TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025165185
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-04
出願番号2024069140
出願日2024-04-22
発明の名称項目選択装置
出願人株式会社ケアコム
代理人個人
主分類G06F 3/04842 20220101AFI20251027BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザが所定の操作をすることによって出現する項目選択リストにおいて所望の項目を容易に選択できるようにする。
【解決手段】第1操作が行われたことを検知して項目選択リストを表示するリスト表示部11aと、第1操作が行われた位置において第2操作が行われたことを検知して、項目選択リストに含まれる複数の項目を順送りに仮選択状態とする仮選択部11bと、第2操作とは異なる第3操作が行われたことを検知して、当該第3操作が検知されたときに仮選択されている項目の選択を確定させる項目選択部11cとを備え、項目選択リストを表示させるために行った第1操作と同じ位置の第2操作によって、項目選択リストに含まれる複数の項目を順送りして仮選択状態とすることを可能とすることにより、項目選択リストの中から所望の項目を選択するために操作位置を移動する必要がなくして操作性を向上させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の項目が含まれる項目選択リストの表示トリガとなる第1操作が情報処理装置の画面上で行われたことを検知して、上記項目選択リストを表示するリスト表示部と、
上記第1操作が行われた位置において第2操作が行われたことを検知して、上記項目選択リストに含まれる上記複数の項目を順送りに仮選択状態とする仮選択部と、
上記第2操作とは異なる第3操作が行われたことを検知して、当該第3操作が検知されたときに仮選択されている項目の選択を確定させる項目選択部とを備えた
ことを特徴とする項目選択装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
上記仮選択部は、上記第2操作が行われたことを検知する都度、上記項目選択リストに含まれる上記複数の項目を1つずつ順送りに仮選択状態に設定することを特徴とする請求項1に記載の項目選択装置。
【請求項3】
上記第1操作は、上記項目選択リストの表示指示用に設定された指示領域に対するクリック操作であり、
上記第2操作は、上記第1操作が行われた位置と同じ上記指示領域で行われるクリック操作であり、上記仮選択部は、上記第2操作のクリック操作が行われる都度、上記項目選択リストに含まれる上記複数の項目を1つずつ順送りに仮選択状態に設定する
ことを特徴とする請求項2に記載の項目選択装置。
【請求項4】
上記第1操作は上記指示領域に対する左クリック操作であり、
上記第2操作は上記指示領域で行われる左クリック操作および右クリックの何れか一方のクリック操作であり、上記仮選択部は、上記何れか一方のクリック操作が行われる都度、上記複数の項目を1つずつ昇順に順送りする一方、他方のクリック操作が行われる都度、上記複数の項目を1つずつ降順に順送りする
ことを特徴とする請求項3に記載の項目選択装置。
【請求項5】
上記第3操作は、上記第2操作とは異なる位置で行われるクリック操作、または、上記第2操作が行われた位置からそれとは異なる位置へのカーソルの移動操作であることを特徴とする請求項2~4の何れか1項に記載の項目選択装置。
【請求項6】
上記第3操作は、クリックボタンの長押し操作、ダブルクリック操作、または、キーボードのキー操作であることを特徴とする請求項2~4の何れか1項に記載の項目選択装置。
【請求項7】
上記第1操作は、上記項目選択リストの表示指示用に設定された指示領域に対する画面のタッチ操作であり、
上記第2操作は、上記第1操作が行われた位置と同じ上記指示領域で行われる画面のタッチ操作であり、上記仮選択部は、上記第2操作のタッチ操作が行われる都度、上記項目選択リストに含まれる上記複数の項目を1つずつ順送りに仮選択状態に設定する
ことを特徴とする請求項2に記載の項目選択装置。
【請求項8】
上記仮選択部は、上記第2操作が行われたことを検知すると、上記項目選択リストに含まれる上記複数の項目を1つずつ自動的に順送りに仮選択状態に設定することを特徴とする請求項1に記載の項目選択装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、項目選択装置に関し、特に、情報処理装置の操作画面で、ユーザがマウスやタッチで指示した位置の周辺に出現する項目選択リストから所望の項目を選択することを可能にした項目選択装置に用いて好適なものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、情報処理装置において、ユーザが画面上でマウスのクリック操作やタッチパネルのタッチ操作を行うと、その操作した位置の周辺に複数の項目を並べてリスト表示し、そのリストの中から所望の項目を選択することができるようになされたユーザインタフェースが知られている(例えば、特許文献1参照)。このユーザインタフェースは、ドロップダウンリスト、プルダウンリスト、プルダウンメニューまたはポップアップメニューなどと呼ばれる。
【0003】
