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公開番号2025170901
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-20
出願番号2024075748
出願日2024-05-08
発明の名称行動推定システム
出願人株式会社アジラ
代理人個人
主分類G06T 7/00 20170101AFI20251113BHJP(計算;計数)
要約【課題】 映像に映った非行動体を行動体として誤って検出してしまうことが抑制された行動推定システムを提供する。
【解決手段】
行動推定システム1は、所定範囲を撮影するように設置された撮影手段Xにより撮影された映像Yを取得する取得部2と、映像Y内の特徴量に基づき映像Yに映った行動体Zを検出する検出部4と、検出された行動体Zの特徴量の変位に基づき行動体Zの行動を推定する推定部5と、推定された行動に関する情報を出力する出力部6と、所定範囲内の複数の位置のそれぞれにおいて所定時間内に検出部4による行動体の検出が行われた累積回数を計数する計数部7と、複数の位置のうち累積回数が所定回数を超える高頻度位置に関しては、行動の推定を行わないように推定部5を制御、又は、行動に関する情報の出力を行わないように出力部6を制御する制御部8と、を備えている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
所定範囲を撮影するように設置された撮影手段により撮影された映像を取得する取得部と、
前記映像内の特徴量に基づき前記映像に映った行動体を検出する検出部と、
前記検出された行動体の特徴量の変位に基づき前記行動体の行動を推定する推定部と、
前記推定された行動に関する情報を出力する出力部と、
前記所定範囲内の複数の位置のそれぞれにおいて所定時間内に前記検出部による行動体の検出が行われた累積回数を計数する計数部と、
前記複数の位置のうち前記累積回数が所定回数を超える高頻度位置に関しては、前記行動の推定を行わないように前記推定部を制御、又は、前記行動に関する情報の出力を行わないように前記出力部を制御する制御部と、
を備えたことを特徴とする行動推定システム。
続きを表示(約 2,200 文字)【請求項2】
前記高頻度位置と異なる位置で検出された行動体が前記高頻度位置まで移動してきた際には、前記制御部は、当該行動体に関しては、前記高頻度位置においても、前記行動の推定を行うように前記推定部を制御、又は、前記行動に関する情報の出力を行うように前記出力部を制御することを特徴とする請求項1に記載の行動推定システム。
【請求項3】
所定範囲を撮影するように設置された撮影手段により撮影された映像を取得する取得部と、
前記映像内の特徴量に基づき前記映像に映った行動体を検出する検出部と、
前記検出された行動体の特徴量の変位に基づき前記行動体の行動を推定する推定部と、
前記推定された行動に関する情報を出力する出力部と、
前記所定範囲内の複数の位置のそれぞれにおいて所定時間内に前記検出部による行動体の検出が同一範囲の特徴量に基づいて行われた累積回数を計数する計数部と、
前記複数の位置のうち前記累積回数が所定回数を超える高頻度位置に関しては、前記同一範囲の特徴量に基づく行動の推定を行わないように前記推定部を制御、又は、前記同一範囲の特徴量に基づき推定された行動に関する情報の出力を行わないように前記出力部を制御する制御部と、
を備えたことを特徴とする行動推定システム。
【請求項4】
コンピュータで実行されるプログラムであって、
所定範囲を撮影するように設置された撮影手段により撮影された映像を取得するステップと、
前記映像内の特徴量に基づき前記映像に映った行動体を検出するステップと、
前記検出された行動体の特徴量の変位に基づき前記行動体の行動を推定するステップと、
前記推定された行動に関する情報を出力するステップと、
前記所定範囲内の複数の位置のそれぞれにおいて所定時間内に前記検出するステップにおいて行動体の検出が行われた累積回数を計数するステップと、
を備え、
前記複数の位置のうち前記累積回数が所定回数を超える高頻度位置に関しては、前記推定するステップにおいて前記行動の推定を行わない、又は、前記出力するステップにおいて前記行動に関する情報の出力を行わないことを特徴とする行動推定プログラム。
【請求項5】
コンピュータで実行される方法であって、
所定範囲を撮影するように設置された撮影手段により撮影された映像を取得するステップと、
前記映像内の特徴量に基づき前記映像に映った行動体を検出するステップと、
前記検出された行動体の特徴量の変位に基づき前記行動体の行動を推定するステップと、
前記推定された行動に関する情報を出力するステップと、
前記所定範囲内の複数の位置のそれぞれにおいて所定時間内に前記検出するステップにおいて行動体の検出が行われた累積回数を計数するステップと、
を備え、
前記複数の位置のうち前記累積回数が所定回数を超える高頻度位置に関しては、前記推定するステップにおいて前記行動の推定を行わない、又は、前記出力するステップにおいて前記行動に関する情報の出力を行わないことを特徴とする行動推定方法。
【請求項6】
コンピュータで実行されるプログラムであって、
所定範囲を撮影するように設置された撮影手段により撮影された映像を取得するステップと、
