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公開番号
2025159676
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-21
出願番号
2024070965
出願日
2024-04-08
発明の名称
タッチパネル操作指代替具
出願人
個人
代理人
主分類
G06F
3/03 20060101AFI20251014BHJP(計算;計数)
要約
【課題】高齢や病気などが事由で手指の皮膚が乾燥した者が、スマホの操作をする時のタッチパネル操作指代替具を提供する。
【解決手段】タッチパネル操作指代替具1は、小さな印鑑のような円柱の胴体部3を備えた指代替具本体2を備え、胴体部3は、下方側底面部位に結合部3aを設け、結合部3aの底面中央部位付近に前方側へ突き出る水平姿勢で丸棒状の腕部4を設け、腕部4は、先端部位に小さな円柱を短く輪切りしたような形状の基台部5を設け、基台部5は、下方側底面部位に手指腹と同一の働きをするアルミニウム材で操作部6を一体状で設けたことを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
小さな印鑑のような円柱状の胴体部を備えた指代替具本体であり、
前記胴体部は、下方側底面部位に結合部を設け、前記結合部の底面中央部位付近に前方側へ突き出る水平姿勢で丸棒状の腕部を設け、
前記腕部は、先端部位に小さな円柱を短く輪切りしたような形状の基台部を設け、
前記基台部は、下方側底面部位に手指腹と同一の働きをするアルミニウム材で操作部を一体状で設けたことを特徴とするタッチパネル操作指代替具。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
前記胴体部は、印鑑を摘まみ持つ時のように、手の親指と人差指及び中指が当接する部位付近に、平状の前指載部と左指載部と右指載部を、それぞれ設けたことを特徴とする請求項1のタッチパネル操作指代替具。
【請求項3】
前記胴体部の前記結合部底面に、前記腕部を設けて前記腕部の先端に前記操作部を設けた基台部を設ける種類と、前記腕部を無くして前記結合部底面と前記基台部上面を直接結合させて、前記胴体部と前記基台部と前記操作部が一本状になるように設ける2種類があり、どちらかを選択して設けることを特徴とする請求項1または請求項2のタッチパネル操作指代替部。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、高齢や病気などが事由で手指の皮膚が乾燥した者が、スマホを操作する時のタッチパネル操作指代替具に関するものである。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、高齢や病気などが事由で手指の皮膚が乾燥した者が、スマホを操作する時にタッチパネルの画面を手指腹でタッチしても、乾燥が原因で最初から、または途中から操作が出来なくなることが多々発生して困っていた。
なお、あらゆるタッチパネル方式にて使用可能である、嵌着式のタッチパネル操作具が開示されている(特許文献1参照)。また、速やかに情報入力を可能にするタッチペンが開示されている(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-72355号広報
特開2009-259062号広報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の、特許文献1のタッチパネル操作具と特許文献2のタッチペンは、いずれも手指に嵌めて装着して使用する発明であり、装着及び脱着に手間がかかる。また、装着した指に摩擦感や発汗が生じて不快で不衛生になる可能性がある。
高齢や病気などの事由で手指の皮膚が乾燥した者が、乾燥が原因と思われる理由で最初から、または途中からスマホの操作が出来なくなった時に、速やかに容易で手間がかからずに不快や不衛生の心配がなく、安心して快適にスマホを使用することは不可能だった。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【】
小さな印鑑のような円柱状の胴体部を備えた指代替具本体であり、
前記胴体部は、下方側底面部位に結合部を設け、前記結合部の底面中央部位付近に前方側へ突き出る水平姿勢で丸棒状の腕部を設け、
前記腕部は、先端部位に小さな円柱を短く輪切りしたような形状の基台部を設け、
