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公開番号2025129651
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-05
出願番号2024026423
出願日2024-02-26
発明の名称煙感知器用の加煙試験器
出願人能美防災株式会社
代理人彩雲弁理士法人
主分類G08B 17/10 20060101AFI20250829BHJP(信号)
要約【課題】低温環境で試験を行う場合でも、擬似煙を良好に放出可能な煙感知器用の加煙試験器を提供する。
【解決手段】試験時、煙感知器20を覆いつつ、内部2aに試験空間を形成するフード2と、前記フード内部2aに擬似煙を放出する擬似煙放出装置3と、前記擬似煙放出装置3が内部4aに収容される試験器本体4と、を備える煙感知器用の加煙試験器1であって、前記本体内部4a及び/又は前記擬似煙放出装置3を主として加熱する加熱手段5が設けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
試験時、煙感知器を覆いつつ、内部に試験空間を形成するフードと、前記フード内部に擬似煙を放出する擬似煙放出装置と、前記擬似煙放出装置が内部に収容される試験器本体と、を備える煙感知器用の加煙試験器であって、
前記本体内部及び/又は前記擬似煙放出装置を主として加熱する加熱手段が設けられることを特徴とする煙感知器用の加煙試験器。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記擬似煙放出装置は、擬似煙となる試験ガスを放出部から放出するガスボンベであることを特徴とする請求項1に記載の煙感知器用の加煙試験器。
【請求項3】
前記擬似煙放出装置は、擬似煙の発煙材料を加熱して、擬似煙となる蒸気を放出するものであることを特徴とする請求項1に記載の煙感知器用の加煙試験器。
【請求項4】
前記フード内部を主として冷却する冷却手段が設けられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の煙感知器用の加煙試験器。
【請求項5】
前記加熱手段と前記冷却手段は、両者一体の加熱兼冷却手段として設けられ、前記加熱兼冷却手段は、前記本体内部と前記フード内部の間に位置して、前記本体内部に面する面側が前記本体内部を加熱し、前記フード内部に面する面側が前記フード内部を冷却することを特徴とする請求項4に記載の煙感知器用の加煙試験器。
【請求項6】
試験時、煙感知器を覆いつつ、内部に試験空間を形成するフードと、前記フード内部に擬似煙を放出する擬似煙放出装置と、前記擬似煙放出装置が内部に収容される試験器本体と、を備える煙感知器用の加煙試験器であって、
前記フード内部を主として冷却する冷却手段が設けられることを特徴とする煙感知器用の加煙試験器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、煙感知器の作動試験を、擬似煙を放出して行う加煙試験器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
建物内等に設置されて、火災発生時の煙を検知する煙感知器は、設置後、定期的に作動試験を行う必要がある。
【0003】
従来、そのような煙感知器の作動試験を行うものとして、煙感知器をフードで覆い、そのフード内部に擬似煙を放出して作動試験を行う方式のものが用いられている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-50928号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
この種の試験器において、擬似煙の放出装置としては、擬似煙となる試験ガスをノズルから放出するガスボンベが用いられていることが多い。しかしながら、冬季等の気温が低い時に試験を行う際など、低温環境で試験を行う際には、擬似煙が出にくいという問題がある。
【0006】
なお、擬似煙の放出装置としては、擬似煙の発煙材料(流動パラフィン等を含む)を加熱して、擬似煙となる蒸気を放出するタイプ(いわゆる電子タバコや加熱式タバコの擬似煙放出方式)のものが用いられていることもあるが、その場合も、低温環境で試験を行う際には、擬似煙が出にくいという問題がある。
【0007】
この発明は、前記の事情に鑑み、低温環境で試験を行う場合でも、擬似煙を良好に放出可能な煙感知器用の加煙試験器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明は、試験時、煙感知器を覆いつつ、内部に試験空間を形成するフードと、前記フード内部に擬似煙を放出する擬似煙放出装置と、前記擬似煙放出装置が内部に収容される試験器本体と、を備える煙感知器用の加煙試験器であって、前記本体内部及び/又は前記擬似煙放出装置を主として加熱する加熱する加熱手段が設けられることを特徴とする煙感知器用の加煙試験器、である。
【0009】
この発明において、前記擬似煙放出装置は、擬似煙となる試験ガスを放出部から放出するガスボンベとすることができる。また、前記擬似煙放出装置は、擬似煙の発煙材料を加熱して、擬似煙となる蒸気を放出するものとすることができる。
【0010】
また、この発明において、前記フード内部を主として冷却する冷却手段がさらに設けられるものとすることができる。前記加熱手段と前記冷却手段は、両者一体の加熱兼冷却手段として設けられ、前記加熱兼冷却手段は、前記本体内部と前記フード内部の間に位置して、前記本体内部側の面が前記本体内部を加熱し、前記フード内部側の面が前記フード内部を冷却するものとすることができる。また、前記本体内部又は前記擬似煙放出装置の温度を測定する温度センサがさらに設けられものとすることができ、前記加熱手段は、前記温度センサによって測定される温度が所定の温度以上になると、加熱を停止するものとすることができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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