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公開番号2025001907
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023101672
出願日2023-06-21
発明の名称画像診断システム、画像診断方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20241226BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】診断用チャートを印刷する前に、診断用チャートの印刷枚数をユーザが把握できないため、診断用チャートの印刷の途中で用紙不足により画像診断が中断されてしまうことがある。
【解決手段】操作部に、画像診断の指示を受け付ける画面を表示させ、画像診断を開始する指示を前記操作部が受け付けたことに従って、画像形成部に診断用画像を用紙に形成させ、前記形成され出力された診断用画像を読取部に読み取らせ、前記読み取り得られた画像に基づき、前記画像形成部の不具合の部位を診断し、前記画面は、前記診断用画像の出力枚数を含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
情報を表示する操作部と、
複数の部位からなる、画像を用紙に形成する画像形成部と、
前記画像形成部によって形成された前記画像を読み取る読取部と、
前記操作部に、画像診断の指示を受け付ける画面を表示させる表示制御手段と、
画像診断を開始する指示を前記操作部が受け付けたことに従って、前記画像形成部に診断用画像を用紙に形成させ、前記形成され出力された診断用画像を前記読取部に読み取らせ、前記読み取り得られた画像に基づき、前記画像形成部の不具合の部位を診断する診断手段とを有し、
前記画面は、前記診断用画像の出力枚数を含むことを特徴とする画像診断システム。
続きを表示（約 940 文字）【請求項２】
前記出力枚数は、前記画像診断の診断項目に基づき決定されることを特徴とする請求項１に記載の画像診断システム。
【請求項３】
前記出力枚数は、前記画像診断を実行する機種に基づき決定されることを特徴とする請求項１に記載の画像診断システム。
【請求項４】
前記出力枚数は、前記診断用画像を形成する用紙のサイズに基づき決定されることを特徴とする請求項１に記載の画像診断システム。
【請求項５】
さらに、前記画像形成部に修復用画像を用紙に形成させ、前記形成され出力された修復用画像を前記読取部に読み取らせ、前記読み取り得られた画像に基づき、前記診断手段による診断によって特定された不具合の部位を修復する修復手段とを有し、
前記画面は、前記修復用画像の出力枚数を含むことを特徴とする請求項１に記載の画像診断システム。
【請求項６】
前記診断手段による診断の結果、前記画像形成部の不具合の部位が特定された場合、前記修復手段による修復が行われることを特徴とする請求項５に記載の画像診断システム。
【請求項７】
前記診断手段による診断項目は、縦スジ、横スジ、ポチの一つ以上であることを特徴とする請求項１に記載の画像診断システム。
【請求項８】
操作部に、画像診断の指示を受け付ける画面を表示させる表示制御ステップと、
画像診断を開始する指示を前記操作部が受け付けたことに従って、画像形成部に診断用画像を用紙に形成させ、前記形成され出力された診断用画像を読取部に読み取らせ、前記読み取り得られた画像に基づき、前記画像形成部の不具合の部位を診断する診断ステップとを有し、
前記画面は、前記診断用画像の出力枚数を含むことを特徴とする画像診断方法。
【請求項９】
前記出力枚数は、前記画像診断の診断項目に基づき決定されることを特徴とする請求項８に記載の画像診断方法。
【請求項１０】
前記出力枚数は、前記画像診断を実行する機種に基づき決定されることを特徴とする請求項８に記載の画像診断方法。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、画像診断システム、画像診断方法に関する。
続きを表示（約 2,200 文字）【背景技術】
【０００２】