前記映像内の特徴量に基づき前記映像に映った行動体を検出するステップと、
前記検出された行動体の特徴量の変位に基づき前記行動体の行動を推定するステップと、
前記推定された行動に関する情報を出力するステップと、
前記所定範囲内の複数の位置のそれぞれにおいて所定時間内に前記検出するステップにおいて行動体の検出が同一範囲の特徴量に基づいて行われた累積回数を計数するステップと、
を備え、
前記複数の位置のうち前記累積回数が所定回数を超える高頻度位置に関しては、前記推定するステップにおいて前記同一範囲の特徴量に基づく行動の推定を行わない、又は、前記出力するステップにおいて前記同一範囲の特徴量に基づき推定された行動に関する情報の出力を行わないことを特徴とする行動推定プログラム。
【請求項7】
コンピュータで実行される方法であって、
所定範囲を撮影するように設置された撮影手段により撮影された映像を取得するステップと、
前記映像内の特徴量に基づき前記映像に映った行動体を検出するステップと、
前記検出された行動体の特徴量の変位に基づき前記行動体の行動を推定するステップと、
前記推定された行動に関する情報を出力するステップと、
前記所定範囲内の複数の位置のそれぞれにおいて所定時間内に前記検出するステップにおいて行動体の検出が同一範囲の特徴量に基づいて行われた累積回数を計数するステップと、
を備え、
前記複数の位置のうち前記累積回数が所定回数を超える高頻度位置に関しては、前記推定するステップにおいて前記同一範囲の特徴量に基づく行動の推定を行わない、又は、前記出力するステップにおいて前記同一範囲の特徴量に基づき推定された行動に関する情報の出力を行わないことを特徴とする行動推定方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、映像に映った非行動体を行動体として誤って検出してしまうことが抑制された行動推定システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、時系列画像に映った複数の関節に基づき、一の対象に属する関節群を識別し、当該関節群の変位に基づき、当該一の対象の行動を推定する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6525179号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記技術では、時系列画像(映像)に映ったマネキンや影等の非行動体を行動体として誤って検出してしまうという問題が生じていた。
【0005】
そこで、本発明は、映像に映った非行動体を行動体として誤って検出してしまうことが抑制された行動推定システムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、所定範囲を撮影するように設置された撮影手段により撮影された映像を取得する取得部と、前記映像内の特徴量に基づき前記映像に映った行動体を検出する検出部と、前記検出された行動体の特徴量の変位に基づき前記行動体の行動を推定する推定部と、前記推定された行動に関する情報を出力する出力部と、前記所定範囲内の複数の位置のそれぞれにおいて所定時間内に前記検出部による行動体の検出が行われた累積回数を計数する計数部と、前記複数の位置のうち前記累積回数が所定回数を超える高頻度位置に関しては、前記行動の推定を行わないように前記推定部を制御、又は、前記行動に関する情報の出力を行わないように前記出力部を制御する制御部と、を備えたことを特徴とする行動推定システムを提供している。
【0007】
また、本発明の別の観点によれば、所定範囲を撮影するように設置された撮影手段により撮影された映像を取得する取得部と、前記映像内の特徴量に基づき前記映像に映った行動体を検出する検出部と、前記検出された行動体の特徴量の変位に基づき前記行動体の行動を推定する推定部と、前記推定された行動に関する情報を出力する出力部と、前記所定範囲内の複数の位置のそれぞれにおいて所定時間内に前記検出部による行動体の検出が同一範囲の特徴量に基づいて行われた累積回数を計数する計数部と、前記複数の位置のうち前記累積回数が所定回数を超える高頻度位置に関しては、前記同一範囲の特徴量に基づく行動の推定を行わないように前記推定部を制御、又は、前記同一範囲の特徴量に基づき推定された行動に関する情報の出力を行わないように前記出力部を制御する制御部と、を備えたことを特徴とする行動推定システムを提供している。
【0008】
また、本発明の別の観点によれば、上記行動推定システムに対応する行動推定プログラム、及び、行動推定方法を提供している。
【発明の効果】
【0009】
本発明の行動推定システムによれば、映像に映った非行動体を行動体として誤って検出してしまうことが抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1の実施の形態による行動推定システムの使用状態の説明図
本発明の第1の実施の形態による行動推定システムのブロック図
本発明第1の実施の形態による累積回数の説明図
本発明の第1の実施の形態による行動推定のフローチャート
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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