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公開番号
2025142778
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-01
出願番号
2024042329
出願日
2024-03-18
発明の名称
防災システム
出願人
能美防災株式会社
代理人
弁理士法人朝日特許事務所
主分類
G08B
17/00 20060101AFI20250924BHJP(信号)
要約
【課題】安全な避難経路を容易に認識できるようにする。
【解決手段】建物Bの複数階の各々の平面図を用いて作成された建物Bの立体図上に、火災発生場所からの距離に応じた表示形式で避難経路を表示する。例えば火災発生場所に相当する端末機器10の設置場所S0からの距離が異なる避難経路R1,R2はそれぞれ異なる色で表示される。ここでいう表示形式とは、避難経路を示すシンボルの色、形状、大きさ又は点滅パターンの少なくともいずれか1つを含む概念である。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
建物の複数階の各々の平面図を用いて作成された前記建物の立体図上に、火災発生場所からの距離に応じた表示形式で避難経路を表示する表示部
を備える防災システム。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
前記表示部は、前記火災発生場所からの距離によって異なる色で前記避難経路を表示する
請求項1に記載の防災システム。
【請求項3】
前記表示部は、前記距離が最も大きい避難経路を優先して表示する
請求項1に記載の防災システム。
【請求項4】
火災の延焼方向又は前記火災の延焼速度と前記距離とに応じて、前記避難経路の安全度を決定する決定部をさらに備え、
前記表示部は、前記安全度に応じた表示形式で前記避難経路を表示する
請求項1に記載の防災システム。
【請求項5】
火災が発生すると前記火災を検知した火災感知器から火災信号を受信する受信部と、
前記火災信号を受信するたびに、前記受信された火災信号に応じて特定される火災発生場所からの距離に応じて前記避難経路の安全度を決定する決定部とをさらに備え、
前記表示部は、前記安全度に応じた表示形式で前記避難経路を表示し、火災状況の変化によって前記安全度が変化した場合には、前記安全度が上がった場合とか下がった場合とで前記避難経路の安全度の表示形式を異ならせる
請求項1に記載の防災システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、防災システムに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、建物の各階を斜め上方から見下ろした俯瞰地図上に防災制御機器のシンボルマークを配置して表示することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5313481号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
建物には、複数の避難経路が設けられている場合がある。しかし、特許文献1に記載の技術では、建物で火災が発生した際にどの避難経路を通って避難すれば安全であるかが分からない。また、的確な避難指示を行うために、建物全体の避難経路を分かり易く表示することが求められている。
【0005】
本発明は、安全な避難経路を容易に認識できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために本開示の第1の態様に係る防災システムは、建物の複数階の各々の平面図を用いて作成された前記建物の立体図上に、火災発生場所からの距離に応じた表示形式で避難経路を表示する表示部を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、建物の安全な避難経路を容易に認識できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態による防災システム1の構成例を示す図である。
火災受信機11の構成例を示す図である。
総合操作盤12の構成例を示す図である。
平面図の表示例を示す図である。
立体図の表示例を示す図である。
総合操作盤12の制御部121が制御プログラムに従って実行する表示方法における処理の流れを示すフローチャートである。
立体図における避難経路の表示例を示す図である。
変形例に係る総合操作盤12の構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<A.実施形態>
以下に述べる実施形態には技術的に好ましい種々の限定が付されている。しかし、本開示の実施形態は、以下に述べる形態に限られるものではない。
【0010】
<A-1.構成>
本発明の一実施形態に係る防災システム1について図面を参照して説明する。図1は、防火対象物である建物Bに設置される防災システム1の構成を示すブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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