TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025142664
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-01
出願番号
2024042152
出願日
2024-03-18
発明の名称
避難シミュレーションシステム
出願人
能美防災株式会社
代理人
弁理士法人きさ特許商標事務所
主分類
G06Q
90/00 20060101AFI20250924BHJP(計算;計数)
要約
【課題】避難者の特性がより精度よく反映された避難シミュレーション結果を得ることのできる避難シミュレーションシステムを得る。
【解決手段】避難シミュレーションシステムは、避難者の客観情報と避難者を観察することにより得られた付加情報とに基づく、避難者の避難のしにくさを示す避難弱者指数を取得する避難弱者指数取得部と、避難弱者指数に基づいて、避難者の避難に要する時間をシミュレーションするシミュレーション処理部とを備えた。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
避難者の客観情報と前記避難者を観察することにより得られた付加情報とに基づく、避難者の避難のしにくさを示す避難弱者指数を取得する避難弱者指数取得部と、
前記避難弱者指数に基づいて、前記避難者の避難に要する時間をシミュレーションするシミュレーション処理部とを備えた
避難シミュレーションシステム。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記客観情報を取得する客観情報取得部と、
前記付加情報を取得する付加情報取得部と、
前記客観情報及び前記付加情報に基づいて、前記避難弱者指数を算出する算出部とを備えた
請求項1に記載の避難シミュレーションシステム。
【請求項3】
前記シミュレーション処理部は、前記避難者の避難動作を示すシミュレーション画像を生成する
請求項1又は請求項2に記載の避難シミュレーションシステム。
【請求項4】
複数の前記避難者のいずれか一人以上を他の避難者と識別する識別情報を設定する識別情報設定部を備え、
前記シミュレーション画像は、前記複数の避難者のそれぞれを示す複数のシンボルを含み、
前記シミュレーション処理部は、前記識別情報が設定された前記避難者に対応した前記シンボルに、他の前記避難者とは異なるマーカーを付けて前記シミュレーション画像を生成する
請求項3に記載の避難シミュレーションシステム。
【請求項5】
建物の複数の部屋へ複数の前記避難者の割り当て入力を受け付ける部屋割り入力部を備え、
前記シミュレーション処理部は、前記複数の避難者が割り当てられた部屋から前記建物の外へ避難する避難動作を示す前記シミュレーション画像を生成する
請求項3に記載の避難シミュレーションシステム。
【請求項6】
前記付加情報取得部は、
前記避難者を観察した人による前記避難者の避難行動の予測に関する前記付加情報と、
前記避難者を撮影した撮影画像から抽出された前記避難者の避難行動の予測に関する前記付加情報と、
のいずれか又は両方を取得する
請求項2に記載の避難シミュレーションシステム。
【請求項7】
前記シミュレーション処理部は、複数の避難者を含むグループの避難のしにくさを示す避難弱者指数に基づいて、前記グループの避難に要する時間をシミュレーションする
請求項1又は請求項2に記載の避難シミュレーションシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、施設内の避難者の避難シミュレーションを行う避難シミュレーションシステムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、災害発生時等の建物内からの避難シミュレーションに関する技術が提案されている。例えば特許文献1では、有害物質の拡散状態と、避難者の位置情報と、複数の避難経路とに基づいて、避難者の避難経路を選定する避難シミュレーション装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-027208号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に示された技術によれば、各避難者に対して避難経路が選定される。ここで、例えば病院又は介護施設等においては、患者又は要介護者である避難者は、疾患、怪我、又は障がい等を有しており、各避難者の特性に応じて避難時間及び避難経路に関する避難計画が策定される必要がある。各避難者が、自力歩行、歩行介助付きの歩行、車椅子、又はベッド等のいずれの手段で移動可能か、といったカルテに記載される特性については、カルテを参照することで避難計画に反映できるが、カルテに記載されない避難者の特性が避難動作に影響を与えることもある。このため、避難者の特性がより精度よく反映される避難シミュレーションの実現が望まれていた。
