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公開番号
2024167550
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-04
出願番号
2023083702
出願日
2023-05-22
発明の名称
消火栓装置
出願人
能美防災株式会社
代理人
個人
主分類
A62C
35/20 20060101AFI20241127BHJP(人命救助;消防)
要約
【課題】従来の固定観念にとらわれず、内巻きの作業性を格段に向上させることができる消火栓装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る消火栓装置1は、消火用ホース3が内巻き回されたホースバケット5と、前面が開口しホースバケット5を収納するホースバケット収納部7を有する本体9と、本体9の前面に設けられた前面扉とを備えたものであって、
ホースバケット5は、下辺部を前方に引き出すことで、収納時に前面側となる面が上面となり収納時に奥側となる面が下面となるように傾けながら引き出し可能となっていることを特徴とするものである。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
消火用ホースが内巻き回されたホースバケットと、前面が開口し前記ホースバケットを収納するホースバケット収納部を有する本体と、前記本体の前面に設けられた前面扉とを備えた消火栓装置であって、
前記ホースバケットは、下辺部を前方に引き出すことで、収納時に前面側となる面が上面となり収納時に奥側となる面が下面となるように傾けながら引き出し可能となっていることを特徴とする消火栓装置。
続きを表示(約 280 文字)
【請求項2】
ホースバケットは、収納状態で下面の奥側となる辺部に設けた下部車輪と、収納状態で上部となる位置に設けた上部車輪と、を備え、
前記ホースバケット収納部は、引き出し時に前記下部車輪をガイドする下部ガイド部材と、引き出し時に前記上部車輪をガイドする上部ガイド部材とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の消火栓装置。
【請求項3】
前記前面扉が下辺を回動軸として前傾可能に構成され、前記前面扉を開放した状態で、該前面扉面上に前記下部ガイド部材に連続する前面扉側ガイド部材が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の消火栓装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、トンネル等に設置される消火栓装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えばトンネル内に設置される消火栓装置は、筐体内にホース収納部を備え、該ホース収納部に内巻きされたホースが収納されている。ホースは、保形ゴム引布ホースという水が内部に入っていなくても、円筒形状を保持するホースが用いられる。
【0003】
消火栓装置は設置された後でも、放水試験を行なったときなど、ホースを巻きほどいてホース内に残った水を排水する必要がある。そのため、消火栓装置の設置現場において、巻きほどいたホースを再び作業者が内巻きして収容する必要がある。
【0004】
内巻きとは、ホース収納部という立てた状態の矩形状の枠の内側に、ホースを枠に対して内側から押し付けるようにして巻いて行く特殊な巻き方である。例えば、ホースリールにホースを巻くときは、芯材にホースを巻いて、下側のホースの上にさらにホースを巻き重ねるようにする。このようにホースを巻く場合でも、最初に芯材にホースをしっかりと巻いておかないと巻きが弛むので、最初に巻き締めを行う必要がある。これと同様に、内巻きの場合も、最初の巻きとなる最外周を巻くときに、ホースを内側から枠にしっかりと押し付けるようにする必要がある。
【0005】
しかしながら、ホースの巻き始めの最外周においては、巻きの径も大きいことから、自重によって巻きの上辺部が天井面から離れようとして接触が弱くなり、手前側への倒れ込みが生じ、作業性を損ねるという問題がある。このような倒れ込みを防止するためには、相当強い力でホースを枠に押し付けながら巻く必要から、内巻き作業は重労働となっており、この点でも作業性が悪いものとなっている。
【0006】
このような課題を解決するものとして、特許文献1に開示された消火栓装置においては、ホースの巻き状態における上辺部分に当接又は係止して巻かれたホースが手前に倒れないようにホースの姿勢を保持する姿勢保持手段を設けるという工夫がされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2017-136332号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献1に開示のものは、立てた状態の矩形状の枠であるホース収納部にホースを内巻きするという従来からの固定観念を前提としており、作業性の向上には限界があった。
【0009】
本発明はかかる課題を解決するものであり、従来の固定観念にとらわれず、内巻きの作業性を格段に向上させることができる消火栓装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
(1)本発明に係る消火栓装置は、消火用ホースが内巻き回されたホースバケットと、前面が開口し前記ホースバケットを収納するホースバケット収納部を有する本体と、前記本体の前面に設けられた前面扉とを備えたものであって、
前記ホースバケットは、下辺部を前方に引き出すことで、収納時に前面側となる面が上面となり収納時に奥側となる面が下面となるように傾けながら引き出し可能となっていることを特徴とするものである。
(【0011】以降は省略されています)
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