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公開番号
2025122109
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-20
出願番号
2025085261,2024035569
出願日
2025-05-22,2014-12-12
発明の名称
表示灯
出願人
能美防災株式会社
代理人
個人
主分類
G08B
17/00 20060101AFI20250813BHJP(信号)
要約
【課題】発光表示部が円環状のものにおいて、発光源の数や輝度を増すことなく視認性を向上させることのできる表示灯を得る。
【解決手段】本発明に係る表示灯37は、取付面に取り付けられて防災機器の位置を表示する表示灯1であって、発光素子15を搭載した基板17を収容する本体部38と、発光素子15が発光する光を透光させる発光表示部11とを有し、発光表示部11は、リング状に形成されると共に、正面視においてリング状の発光表示部の内周側に、押ボタン31と押ボタン格納部33と発信機本体部35を有する発信機3が収容され、かつ、基板17が収容された発光表示部11の背面側の空間部14に、空間部14を満たすように半透明の充填材39を充填すると共に発信機収容部13における発信機取付面部21を覆うように反射板25を貼り付けたことを特徴とするものである。
【選択図】 図10
特許請求の範囲
【請求項1】
取付面に取り付けられて防災機器の位置を表示する発信機一体型の表示灯であって、
発信機の外周側に配置されて発光源が発光する光を透光させて光る発光表示部を有し、
前記発光表示部は、上下面は光らせないようにし、
前記発光表示部の背面側の空間を形成する外周壁部を不透光性にしたことを特徴とする表示灯。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば消火栓箱、総合盤等の機器収納箱に取り付けられる発信機等の防災機器の位置を表示する表示灯に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
表示灯の一例として、例えば特許文献1(意匠登録第1460558号公報)には、「中央部に発信機を取り付けるための略矩形状の開口を有し、赤色に着色された半透明部材から成る環状の表示灯本体と、表示灯本体に着脱自在に螺着され、表示灯本体を消火栓格納箱等へ取り付けるための環状の取り付け部材と、表示灯本体と取り付け部材との間に挟持固定され、発光ダイオード(LEDランプ)を等角度ごとに取り付けた環状の基板とから構成されており、表示灯本体の環状空間に配置された発光ダイオードの光を正面及び周囲に環状に放射するようにしたもの」(特許文献1における意匠に係る物品の説明)が開示されている。
【0003】
上記の表示灯においては、環状に発光させることによって視認性の向上を図れ、また、その中央部に発信機を取り付けられるため、表示灯と発信機を別々の位置に設置していたものに比較して設置に必要な面積を小さくすることができるとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
意匠登録第1460558号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された表示灯は、発光ダイオードを等間隔で多数配置して環状の発光表示部を光らせることで視認性を向上させてようとしている。特許文献1に開示されたものを含め、従来の表示灯においては視認性を向上するために発光ダイオードの数を増やして発光表示部の明るさ(輝度)を増すことを主眼としている。
しかしながら、特許文献1に記載の表示灯のように、発光表示部が細い円環状のものの場合、輝度を増すだけでは視認性が向上するとは限らない。また、消防設備は多数の端末が接続されるため、使用できる電流に限りがあり、当該設備に流す電流を増やすことが難しいという現状がある。そのような制限があるため、表示灯の発光ダイオードの数を増やしても、各LEDの明るさが小さくなるだけであり、視認性が向上するわけではない。
【0006】
本発明はかかる問題点を解決するためになされたものであり、発光表示部が円環状のものにおいて、発光源の数や輝度を増すことなく視認性を向上させることのできる表示灯を得ることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1-2)本発明に係る表示灯は、取付面に取り付けられて防災機器の位置を表示するものであって、
発光源を搭載した基板を収容すると共に押ボタンと押ボタン格納部と発信機本体部を有する発信機が収容される発信機収容部を備えた本体部と、前記発光源が発光する光を透光させて光り、前記発信機収容部に収納された前記発信機の外周側に配置された発光表示部とを有し、
前記発信機収容部における発信機取付面部の背面側に該発信機取付面部によって隠れるように前記発光源を配置し、前記発光表示部には、前記発光源の間接光が入射するように構成されていることを特徴とするものである。
(1-1)本発明に係る表示灯は、取付面に取り付けられて防災機器の位置を表示する表示灯であって、
発光源を搭載した基板を収容する本体部と、前記発光源が発光する光を透光させる発光表示部とを有し、
前記発光表示部は、リング状に形成されると共に、正面視においてリング状の発光表示部の内周側に、押ボタンと押ボタン格納部と発信機本体部を有する発信機が収容される発信機収容部を有し、
かつ、前記基板が収容された前記発光表示部の背面側の空間に、該空間を満たすように半透明の充填材を充填すると共に前記発信機収容部における発信機取付面部を覆うように反射板を貼り付けたことを特徴とするものである。
(1)本発明に係る表示灯は、取付面に取り付けられて防災機器の位置を表示する表示灯であって、発光源を搭載した基板を収容する本体部と、前記発光源が発光する光を透光させる発光表示部とを有し、前記発光表示部は、リング状に形成されると共に、正面視においてリング状の発光表示部の内周側に、押ボタンと押ボタン格納部と発信機本体部を有する発信機が収容され、
かつ、前記基板が収容された前記発光表示部の背面側の空間に、該空間を満たすように半透明の充填材を充填したことを特徴とするものである。
【0008】
(2)また、上記(1)に記載のものにおいて、前記発信機の前面部が前記発光表示部よりも奥側に位置するようになっていることを特徴とするものである。
【0009】
(3)また、上記(1)又は(2)に記載のものにおいて、前記充填材を充填する空間を形成する外周壁を不透光性にしたことを特徴とするものである。
【0010】
(4)また、上記(1)乃至(3)のいずれかに記載のものにおいて、前記発光表示部は、リングの両サイド部が上下部よりも明るく光るように、前記発光源の配置及び/又は輝度が設定されていることを特徴とするものである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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