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公開番号
2025117016
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024011645
出願日
2024-01-30
発明の名称
散水システム
出願人
能美防災株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A62C
3/02 20060101AFI20250804BHJP(人命救助;消防)
要約
【課題】火災の延焼を防止することができる散水システムを得ることができる。
【解決手段】散水システムは、対象エリアであるゴルフ場の芝生や地面に散水する対象エリア散水装置と、対象エリア散水装置の散水を制御する制御部と、を備え、制御部は、対象エリアまたは当該対象エリアに隣接する隣接エリアである森林地帯に火災が発生したことを示す火災発生信号を、当該制御部の外部から受信した場合、火災に対処するための散水である火災用散水を行うように、対象エリア散水装置を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
対象エリア内の芝生や地面に散水する対象エリア散水装置と、
前記対象エリア散水装置の散水を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記対象エリアまたは当該対象エリアに隣接する隣接エリアで火災が発生したことを示す火災発生信号を、当該制御部の外部から受信した場合、前記火災に対処するための散水である火災用散水を行うように、前記対象エリア散水装置を制御する、
散水システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記隣接エリアを散水する隣接エリア散水装置をさらに備え、
前記制御部は、前記火災発生信号を受信した場合、前記隣接エリア散水装置に対しても前記火災用散水を行うように制御する、
請求項1に記載の散水システム。
【請求項3】
対象エリア内の芝生や地面に散水する対象エリア散水装置と、前記対象エリア散水装置の散水を制御する制御部と、を備えた散水システムにおいて、
前記対象エリア散水装置と配管を介して接続され、隣接エリアを散水する隣接エリア散水装置をさらに備え、
前記制御部は、前記対象エリアまたは当該対象エリアに隣接する隣接エリアで火災が発生したことを示す火災発生信号を、当該制御部の外部から受信した場合、前記火災に対処するための散水である火災用散水を行うように、前記対象エリア散水装置または前記隣接エリア散水装置の少なくとも一方を制御する、
散水システム。
【請求項4】
前記火災発生信号には、火災が発生している場所を特定する発生場所情報が含まれており、
前記制御部は、前記発生場所情報に基づいて、前記対象エリア散水装置及び前記隣接エリア散水装置の中から前記火災用散水を行わせる散水装置を選択し、選択した散水装置である選択散水装置に対し、前記火災用散水を行うように制御する、
請求項3に記載の散水システム。
【請求項5】
前記対象エリアは、ゴルフ場であり、
前記隣接エリアは、前記ゴルフ場に隣接した森林エリアであり、
前記制御部は、前記隣接エリア散水装置による火災用散水を、前記対象エリア散水装置による火災用散水よりも上方に向けて水を放出するように制御する、
請求項3または4に記載の散水システム。
【請求項6】
前記制御部は、前記火災用散水の水量が、火災が発生していない平常時における芝生へ散水するときの水量よりも多くなるように制御する、
請求項1または3に記載の散水システム。
【請求項7】
前記制御部は、前記火災用散水の水圧が、火災が発生していない平常時における芝生へ散水するときの水圧よりも高くなるように制御する、
請求項1または3に記載の散水システム。
【請求項8】
前記火災発生信号は、インターネット上に公開された情報を補足することによって火災が発生したことを検知したものである、
請求項1または3に記載の散水システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、芝生や地面等(以下、単に芝生という)に散水する散水装置を用いて火災に対処するための散水を行う散水システムに関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
ゴルフ場、公園などの芝生が生育する場所には、定期的に散水を行うための散水装置が設けられている。
【0003】
このような散水装置を制御するものとして、次のものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に係る散水制御装置は、芝生の水分を水分計で測定し、土中の温度を温度計で測定し、これらの情報に基づいて、散水装置による散水の制御を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平4-271730号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
火災が発生した場合、火災の延焼を防止することが求められる。特に、森林に囲まれたゴルフ場、公園などでは、森林火災が延焼すると甚大な被害が発生するおそれがあることから、いかにして炎の燃え広がりを食い止めるかが課題となる。
【0006】
本開示は、上記の課題を解決するためになされたものであり、火災の延焼を防止することができる散水システムを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る散水システムは、対象エリア内の芝生や地面に散水する対象エリア散水装置と、対象エリア散水装置の散水を制御する制御部と、を備え、制御部は、対象エリアまたは当該対象エリアに隣接する隣接エリアで火災が発生したことを示す火災発生信号を、当該制御部の外部から受信した場合、火災に対処するための散水である火災用散水を行うように、対象エリア散水装置を制御する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、火災の延焼を防止することができる散水システムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施の形態1における散水システムの概要構成例を示す図である。
本開示の実施の形態1における散水システムを構成する各装置の配置例を示す鳥瞰図である。
図2に示す鳥瞰図において、火災が発生したときの発生場所を例示する図である。
図1に示す制御部の動作例を示すフローチャートである。
図4に示すフローチャートに対し、インターネットからの情報により火災の発生を検知した場合の処理を加えたフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の散水システムの好適な態様につき、図面を用いて説明する。
本開示の散水システムは、芝生に散水するための散水装置を、火災の消火や延焼防止に活用することを技術的特徴としている。すなわち、本開示の散水システムは、例えばゴルフ場、公園などの対象エリアまたは当該対象エリアに隣接する隣接エリアで火災が発生した場合、火災に対処するための散水である火災用散水を行うように、散水装置を制御することを技術的特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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