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公開番号
2025129650
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-05
出願番号
2024026422
出願日
2024-02-26
発明の名称
ガス警報器用の試験器
出願人
能美防災株式会社
代理人
彩雲弁理士法人
主分類
G08B
21/16 20060101AFI20250829BHJP(信号)
要約
【課題】小型化が可能なガス警報器用の試験器を提供する。
【解決手段】ガス警報器用の試験器1であって、試験時、ガス警報器10を覆いつつ、内部に試験空間2aを形成するフード2と、前記フード2内部に試験ガスを、ノズル3aを介して噴射するガスボンベ3と、前記ノズル3aの開閉操作部3abを開閉操作して、試験ガス噴射の開始と停止を制御する制御機構部6と、を備え、前記制御機構部6によって制御されて、前記試験ガスが間欠的に噴射されることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
試験時、ガス警報器を覆いながら、内部に試験空間を形成するフードと、
前記フード内部に試験ガスを、ノズルを介して噴射するガスボンベと、
前記ノズルの開閉操作部を開閉操作して、試験ガス噴射の開始と停止を制御する制御機構部と、を備え、
前記制御機構部によって制御して、試験ガスが間欠的に噴射することを特徴とするガス警報器用の試験器。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記制御機構部は、モータを有し、そのモータの動力によって、前記ノズルの開閉操作部を開閉操作することを特徴とする請求項1に記載のガス警報器用の試験器。
【請求項3】
前記制御機構部は、前記モータの回転運動を往復運動として前記ノズルの開閉操作部に伝達する動力伝達部をさらに有し、その動力伝達部によって、前記ノズルの開閉操作部を開閉操作することを特徴とする請求項2に記載のガス警報器用の試験器。
【請求項4】
前記制御機構部は、前記フード内部の試験空間の体積に対応して、試験ガスの噴射量を調整することを特徴とする1乃至3のいずれか1項に記載のガス警報器用の試験器。
【請求項5】
前記フード内部の試験空間中の試験ガス濃度を測定するガスセンサをさらに備え、
前記制御機構部は、前記ガスセンサが測定する試験ガス濃度に対応して、試験ガスの噴射量を調整することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のガス警報器用の試験器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、ガス警報器の作動試験を行う試験器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
建物内等に設置されて、可燃性ガス(都市ガス等)の漏れを検知するガス警報器は、設置後、定期的に作動試験を行う必要がある。
【0003】
従来、そのようなガス警報器の作動試験を行う試験器として、ガス警報器をフードで覆い、そのフード内部に試験ガスを供給して作動試験を行う方式のものが用いられている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
実開昭60-65891号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
試験器が前記の方式の場合、ガス警報器を作動させるために、ある程度の時間、フード内部の空間中のガス濃度を一定の濃度以上に維持する必要がある。従来の試験器においては、その間、連続して、フード内部に試験ガスを供給しなければならず、試験ガスの供給源として、大容量のガスボンベを内蔵する必要があった。そのため、試験器が大きくならざるを得ず、取り扱いが容易ではないという問題があった。
【0006】
この発明は、前記の事情に鑑み、小型化が可能なガス警報器用の試験器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明は、試験時、ガス警報器を覆いつつ、内部に試験空間を形成するフードと、前記フード内部に試験ガスを、ノズルを介して噴射するガスボンベと、前記ノズルの開閉操作部を開閉操作して、前記試験ガス噴射の開始と停止を制御する制御機構部と、を備え、前記制御機構部によって制御して、前記試験ガスを間欠的に噴射することを特徴とするガス警報器用の試験器である。
【0008】
この発明においては、前記制御機構部は、モータを有し、そのモータの動力によって、前記ノズルの開閉操作部を開閉操作するものとすることができる。また、前記ノズルの開閉操作部は、往復移動して前記ノズルを開閉するものとすることができる。また、前記制御機構部は、前記モータの回転運動を往復運動として前記ノズルの開閉操作部に伝達する動力伝達部をさらに有し、その動力伝達部によって、前記ノズルの開閉操作部を開閉操作するものとすることができる。また、前記制御機構部は、前記フード内部の試験空間の体積に対応して、前記試験ガスの噴射量を調整するものとすることができる。また、前記フード内部の試験空間中の試験ガス濃度を測定するガスセンサをさらに備えるものとすることができ、前記制御機構部は、前記ガスセンサが測定する試験ガス濃度に対応して、前記試験ガスの噴射量を調整するものとすることができる。
【発明の効果】
【0009】
この発明においては、試験ガスを間欠的に噴射しながら、フード内部の試験空間中の試験ガス濃度を一定の濃度以上に維持することができる。そのため、試験ガスを連続して噴射する従来の試験器と比べて、ガスボンベの容量を小さくすることができ、試験器を小さくすることができる。
【0010】
したがって、この発明によれば、小型化が可能なガス警報器用の試験器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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