画像形成装置内に印刷部と画像読取部とを備え、印刷部によって印刷された診断用チャートを画像読取部で読み取り、装置内の故障箇所を画像データから診断する画像診断技術がある。特許文献１では、横帯チャートと縦帯チャートを含むパターンがそれぞれ印刷された記録媒体の画像を読み取り、読み取り画像に基づいて、画像診断が必要な項目を特定する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１９－１３３０２０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１では、診断用チャートを印刷する前に診断用チャートの印刷枚数をユーザに通知する手段を備えていない。そのため、診断用チャートを印刷する前に、診断用チャートの印刷枚数をユーザが把握できないため、診断用チャートの印刷の途中で用紙不足により画像診断が中断されてしまうことがある。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明の画像診断システムは、情報を表示する操作部と、複数の部位からなる、画像を用紙に形成する画像形成部と、前記画像形成部によって形成された前記画像を読み取る読取部と、前記操作部に、画像診断の指示を受け付ける画面を表示させる表示制御手段と、画像診断を開始する指示を前記操作部が受け付けたことに従って、前記画像形成部に診断用画像を用紙に形成させ、前記形成され出力された診断用画像を前記読取部に読み取らせ、前記読み取り得られた画像に基づき、前記画像形成部の不具合の部位を診断する診断手段とを有し、前記画面は、前記診断用画像の出力枚数を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【０００６】
本発明によれば、診断を実行する前に、出力する診断用画像の枚数を把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
印刷システムを含むネットワーク構成例を示す図
画像形成装置のハードウェア構成例を示す断面図
画像形成装置、外部コントローラ、およびクライアントＰＣの内部構成を示すブロック図
画像診断処理の手順を示すフローチャート図
診断項目の選択画面の例を示す図
画像診断処理に使用するテストチャートの枚数の通知の例を示す図
自動復帰処理に使用するテストチャートの枚数の通知の例を示す図
画像診断処理に使用するテストチャートの枚数の算出に使用するテーブルの模式図
自動復帰処理に使用するテストチャートの枚数の算出に使用するテーブルの模式図
画像診断処理に使用するテストチャートの例を示す図
診断項目の選択画面の例を示す図
第１の実施形態の変形例において、画像診断処理に使用するテストチャートの枚数の範囲の通知の例を示す図
第１の実施形態の変形例において、画像診断処理に使用するテストチャートの枚数の通知時の警告メッセージの例を示す図
第２の実施形態において、簡易な画像診断処理の手順を示すフローチャート図
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
【０００９】
［第１の実施形態］
＜システム全体の構成＞
図１は、本実施形態に係る印刷システム（画像診断システム）を含むネットワーク構成例を示す図である。図１に示すように、印刷システム１００は、画像形成装置１０１と、外部コントローラ１０２とを含む。画像形成装置１０１と外部コントローラ１０２は、内部ＬＡＮ１０５及びビデオケーブル１０６を介して通信可能に接続されている。外部コントローラ１０２は、外部ＬＡＮ１０４を介してクライアントＰＣ１０３と通信可能に接続されている。
【００１０】
クライアントＰＣ１０３は、外部ＬＡＮ１０４を介して外部コントローラ１０２に対して印刷指示を行うことが可能である。クライアントＰＣ１０３には、印刷処理対象となる画像データを外部コントローラ１０２で処理可能なページ記述言語（ＰａｇｅＤｅｓｃｒｉｐｔｉｏｎＬａｎｇｕａｇｅ：ＰＤＬ）に変換する機能を有するプリンタドライバがインストールされている。印刷を行いたいユーザは、クライアントＰＣ１０３を操作することにより、クライアントＰＣ１０３にインストールされた各種アプリケーションからプリンタドライバを介して印刷指示を行うことができる。プリンタドライバは、ユーザからの印刷指示に基づいて、印刷データであるＰＤＬデータを外部コントローラ１０２に対して送信する。外部コントローラ１０２は、クライアントＰＣ１０３からＰＤＬデータを受信すると、受信したＰＤＬデータの解析及び解釈を行う。解釈の結果に基づきラスタライズ処理を行い、画像形成装置１０１に合わせた解像度のビットマップ画像（印刷画像データ）を生成し、画像形成装置１０１に対して印刷ジョブを投入することで印刷指示を行う。
（【００１１】以降は省略されています）

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