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公開番号2025125371
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-27
出願番号2024021398
出願日2024-02-15
発明の名称ガス検出装置
出願人能美防災株式会社
代理人弁理士法人朝日特許事務所
主分類G08B 21/10 20060101AFI20250820BHJP(信号)
要約【課題】音響部から筐体の外部に出力される音の大きさを容易に調整できる防水構造を提供する。
【解決手段】ガス検出装置は、開口部を有する筐体と、貫通孔が形成され、開口部を閉鎖する内部カバー21と、ガスを検出する検出部と、筐体の内部に設けられ、ガスの検出結果に応じて音を出力する音響部16と、貫通孔に設けられる本体部32と、本体部に締結されるヘッド部33とを有し、貫通孔を閉鎖する防水部材30と、本体部32とヘッド部33との間に設けられるスペーサー部材40とを備える。防水部材30には、音響部16から出力された音を筐体の外部に導く音響通路301が形成される。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
開口部を有する筐体と、
貫通孔が形成され、前記開口部を閉鎖する内部カバーと、
ガスを検出する検出部と、
前記筐体の内部に設けられ、前記ガスの検出結果に応じて音を出力する音響部と、
前記貫通孔に設けられる本体部と、前記本体部に締結されるヘッド部とを有し、前記貫通孔を閉鎖する防水部材と、
前記本体部と前記ヘッド部との間に設けられるスペーサー部材とを備え、
前記防水部材には、前記音響部から出力された前記音を前記筐体の外部に導く音響通路が形成される
ガス検出装置。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記スペーサー部材は、前記音響部から前記筐体の外部に出力される前記音が所定の音圧以上となる厚みを有する
請求項1に記載のガス検出装置。
【請求項3】
前記防水部材は、前記本体部と前記ヘッド部との間に設けられ、前記ヘッド部により圧縮される、防水材料からなる弾性部を有し、
前記弾性部は、防水性及び通気性を有し、前記音響通路に設けられるフィルターを有する
請求項1又は2に記載のガス検出装置。
【請求項4】
前記本体部には、前記音響通路を構成する第1貫通孔が形成され、
前記弾性部には、前記音響通路を構成する第2貫通孔が形成され、
前記ヘッド部と前記弾性部との間、及び前記スペーサー部材と前記弾性部との間には、前記音響通路を構成する第1間隙が形成され、
前記本体部と前記スペーサー部材との間には、前記音響通路の出口となる第2間隙が形成される
請求項3に記載のガス検出装置。
【請求項5】
前記本体部は、前記音響部の一部が挿入される凹部を有し、
前記凹部に挿入された前記音響部を保持する保持部をさらに備える
請求項1に記載のガス検出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ガス検出装置の防水構造に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ケーシングに形成された共鳴空間の作用により警報用ブザーによるブザー音の音圧レベルが増大されてブザー音放音用開口より外部に発せられることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5818666号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載された構成では、音響部から筐体の外部に出力される音の大きさを調整するには筐体の内部構造を変えなければならないため、筐体の外部に出力される音の大きさを容易に調整することができない。
【0005】
本発明は、音響部から筐体の外部に出力される音の大きさを容易に調整できる防水構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、開口部を有する筐体と、貫通孔が形成され、前記開口部を閉鎖する内部カバーと、ガスを検出する検出部と、前記筐体の内部に設けられ、前記ガスの検出結果に応じて音を出力する音響部と、前記貫通孔に設けられる本体部と、前記本体部に締結されるヘッド部とを有し、前記貫通孔を閉鎖する防水部材と、前記本体部と前記ヘッド部との間に設けられるスペーサー部材とを備え、前記防水部材には、前記音響部から出力された前記音を前記筐体の外部に導く音響通路が形成されるガス検出装置を提供する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、音響部から筐体の外部に出力される音の大きさを容易に調整できる防水構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
ガス検出装置の電気的構成を例示する図。
ガス検出装置の外観を例示する側面図。
ガス検出装置の外観を例示する平面図。
図3のA部分を拡大した図。
図4の側面図。
図5の分解斜視図。
弾性部を例示する平面図。
本体部を例示する平面図。
ヘッド部を例示する底面図。
図4のI-I線に沿った断面図。
スペーサー部材の厚みと、音響部から筐体の外部に出力される音の音圧との関係を例示する図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(構成)
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態について説明する。なお、図面においては、発明を理解し易いように、実際の寸法、形状、それらの比率とは異なる場合がある。
【0010】
図1は、ガス検出装置1の電気的構成を例示する図である。ガス検出装置1は、例えば災害時に瓦礫や土砂の中からの生存者を探索するのに用いられる。ガス検出装置1は、人体から排出されるガスを検出する。
(【0011】以降は省略されています)

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