特許文献1に記載の指示入力装置では、所定の機能に対応する機能名(指示情報)を表示する指示表示領域の隣に表示された矩形の指示切替領域からマウスでドラッグ操作を行うと、指示情報の一覧が表示され、その中から所望の指示情報をドラッグ操作で選択すると、選択した指示情報が指示表示領域に表示される。この状態で指示表示領域をマウスでクリックすると、選択された指示情報に対応する機能が実行される。
【0004】
しかしながら、このような項目選択方法では、所望の項目を選択する際にマウスのカーソルを動かして所望の項目の上に配置する必要がある。そのため、ユーザが立ったままモバイル端末でマウス操作をする場合や、マウスの操作に慣れていないユーザが操作をする場合には、所望の項目が選択し難かったり、誤操作が発生したりするという問題があった。
【0005】
特許文献1には、指示切替領域においてマウスのドラッグ操作ではなくクリック操作が行われると、クリック操作のたびに次の指示情報が指示表示領域に順次切り替えて表示されることが記載されている。しかしながら、このような項目選択方法では、選択肢としてどのような項目があるのかをあらかじめ把握することができないので、何回クリックすれば所望の項目が現れるかの予想がつかず、ドロップダウンリストから所望の項目を選択する場合に比べて操作が不便である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2003-140794号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、ユーザが所定の操作をすることによって出現する項目選択リストにおいて所望の項目を容易に選択できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記した課題を解決するために、本発明では、項目選択リストの表示トリガとなる第1操作が情報処理装置の画面上で行われたことを検知して項目選択リストを表示した後、第1操作が行われた位置において第2操作が行われたことを検知すると、項目選択リストに含まれる複数の項目を順送りに仮選択状態とし、さらに第2操作とは異なる第3操作が行われたことを検知して、当該第3操作が検知されたときに仮選択されている項目の選択を確定させるようにしている。
【発明の効果】
【0009】
上記のように構成した本発明によれば、項目選択リストを表示させるために行った第1操作と同じ位置の第2操作によって、項目選択リストに含まれる複数の項目を順送りして仮選択状態とすることが可能となるため、項目選択リストの中から所望の項目を選択するために操作位置を移動する必要がなくなることから操作性が向上し、項目選択リストに含まれる複数の項目を確認しながら所望の項目を容易に選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態による項目選択装置を実装した情報処理装置の構成例を示す図である。
本実施形態のリスト表示部によるドロップダウンリストの表示例を示す図である。
本実施形態の仮選択部により仮選択状態とされた項目の順送りの表示例を示す図である。
本実施形態の仮選択部により仮選択状態とされた項目の順送りの表示例を示す図である。
本実施形態の項目選択部により項目の選択が確定された結果の表示例を示す図である。
本実施形態による制御部の動作例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

個人
詐欺保険
1か月前
個人
縁伊達ポイン
1か月前
個人
職業自動販売機
14日前
個人
RFタグシート
1か月前
個人
5掛けポイント
21日前
個人
QRコードの彩色
1か月前
個人
ペルソナ認証方式
29日前
個人
情報処理装置
24日前
個人
自動調理装置
1か月前
個人
農作物用途分配システム
1か月前
個人
インターネットの利用構造
28日前
個人
タッチパネル操作指代替具
1か月前
個人
サービス情報提供システム
16日前
個人
スケジュール調整プログラム
1か月前
個人
携帯端末障害問合せシステム
1か月前
個人
エリアガイドナビAIシステム
29日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
8日前
キヤノン株式会社
印刷システム
1か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
8日前
株式会社ワコム
電子ペン
23日前
エッグス株式会社
情報処理装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
通知装置
1か月前
株式会社ケアコム
項目選択装置
24日前
株式会社ワコム
電子ペン
23日前
株式会社ケアコム
項目選択装置
24日前
キヤノン株式会社
画像認識装置
8日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
22日前
太陽誘電株式会社
表示装置
1か月前
株式会社アジラ
行動推定システム
8日前
個人
請求金額算出システム
今日
株式会社ITP
仮想展示システム
2日前
大同大學
スーパーアプリ構築方法
8日前
大同特殊鋼株式会社
棒材計数方法
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
PRONI株式会社
受発注支援装置
14日前
PRONI株式会社
受発注支援装置
14日前
続きを見る