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公開番号2025000164
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-07
出願番号2023099861
出願日2023-06-19
発明の名称開閉支援治具
出願人能美防災株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類F16K 31/60 20060101AFI20241224BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】ボール弁10を開閉する切り替えレバー11の操作性を改善することができる開閉支援治具20を得る。
【解決手段】ボール弁10を開閉する切り替えレバー11の操作時に用いられる開閉支援治具20であって、操作時において力点P1となる棒状の本体部21と、切り替えレバー11を挟み込むコ字形状を有し、操作時において作用点P2となる第1の係止部22と、本体部21と、第1の係止部22とを第1の角度を有するように連結し、操作時において支点P3となる第1の曲げ部23とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ボール弁を開閉する切り替えレバーの操作時に用いられる開閉支援治具であって、
前記操作時において力点となる棒状の本体部と、
前記切り替えレバーを挟み込むコ字形状を有し、前記操作時において作用点となる第1の係止部と、
前記本体部と、前記第1の係止部とを第1の角度を有するように連結し、前記操作時において支点となる第1の曲げ部と
を備える開閉支援治具。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記第1の曲げ部は、前記操作時において前記ボール弁の一部に接する状態で、前記ボール弁を開閉する際に前記支点として働く
請求項1に記載の開閉支援治具。
【請求項3】
前記本体部の長さは、前記切り替えレバーの長さの2~4倍程度の長さであり、前記第1の係止部となるコ字形状の第1アームと第2アームは、前記切り替えレバーを挟み込める間隔があり、かつ、前記第1アームと前記第2アームの長さは、前記切り替えレバーの直径よりも大きく形成される
請求項2に記載の開閉支援治具。
【請求項4】
前記切り替えレバーを挟み込むコ字形状を有し、前記操作時において作用点となる第2の係止部と、
前記本体部と、前記第2の係止部とを第2の角度を有するように連結し、前記操作時において支点となる第2の曲げ部と
をさらに備え、
前記第1の係止部は、前記第1の曲げ部を介して前記本体部の一端に連結され、
前記第2の係止部は、前記第2の曲げ部を介して前記本体部の他端に連結され、
前記第1の角度と前記第2の角度とは、異なる角度である
請求項1から3のいずれか1項に記載の開閉支援治具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ボール弁を開閉する切り替えレバーの操作時に用いられる開閉支援治具に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、神社、仏閣等の文化財には、火災を消火する消火設備として放水銃が設けられている(例えば、特許文献1参照)。放水銃は、文化財の景観等を配慮して、通常は、むき出しのまま設置されることはない。
【0003】
例えば、地面の下に格納スペースを設け、その格納スペースに一次側が給水源に接続された、常時は閉じたボール弁が設けられている。そして、文化財の近傍に設けられた格納箱内に格納されている、差し込み式の放水銃が、消火作業時に、ボール弁と接続される。
【0004】
具体的には、火災発生時において、次の手順で消火作業が行われる。
手順1:格納箱内から差し込み式の放水銃を取り出し、その放水銃を格納スペースまで持ち運ぶ。
手順2:地面にある蓋を取り外して、格納スペースにあるボール弁に対して、差し込み式の放水銃を取り付ける。
手順3:ボール弁を開放して、放水銃に対して給水が行われることで、放水銃から放水が行われ、文化財の消火を実施する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許5869938号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に開示されているような放水銃をボール弁に接続して使用する際には、ボール弁を開閉するために、切り替えレバーによる開閉操作を行う必要がある。ボール弁が地下の格納スペースに設けられている場合には、地下の格納スペース内に設置されている切り替えレバーによりボール弁の開閉操作を行うために、操作者は、しゃがみ込む必要があり、操作性がよくない課題があった。
【0007】
また、ボール弁の一次側の給水源が落差圧を利用したものである場合、例えば、山頂付近に水源があり、その山頂よりも下に文化財の施設があり、その施設を防護する放水銃が設けられるような場合には、山頂からの落差圧による高い水圧がボール弁の一次側にかかっている。
【0008】
このため、ボール弁に接続された弁体を閉状態から開状態にするために、切り替えレバーを回そうとしても、強い力が必要となる。この点でも、操作性がよくない課題があった。
【0009】
本開示は、上記の課題を解決するためになされたものであり、ボール弁を開閉する切り替えレバーの操作性を改善することができる開閉支援治具(器具)を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示に係る開閉支援治具は、ボール弁を開閉する切り替えレバーの操作時に用いられる開閉支援治具であって、操作時において力点となる棒状の本体部と、切り替えレバーを挟み込むコ字形状を有し、操作時において作用点となる第1の係止部と、本体部と、第1の係止部とを第1の角度を有するように連結し、操作時において支点となる第1の曲げ部とを備えるものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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