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公開番号
2025001219
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-08
出願番号
2023100695
出願日
2023-06-20
発明の名称
チェーン
出願人
株式会社椿本チエイン
代理人
個人
,
個人
主分類
F16G
13/06 20060101AFI20241225BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】チェーンの疲労性能を向上させる。
【解決手段】チェーンは、対向して配置される一対の内リンクプレート14と、一対の内リンクプレート14がそれぞれ有する一対の貫通孔14aに挿入される筒状のブシュと、ブシュに回転可能に挿入されるピンと、一対の内リンクプレート14を外側から挟むように配置されて、ピンの両端部に配置される一対の外リンクプレートと、を備える。一対の外リンクプレートの間に一対のピンが位置する。内リンクプレート14は、貫通孔14aにおける外リンクプレート側の開口端部にテーパ14a1を有しており、一対の貫通孔14aの中心間の距離(A)に対するテーパの深さ(B)の比率(B/A)が、0.9%以上6%以下である。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
対向して配置される一対の内リンクプレートと、
一対の前記内リンクプレートがそれぞれ有する一対の貫通孔に挿入される筒状のブシュと、
前記ブシュに回転可能に挿入されるピンと、
一対の前記内リンクプレートを外側から挟むように配置されて、前記ピンの両端部に配置される一対の外リンクプレートと、を備え、一対の前記外リンクプレートの間に一対の前記ピンが位置するチェーンであって、
前記内リンクプレートは、前記貫通孔における前記外リンクプレート側の開口端部にテーパを有しており、
一対の前記貫通孔の中心間の距離(A)に対する前記テーパの深さ(B)の比率(B/A)が、0.9%以上6%以下であることを特徴とするチェーン。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
前記内リンクプレートは、前記外リンクプレート側の表面において、前記テーパに連続した凸部を有する請求項1に記載のチェーン。
【請求項3】
前記内リンクプレートは、前記開口端部の全周に前記テーパを有するとともに、
前記テーパの全周を囲む位置に前記凸部を有している請求項2に記載のチェーン。
【請求項4】
一対の前記貫通孔の中心間の距離(A)に対する前記凸部の高さ(C)の比率(C/A)が、0.05%以上0.9%以下である請求項2又は3に記載のチェーン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、チェーンに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、チェーンについて記載している。
図12に示すように、チェーン61は、一対の内リンクプレート62と、一対の内リンクプレート62に圧入嵌合した一対のブシュ63と、一対のブシュ63に遊嵌した一対の連結ピン64と、一対の連結ピン64が圧入嵌合した一対の外リンクプレート65とを備える。チェーン61は、上記の各構成部材を一単位として、複数連続して配置されることによって構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-105325号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1等に記載されたチェーン61は、耐久性に優れていることが望ましい。耐久性に優れたものとするために、疲労性能の向上が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
態様1のチェーンは、対向して配置される一対の内リンクプレートと、一対の前記内リンクプレートがそれぞれ有する一対の貫通孔に挿入される筒状のブシュと、前記ブシュに回転可能に挿入されるピンと、一対の前記内リンクプレートを外側から挟むように配置されて、前記ピンの両端部に配置される一対の外リンクプレートと、を備え、一対の前記外リンクプレートの間に一対の前記ピンが位置するチェーンであって、前記内リンクプレートは、前記貫通孔における前記外リンクプレート側の開口端部にテーパを有しており、一対の前記貫通孔の中心間の距離(A)に対する前記テーパの深さ(B)の比率(B/A)が、0.9%以上6%以下であることを要旨とする。
【0006】
態様2は、態様1のチェーンにおいて、前記内リンクプレートは、前記外リンクプレート側の表面において、前記テーパに連続した凸部を有する。
態様3は、態様2に記載のチェーンにおいて、前記内リンクプレートは、前記開口端部の全周に前記テーパを有するとともに、前記テーパの全周を囲む位置に前記凸部を有している。
【0007】
態様4は、態様2又は3に記載のチェーンにおいて、一対の前記貫通孔の中心間の距離(A)に対する前記凸部の高さ(C)の比率(C/A)が、0.05%以上0.9%以下である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、チェーンの疲労性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態のチェーンの一部を概略的に示す分解斜視図である。
第1実施形態のチェーンの一部を概略的に示す断面図である。
内リンクプレートの斜視図である。
図3の4-4線部分断面図である。
変更例のチェーンの一部を概略的に示す分解斜視図である。
変更例のチェーンの一部を概略的に示す断面図である。
第2実施形態の内リンクプレートの斜視図である。
図7の8-8線部分断面図である。
別の変更例の内リンクプレートの斜視図である。
さらに別の変更例の内リンクプレートの斜視図である。
実施例と比較例のチェーンの疲労性能を示すグラフである。
従来技術のチェーンの一部の分解斜視図と斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<第1実施形態>
本発明のチェーンを具体化した第1実施形態について説明する。
図1、2に示すように、第1実施形態のチェーン11は、チェーン11の長さ方向Xに配置される複数の内リンク12と複数の外リンク13を備える。複数の内リンク12と複数の外リンク13は、長さ方向Xに交互に位置するように配置されている。
(【0011】以降は省略されています)
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