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公開番号2025083597
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2025046182,2020146920
出願日2025-03-21,2020-09-01
発明の名称熱感知器
出願人能美防災株式会社
代理人弁理士法人きさ特許商標事務所
主分類G08B 17/06 20060101AFI20250523BHJP(信号)
要約【課題】感知器作動時に点灯する表示灯がどの方向からでも視認できることで、設置作業を容易にする熱感知器を提供する。
【解決手段】熱感知器100は、熱を感知するセンサ40と光源50とが実装される基板20を収納し、下面に開口部11を有するケース本体10と、ケース本体10の開口部11に配置されているケース蓋30と、ケース本体10及びケース蓋30の下方に、開口部11を覆うように配置され、中央に孔部(第三孔部64a)が設けられているカバー部64と、を備える。ケース蓋30は、中央部30cと、中央部30cに配され、センサ40が挿通されるセンサ孔部(第一孔部31)とを有し、カバー部64は、孔部(第三孔部64a)よりケース蓋30の中央部30cを露出して配するものである。熱感知器100において、光源50からの光は、中央部30cを介して外部へ出射される。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
熱を感知するセンサと光源とが実装される基板を収納し、下面に開口部を有するケース本体と、
前記ケース本体の前記開口部に配置されているケース蓋と、
前記ケース本体及び前記ケース蓋の下方に、前記開口部を覆うように配置され、中央に孔部が設けられているカバー部と、を備え、
前記ケース蓋は、中央部と、前記中央部に配され、前記センサが挿通されるセンサ孔部とを有し、
前記カバー部は、前記孔部より前記ケース蓋の前記中央部を露出して配するものであり、
前記光源からの光は、前記中央部を介して外部へ出射される、
熱感知器。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
前記カバー部は、前記中央部の下端を前記カバー部の下面と同じ高さに配するものである、
請求項1に記載の熱感知器。
【請求項3】
前記センサ孔部は、下側に向かって開口幅が次第に大きくなるすり鉢形状を有するものであり、前記センサ孔部の下端が前記カバー部の下面と同じ高さに配される、
請求項1又は2に記載の熱感知器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光源を備える熱感知器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、熱感知器は、熱を検知するサーミスタ等からなるセンサを備え、火災で生じる熱気流の熱を検出することにより火災の発生を感知する。熱感知器において、ケース(感知器本体)内に基板が配置され、感知器本体の下面の中央に設けた気流の流入口を介して感熱部が露出するように、基板にセンサが取り付けられる。このような熱感知器において、基板に接続されたLED(Light Emitting Diode)等の表示灯を備え、火災発生時に表示灯を点灯させるものがある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の熱感知器において、基板には1つの表示灯が接続され、感知器本体の下面において外周側に設けられた表示窓部材に組み込まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平2-357399号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の熱感知器では、1つの表示灯のみが用いられ、また、表示灯は感知器本体の下面において外周側に設けられているので、設置時に、監視空間の入口から表示灯が見えるように熱感知器の向きを調整する手間が生じていた。
【0005】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、感知器作動時に点灯する表示灯がどの方向からでも視認できることで、設置作業を容易にする熱感知器を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の熱感知器は、熱を感知するセンサと光源とが実装される基板を収納し、下面に開口部を有するケース本体と、前記ケース本体の前記開口部に配置されているケース蓋と、前記ケース本体及び前記ケース蓋の下方に、前記開口部を覆うように配置され、中央に孔部が設けられているカバー部と、を備え、前記ケース蓋は、中央部と、前記中央部に配され、前記センサが挿通されるセンサ孔部とを有し、前記カバー部は、前記孔部より前記ケース蓋の前記中央部を露出して配するものであり、前記光源からの光は、前記中央部を介して外部へ出射されるものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、光源からの光が中央部を介して外部へ出射され、カバー部が、その中央の孔部よりケース蓋の中央部を露出して配することにより、従来のように下面の外周側の一箇所から出射される場合と比べて光源からの光を方向によらず視認でき、熱感知器の向きを調整する必要が無いので、設置作業を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係る熱感知器の外観を示す斜視図である。
図1の熱感知器の構成を示す分解斜視図である。
図1の熱感知器を天井に設置した状態を示す側面図である。
図1の熱感知器の下面図である。
図4のA-A断面を示す断面図である。
図4のB-B断面を示す断面図である。
図5のD-D断面を示す断面図である。
図4のC-C断面を示す断面図である。
図5の熱感知器において光源が発光した状態を示す説明図である。
実施の形態2に係る熱感知器の外観を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る熱感知器の外観を示す斜視図である。熱感知器100は、例えば建物内の監視空間に設置され、周囲の温度を監視する。熱感知器100は、周囲の温度が一定温度以上となった場合に、不図示の火災受信機に火災である旨の信号を出力する。
【0010】
図2は、図1の熱感知器の構成を示す分解斜視図である。図2に示されるように、熱感知器100は、開口部11を有するケース本体10と、基板20と、熱を検知するセンサ40と、光を放射する光源50と、ケース本体10の開口部11に配置されるケース蓋30と、センサ40を保護するプロテクタ60とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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