【0005】
本発明は、上記のような課題を背景としたものであり、避難者の特性がより精度よく反映された避難シミュレーション結果を得ることのできる避難シミュレーションシステムを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る避難シミュレーションシステムは、避難者の客観情報と前記避難者を観察することにより得られた付加情報とに基づく、避難者の避難のしにくさを示す避難弱者指数を取得する避難弱者指数取得部と、前記避難弱者指数に基づいて、前記避難者の避難に要する時間をシミュレーションするシミュレーション処理部とを備えたものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、避難シミュレーションの精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態に係る避難シミュレーションシステムの構成例を示す図である。
実施の形態に係る避難者情報DBの構成例を説明する図である。
実施の形態に係るシミュレーション画像の表示例を示す図である。
実施の形態に係るシミュレーション画面の表示例を時系列で示す図である。
実施の形態に係るシミュレーション画面の表示例を時系列で示す図である。
実施の形態に係るシミュレーション画面の表示例を時系列で示す図である。
実施の形態に係る初期値データの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、本発明は、以下の実施の形態に示す構成のうち、組み合わせ可能な構成のあらゆる組み合わせを含むものである。また、図面に示す装置は、本発明の装置の一例を示すものであり、図面に示された装置によって本発明の装置が限定されるものではない。また、各図において、同一の符号を付したものは、同一の又はこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。
【0010】
実施の形態.
(システム構成)
図1は、実施の形態に係る避難シミュレーションシステムの構成例を示す図である。避難シミュレーションシステム1は、建物内の避難者の避難に係るシミュレーションを行うシステムである。本実施の形態では、建物が病院Hであって、避難者が病院Hの入院患者である場合を例に、避難シミュレーションシステム1の構成及び機能を説明する。本実施の形態の避難シミュレーションシステム1は、専用回線又は公衆回線であるネットワークNを介して病院Hに設置された端末装置20と通信接続されている。病院Hには、端末装置20に通信接続されたカメラ30が設置されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
能美防災株式会社
消火装置
23日前
能美防災株式会社
表示装置
24日前
能美防災株式会社
システム
1か月前
能美防災株式会社
火災受信機
1か月前
能美防災株式会社
防犯システム
12日前
能美防災株式会社
煙感知器および火災報知設備
25日前
能美防災株式会社
火災感知器及び火災報知システム
1か月前
能美防災株式会社
煙感知器の作動試験方法、作動試験器
1か月前
能美防災株式会社
熱感知器用の加熱試験器及び加熱試験方法
18日前
能美防災株式会社
熱式警報器
19日前
能美防災株式会社
マルチコプター
1か月前
能美防災株式会社
炎検知システム
1か月前
能美防災株式会社
火災報知システム
25日前
能美防災株式会社
管理装置及び警報システム
17日前
能美防災株式会社
火災報知設備の表示装置およびこれを用いた表示システム
1か月前
個人
詐欺保険
1か月前
個人
縁伊達ポイン
1か月前
個人
職業自動販売機
2日前
個人
RFタグシート
20日前
個人
5掛けポイント
9日前
個人
地球保全システム
1か月前
個人
QRコードの彩色
1か月前
個人
ペルソナ認証方式
17日前
個人
自動調理装置
19日前
個人
情報処理装置
12日前
個人
残土処理システム
1か月前
個人
農作物用途分配システム
1か月前
個人
インターネットの利用構造
16日前
個人
知的財産出願支援システム
1か月前
個人
サービス情報提供システム
4日前
個人
タッチパネル操作指代替具
26日前
個人
携帯端末障害問合せシステム
25日前
個人
スケジュール調整プログラム
25日前
株式会社キーエンス
受発注システム
1か月前
株式会社キーエンス
受発注システム
1か月前
個人
エリアガイドナビAIシステム
17日前
続きを見る
他の特許を見る