前記基台部は、下方側底面部位に手指腹と同一の働きをするアルミニウム材で操作部を一体状で設ける。
上記の構成よりなるタッチパネル操作指代替具。
【発明の効果】
【0006】
従来不可能とされていた、高齢や病気などの事由で手指の皮膚が乾燥するのが理由でスマホの操作が最初から、または途中から出来なくなった時に、速やかに容易で手間がかからずに煩わしくて不快や不衛生の心配がなく、安心して快適にスマホを使用することを本発明により可能にした。
本発明は、スマホだけではなく、他のタッチパネル操作にも手軽で容易に使用できるので、高齢者の日常生活でのストレス軽減に役立つ。
また、指腹での操作に比べて画面に接触する面積が小さくて視界が良くなるので誤操作が少なくなり、更に指の皮脂や汗で画面を汚さないので、高齢者を含めて老若男女の誰でもが手軽で便利に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の斜視図
本発明の斜視図
本発明の使用状態を示す斜視図
本発明の断面斜視図
本発明の斜視図
本発明の使用状態を示す斜視図
【本発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明のタッチパネル操作指代替具(1)の実施の形態を説明する。
請求項1
(イ)小さな一般的な印鑑のような円柱状の胴体部(3)を備えた指代替具本体(2)である。
(ロ)前記胴体部(3)は、木材またはプラスチック材などで、長さ4cm位・直径1cm位で設ける。
(ハ)前記胴体部(3)は、下方側底面部位に木材またはプラスチック材などで結合部(3a)を設ける。
(ニ)前記結合部(3a)は、下方側底面中央部位付近に前方側へ突き出る水平姿勢で、鉄材またはプラスチック材などで丸棒状の腕部(4)を設ける。
(ホ)前記腕部(4)は、先端部位に小さな円柱を短く輪切りしたような形状の基台部(5)を、木材またはプラスチック材などで設ける。
(ヘ)前記基台部(5)は、下方側底面部位に手指腹と同一の働きをして代替するアルミニウム材で操作部(6)を設ける。
(ト)前記操作部(6)は、幅3mm位・直径5mm位でパネル画面と当接する部位は円形平面状である。
請求項2
(チ)前記胴体部(3)は、印鑑を摘まみ持つ時のように、手の親指(Oと人差指(H)と中指(N)が当接する部位付近に、平状の前指載部(7)と左指載部(8)と右指載部(9)を、それぞれ設ける。図1と図2参照。
請求項3
(リ)前記胴体部(3)の前記結合部(3a)底面に、前記腕部(4)を設けて前記腕部(4)の先端に前記操作部(6)を設けた前記基台部(5)を設ける種類と、前記腕部(4)を無くして前記結合部(3a)底面と前記基台部(5)上面を直接結合させて、前記胴体部(3)と前記基台部(5)と前記操作部(6)が一本状になるように設ける2種類があり、どちらかを選択して設ける。図5と図6参照。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用する時は、右手(L)の場合は前指載部(7)に人差指(H)・左指載部(8)に親指(O)・右指載部(9)に中指(N)を当接させて印鑑を摘まみ持つ要領で持ち、スマホ(S)の画面に操作部(6)を接触させて、従来のように指腹で操作するのと同じ要領と感覚で動作を行う。図3と図4と図6参照。
指腹で行う場合より、視界が良くなって画面に接触する面は小さいので、数字や文字などをピンポイントで正確に捉えて誤操作が少なくなる。
高齢や病気などの事由で皮膚が乾燥するのが原因と思われる理由で、スマホ(S)の操作が途中で出来なくなったり、スーパーの清算レジのタッチパネル(T)などが操作不能になった時に、本発明のタッチパネル操作指代替具(1)をポケットや財布などに入れて携帯していれば、いつでもどこでも容易に素早く操作が出来る。
勿論、高齢者以外の誰でもが本発明(1)を使用すれば、手指の皮脂や汗でスマホ(S)や他のタッチパネル(T)画面を汚さず、同時に手指よりも正確に操作が行えるので、快適でストレスがなく、清潔で衛生面でも安心である。
また、タッチパネル操作指代替具(1)は製造コストが安く済むので安価で提供できる。
【符号の説明】
【0009】
1タッチパネル操作指代替具、2指代替具本体、3胴体部、3a結合部、4腕部、5基台部、6操作部、7前指載部、8左指載部、9右指載部、Sスマホ、Tタッチパネル、R右手、L左手、O親指、H人差指、N中指
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