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公開番号2025164631
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-30
出願番号2024077577
出願日2024-04-19
発明の名称ペルソナ認証方式
出願人個人
代理人
主分類G06F 21/32 20130101AFI20251023BHJP(計算;計数)
要約【課題】現在の認証システムは、多要素認証や顔認証・音声認証など進歩しているものの、AIや生成AIなどの登場により、脆弱性や利便性の限界に直面している。
【解決手段】本発明は、会話のクセ、記憶した内容の利用、日常的な行動パターンなど、複数の認証機能を組み合わせることにより、認証システムにおけるこれらの課題を解決します。具体的には、AIや生成AIなどを利用した、会話認証、記憶認証、行動認証、コンテキスト認証、多様な生体認証を統合するとともに、認証方式についても、段階的認証、適応的認証、連続認証と多様化することで、セキュリティを強化し、信頼性を飛躍的に高めることができます。
また学習機能により、利用者の加齢等による変化にも対応することで、認証プロセス全体の利便性を向上させるとともに、様々なサービスへの展開の可能性をも、高めることが可能です。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
利用者を認証するための複数の認証情報を管理する認証情報管理手段を有するAI及び生成AIを用いる認証システムであって、所定の利用種別を判定する利用種別判定手段と、前記利用種別判定手段によって判定された利用種別に対応する認証種別を複数の認証種別から選択する認証種別選択手段と、前記認証種別選択手段により選択された認証種別に基づいて前記利用者の認証処理を行う認証処理手段と、前記認証処理手段による前記利用者の認証結果を通知する通知手段、並びに認証時の情報を学習する機能とを備える認証システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記認証処理手段は、前記利用者の顔部分と該利用者の音声を含む動画像に加え、AI及び生成AIを利用した前記利用者の人的な特性を用いた動的生体認証や、環境情報による認証を少なくとも含み、かつ複数の認証方式から認証処理時点での最適な認証方式を選択して認証処理を行う請求項1に記載の認証システム。
【請求項3】
前記動的生体認証は、前記動画像、音声、テキスト入力に含まれる前記利用者の認証入力情報に基づく、AI及び生成AIを利用した会話認証機能、記憶認証機能、行動認証機能、コンテキスト認証機能や、多様な生体認証技術の統合認証機能、及び認証情報の学習機能を有する、請求項2に記載の認証システム。
【請求項4】
前記複数の認証方式は、従来の認証技術と請求項3に記載の認証機能の組み合わせについて、AI及び生成AIの利用により、認証時点での状況を踏まえた最適な認証機能及び認証手順を組み合わせる、請求項2に記載の認証システム。
【請求項5】
前記会話認証機能は、利用者の文章の書き方や会話の言い回しのクセに基づいて認証を行う認証機能。この機能は、テキストまたは音声入力から利用者特有の表現パターンを識別し、これを認証プロセスに活用する、請求項3に記載の認証システム。
【請求項6】
前記記憶認証機能は、利用者が過去に入力または生成したテキストや音声内容を活用して認証を行う機能。この機能は、利用者の過去のデータから学習し、認証プロセスにおいて過去の入力パターンを比較基準として用いる、請求項3に記載の認証システム。
【請求項7】
前記行動認証機能は、利用者の行動パターン(スマートフォンの持ち方、タイピングのリズム、歩行パターン等)を分析し、認証に利用する、請求項3に記載の認証システム。
【請求項8】
前記コンテキスト認証機能は、利用者の現在の状況や環境情報(位置情報、周囲の音、時間帯など)を認証プロセスに組み込む、請求項3に記載の認証システム。
【請求項9】
前記多様な生体認証技術の統合認証機能は、顔認証、声紋認証、指紋認証、虹彩認証、手のひら静脈認証など、複数の生体認証技術を組み合わせて認証に利用する、請求項3に記載の認証システム。
【請求項10】
前記学習機能を備えた認証システムは、利用者の表情や声質の変化などを、認証時に学習し、認証プロセスに反映する機能。これにより、利用者の自然な変化に対応しながら認証の精度を保持する、請求項3に記載の認証システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、利用者が各種の手続きを行う場合において、手続きを行う者が正当な利用者本人であることの認証(以下、「本人認証」と言う)を効率良く行うことができる認証システム、管理装置及び認証方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、システムなどへのログインにおける認証方式としては、パスワード認証、指紋や顔などの生体情報を使って認証する生体認証、携帯端末などの物理的なデバイスを使って認証するトークン認証、及びこれらを組み合わせて認証する多要素認証などがある。
【0003】
しかしながら、これらの認証技術については既にその認証を破る技術も確立されており、アカウント不正利用問題が発生している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7408882号公報
【非特許文献】
【0004】
「顔認証システムは写真で突破できるのか?手口と対策を詳しく解説」 SECURITY MEDIA (2023.07.21)
【0005】
「多要素認証はこうして突破される 5大攻撃手法と防御策」 ITmedia Inc. (2024.04.16)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前述した顔認証においては「写真や動画を利用する」「3Dマスクやマネキンを利用する」ことによる「なりすまし」によって認証を破る技術が用いられており、なりすまし防止については「2要素認証が必要なシステム」などが求められるとされている。
【0007】
しかしながら、前述した通り多要素認証に関しても「SIMスワッピング」や「中間者攻撃」などによる「なりすまし」によって認証を破る技術が既に存在しており、「認証」における「本人確認」に関してまだまだ改善の余地があるとともに、より確実性が高く、かつ効率の良い「本人確認」及び「認証」に関する仕組みが必要である。
【0008】
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであって、利用者が各種の手続きを行う場合における認証を、確実かつ効率良く行うことができる認証システム、管理装置及び認証方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の課題を解決するため、本発明は、AI及び生成AIの技術を利用して、利用者を認証するための複数の認証情報を管理する認証情報管理手段を有する認証システムであって、所定の利用種別を判定する利用種別判定手段と、前記利用種別判定手段によって判定された利用種別に対応する認証種別を複数の認証種別から選択する認証種別選択手段と、前記認証種別選択手段により選択された認証種別に基づいて前記利用者の認証処理を行う認証処理手段と、前記認証処理手段による前記利用者の認証結果を通知する通知手段とを備える。
【0010】
また、本発明は、上記の発明において、前記認証処理手段は、前記利用者の顔部分と該利用者の音声を含む動画像を用いた動的生体認証を少なくとも含む認証処理を行う。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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