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公開番号2025106576
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-15
出願番号2025068553,2021203352
出願日2025-04-18,2021-12-15
発明の名称熱感知器
出願人能美防災株式会社
代理人弁理士法人きさ特許商標事務所
主分類G08B 17/06 20060101AFI20250708BHJP(信号)
要約【課題】素子サポート部材のような透光部材と天板との位置合わせが容易にでき、かつ、天板開口部で、透光部材を透過した光源からの光が視認しやすい熱感知器を提供する。
【解決手段】熱感知器は、熱を感知するセンサと光源とが実装される基板を収納する、開口部を有するケース本体と、ケース本体の下方に設けられたケース蓋と、ケース蓋の下方に位置する天板と、該天板に設けられ、センサを保護する保護部とを有するプロテクタと、を備える。ケース蓋は、センサが挿通される孔部を有し、該孔部は、下方に向かって開口幅が次第に大きくなるすり鉢形状部と、すり鉢形状部の下端から下方に向かって延出した筒状部と、を備え、天板には、筒状部が配置される天板開口部が設けられ、孔部は、光源の光を透光する透光部材で構成されたものである。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
熱を感知するセンサと光源とが実装される基板を収納する、開口部を有するケース本体と、
前記ケース本体の下方に設けられたケース蓋と、
前記ケース蓋の下方に位置する天板と、該天板に設けられ、前記センサを保護する保護部とを有するプロテクタと、
を備える熱感知器であって、
前記ケース蓋は、前記センサが挿通される孔部を有し、該孔部は、下方に向かって開口幅が次第に大きくなるすり鉢形状部と、該すり鉢形状部の下端から下方に向かって延出した筒状部と、を備え、
前記天板には、前記筒状部が配置される天板開口部が設けられ、
前記孔部は、前記光源の光を透光する透光部材で構成されたものである、
熱感知器。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記ケース蓋は、前記孔部の外周面から外周側に向かって延びる枠部と、前記枠部から、前記ケース本体の内面に沿うように上方に延びた複数の脚部と、を有する
請求項1に記載の熱感知器。
【請求項3】
前記筒状部の外周面には、上側で外径が大きくなる第一の段部が設けられ、
前記天板の前記天板開口部の内壁には、上面側に前記第一の段部と対向する第二の段部が設けられている
請求項1又は2に記載の熱感知器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、光源を備える熱感知器に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、熱感知器は、熱を検知するサーミスタ等からなるセンサを備え、火災で生じる熱気流の熱を検出することにより火災の発生を感知する。熱感知器において、ケース本体内に基板が配置され、ケース本体の下面に設けた開口部を介して感熱部が露出するように、基板にセンサが取り付けられる。このような熱感知器において、基板に実装された光源を備え、火災発生時に光源を点灯させるものがある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の熱感知器は、基板に装着されて光源からの光をガイドする素子サポート部材と、基板及び素子サポートを収容したケース本体の下方に配置される本体カバー(天板)と、を備えている。センサの感熱部は、天板に設けられた天板開口部から下方に突出している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021―111298号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の熱感知器において、光をガイドする素子サポート部材は、基板に装着されてその全体がケース本体内に収容され、本体カバー(天板)よりも上方に配置される。したがって、本体カバーの組付時には、素子サポート部材における位置合わせ部位が作業者から視認し難いので位置合わせが行い難く、また、熱感知器の動作時には光の視認性が良くない、といった課題があった。
【0005】
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、素子サポート部材のような透光部材と天板との位置合わせが容易にでき、かつ、天板開口部で、透光部材を透過した光源からの光が視認しやすい熱感知器を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の熱感知器は、熱を感知するセンサと光源とが実装される基板を収納する、開口部を有するケース本体と、前記ケース本体の下方に設けられたケース蓋と、前記ケース蓋の下方に位置する天板と、該天板に設けられ、前記センサを保護する保護部とを有するプロテクタと、を備える熱感知器であって、前記ケース蓋は、前記センサが挿通される孔部を有し、該孔部は、下方に向かって開口幅が次第に大きくなるすり鉢形状部と、該すり鉢形状部の下端から下方に向かって延出した筒状部と、を備え、前記天板には、前記筒状部が配置される天板開口部が設けられ、前記孔部は、前記光源の光を透光する透光部材で構成されたものである。
【0007】
また、上記熱感知器において、前記ケース蓋は、前記孔部の外周面から外周側に向かって延びる枠部と、前記枠部から、前記ケース本体の内面に沿うように上方に延びた複数の脚部と、を有する。
【0008】
また、上記熱感知器において、前記筒状部の外周面には、上側で外径が大きくなる第一の段部が設けられ、前記天板の前記天板開口部の内壁には、上面側に前記第一の段部と対向する第二の段部が設けられている。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、ケース蓋の孔部におけるすり鉢形状部の下端から連続した筒状部が、天板の天板開口部に配置され、孔部は、光源の光を透過する透光部材で構成されたものであるから、本体カバーの組付時には、天板開口部から筒状部が視認できるので位置合わせが容易にでき、かつ、熱感知器の動作時には天板開口部で、ケース蓋の孔部を透過した光源からの光が視認しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態1に係る熱感知器の下面図である。
実施の形態1に係る熱感知器の構成を示す分解斜視図である。
図1の熱感知器を天井に設置した状態を示す模式図である。
図2の熱感知器のプロテクタの平面図である。
図4のプロテクタの天板のB-B断面を示す断面図である。
図4のプロテクタの正面図である。
図6のプロテクタの側面図である。
図1の熱感知器におけるプロテクタを外した状態を下側斜め方向から示す概略斜視図である。
図2の熱感知器のケース蓋の斜視図である。
図9のケース蓋の側面図である。
図1の熱感知器のA-A断面を示す断面図である。
図1の熱感知器におけるプロテクタ及びケース蓋を外した状態を下側斜め方向から示す概略斜視図である。
図12の熱感知器の下面図である。
図8の熱感知器に配線を接続した状態を下側斜め方向から示す概略斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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