挟持されることで、変換アダプター100から離脱しないようにされる。
【0006】
変換アダプター100は、本体部102が継手部51の開口端面55に当接する位置まで第1の管継手50Aに挿入されている。筒状部101の先端部105は、外周面及び内周面に形成されたテーパ面を備え、先端に向かうほど薄肉となっている。筒状部101の挿入方向において、筒状部101の先端は、第1の管継手50Aの奥側のシールリング53と当接面54との間に位置している。
【0007】
筒状部101の外周面には、第1係合溝106、第2係合溝107及びシール面108がそれぞれ周方向において環状に設けられている。第1係合溝106、第2係合溝107及びシール面108は、本体部102側から筒状部101の先端に向かってこの順に位置している。第2係合溝107には、第1の管継手50Aのロックリング52が係合されることで、変換アダプター100の抜け止めが行われる。シール面108には、第1の管継手50Aの二つのシールリング53が接触されて管継手50Aと変換アダプター100との水密性が確保される。
【0008】
以上のように、変換アダプター100を第1の管継手50Aに対して挿入し、本体部102を継手部51の開口端面55に対して当接させることで、ロックリングタイプの継手部51が、本体部102によるクイックファスナタイプの継手構造に変換される。
【0009】
図8は、非特許文献1の変換アダプター100を、非特許文献3の第2の管継手50Bに対して使用した状態を示している。第2の管継手50Bは、一つのロックリング52と一つのシールリング53とを備えるワンタッチ式の管継手であって、略円筒状の外筒部56と外筒部56の内部に形成された内筒部57との間に、樹脂製パイプが挿入されるものである。
【0010】
外筒部56と内筒部57との間には、樹脂製パイプの先端に押圧されて樹脂製パイプの挿入を案内する挿入ガイド58が配置されている。継手部51においてシールリング53よりも奥側では、外筒部56と内筒部57とが連結されて、挿入ガイド58の挿入位置を当接規制するための当接面54が形成されている。樹脂製パイプの先端に押圧された挿入ガイド58が、当接面54に当接することで、第2の管継手50Bに対する樹脂製パイプの挿入位置が規定される。
(【0011】以降は省略されています)
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