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公開番号
2025004267
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-14
出願番号
2024185885,2023198098
出願日
2024-10-22,2019-03-19
発明の名称
煙感知器
出願人
能美防災株式会社
代理人
弁理士法人エビス国際特許事務所
主分類
G08B
17/107 20060101AFI20250106BHJP(信号)
要約
【課題】本発明は、受光素子と、受光素子で前方散乱を受光する第1発光素子と、受光素子で後方散乱を受光する第2発光素子を有する煙感知器において、第1発光素子から受光素子に直接的に第1照射光が達しないようにすることを課題とする。
【解決手段】周壁により側方から囲まれた検煙部と、前記検煙部の周囲に設けられる第1発光素子と、第2発光素子と、受光素子と、を備え、前記第1発光素子から送出した第1照射光が前記検煙部の中の煙に照射された際の前方散乱光を前記受光素子が受光するように、前記受光素子と前記第1発光素子が配置され、前記第1発光素子の光軸である第1光軸と前記第2発光素子の光軸である第2光軸との間にあって、前記第2発光素子が向いている方向に沿って平面が設けられている遮光板を備えることを特徴とする煙感知器とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
周壁により側方から囲まれた検煙部と、
前記検煙部の周囲に設けられる第1発光素子と、第2発光素子と、受光素子と、を備え、
前記第1発光素子から送出した第1照射光が前記検煙部の中の煙に照射された際の前方散乱光を前記受光素子が受光するように、前記受光素子と前記第1発光素子が配置され、
前記第1発光素子の光軸である第1光軸と前記第2発光素子の光軸である第2光軸との間にあって、前記第2発光素子が向いている方向に沿って平面が設けられている遮光板を備えることを特徴とする煙感知器。
続きを表示(約 230 文字)
【請求項2】
前記第2発光素子から送出した第2照射光が前記検煙部の中の煙に照射された際の後方散乱光を前記受光素子が受光する位置に、前記第2発光素子が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の煙感知器。
【請求項3】
前記第2発光素子は前記周壁において内側に突出した第2発光素子収容壁に収容され、
前記遮光板は前記第2発光素子収容壁から前記第2光軸に略平行に突出していることを特徴とする請求項1または2に記載の煙感知器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、散乱光により煙を感知する光電式の煙感知器に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
光電式スポット型の煙感知器は、光の散乱を利用して煙を感知する。この煙感知器は、発光素子の光軸からずれた位置に受光素子を配置している。そして、光軸の周辺の検煙部に煙があると散乱光が生じて受光素子に入り、煙を感知する。特許文献1には、前方散乱光や後方散乱光により煙を感知する煙感知器が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-191462号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、受光素子と、受光素子で前方散乱を受光する第1発光素子と、第2発光素子を有する煙感知器において、第1発光素子から受光素子に直接的に第1照射光が達しないようにすることを課題とする。
また、散乱光を検出する検煙部を囲む光学台は、黒色樹脂等で形成されている。これは、外光が光学台を通過しないようにするためと、迷光などが光学台の内面に反射して受光素子に入らないように、光学台の内側を黒色として光の吸収を高め、誤検出を防止するためである。
一方、発光素子と受光素子が正常に機能しているか検出するため、発光素子からの照射光が光学台の内側で吸収されずに反射した反射光を用いる技術がある。この場合には、光学台の内部における反射光が少なすぎても多すぎても正常に機能しない。
本発明は、光学台の内部における反射光を適切な量とすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、周壁により側方から囲まれた検煙部と、前記検煙部の周囲に設けられる第1発光素子と、第2発光素子と、受光素子と、を備え、前記第1発光素子から送出した第1照射光が前記検煙部の中の煙に照射された際の前方散乱光を前記受光素子が受光するように、前記受光素子と前記第1発光素子が配置され、前記第1発光素子の光軸である第1光軸と前記第2発光素子の光軸である第2光軸との間にあって、前記第2発光素子が向いている方向に沿って平面が設けられている遮光板を備えることを特徴とする煙感知器である。
本発明では、遮光板は、第2発光素子が向いている方向に沿って平面が設けられており、第1発光素子から受光素子に直接的に第1照射光が達しないように遮光する。
【0006】
(1)また本発明は、煙導入部と、前記煙導入部の上方に設けられて周壁により側方から囲まれた検煙部と、第1発光素子と、受光素子と、を備え、前記第1発光素子から送出した第1照射光が前記検煙部の中の煙に照射された際の前方散乱光を前記受光素子が受光する位置に、前記受光素子と前記第1発光素子が配置され、前記周壁の内側において、煙がない前記検煙部に前記第1照射光が照射された際に二次反射光を形成する二次反射板を前記第1発光素子の側方に設け、前記二次反射板は前記第1照射光が前記周壁で反射した一次反射光を受けて反射し、生じた前記二次反射光を前記受光素子に入光させることを特徴とする煙感知器である。
本発明により、検煙部に煙がないときにおける受光素子に入光する反射光を増加させ、第1発光素子と受光素子の障害を検査することができる。
【0007】
(2)また、本発明は、第2発光素子から送出した第2照射光が前記検煙部の中の煙に照射された際の後方散乱光を前記受光素子が受光する位置に、前記第2発光素子が配置され、前記周壁において、煙がない前記検煙部に前記第2照射光が照射された際に前記第2発光素子が送出した前記第2照射光が反射する一次反射領域は、前記第2照射光が入光した方向とは異なる方向へ反射する偏向反射壁とし、前記受光素子は前記周壁において内側に突出した受光素子収容壁に収容され、前記第2照射光は前記偏向反射壁で反射して、前記受光素子収容壁の前記第2発光素子とは反対側の側方に導かれることを特徴とする(1)の煙感知器である。ここで、「受光素子は前記周壁において内側に突出した受光素子収容壁に収容され」とは、受光素子収容壁が周壁以外の部分において受光素子を囲っていないものも含む。
【0008】
本発明により、検煙部に煙がないときにおける受光素子に入光する反射光を減少させ、SN比の向上により煙感知を高精度化、高品質化することができる。
【0009】
(3)また、本発明は、前記偏向反射壁は、前記受光素子に近い部分が外方へ突出して設けられていることを特徴とする(2)の煙感知器である。
【0010】
本発明により、検煙部を狭めることなく、反射光を受光素子に入光しない位置へ誘導することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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