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公開番号
2025130315
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-08
出願番号
2024027418
出願日
2024-02-27
発明の名称
延焼防止システム
出願人
能美防災株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A62C
2/10 20060101AFI20250901BHJP(人命救助;消防)
要約
【課題】作動させるべき防火カーテンをより柔軟に特定して作動制御することができる延焼防止システムを得ることができる。
【解決手段】延焼防止システム(100)は、駐車場(500)での火災の発生を検出する火災検出部(10)と、駐車場(500)に設けられている複数の防火カーテン(50)と、防火カーテン(50)を作動させる制御部(40)とを備え、制御部(40)は、火災検出部(10)によって駐車場(500)で火災が発生したと検出された場合、火災発生場所に基づいて、防火カーテン(50)を作動対象カーテンとして特定し、特定した作動対象カーテンを作動させる。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
駐車場での火災の発生を検出する火災検出部と、
前記駐車場に設けられている複数の防火カーテンと、
前記防火カーテンを作動させる制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記火災検出部によって前記駐車場で火災が発生したと検出された場合、
火災発生場所に基づいて、複数の前記防火カーテンの中から作動させる防火カーテンを、作動対象カーテンとして特定し、
特定した前記作動対象カーテンを作動させる、
延焼防止システム。
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
前記防火カーテンは、前記駐車場の各駐車スペースを前後左右から囲むように設けられ、且つ、前後左右のそれぞれが個別に作動して仕切ることが可能なように設けられており、
前記制御部は、前記火災検出部によって検出された火災の延焼を防止するための延焼防止区画を生成し、各前記防火カーテンによって当該延焼防止区画が形成されるように、前記防火カーテンを作動させる、
請求項1に記載の延焼防止システム。
【請求項3】
前記駐車場の駐車スペースに車両が駐車しているか否かを、前記駐車スペースごとに検出する駐車車両検出部を備え、
前記制御部は、前記駐車車両検出部の検出結果に基づいて、前記延焼防止区画に隣接する駐車スペースに車両が駐車しているか否かを判定し、車両が駐車していないと判定した場合、当該駐車スペースの側を前記防火カーテンで仕切らないように制御する、
請求項2に記載の延焼防止システム。
【請求項4】
前記制御部は、前記火災発生場所を多重に囲むように、複数の前記防火カーテンの中から前記作動対象カーテンを特定する、
請求項1または2に記載の延焼防止システム。
【請求項5】
風向きを検出する風向き検出部を更に備え、
前記制御部は、更に、前記火災発生場所及び前記風向き検出部によって検出された風向きに基づいて、複数の前記防火カーテンの中から前記作動対象カーテンを特定する、
請求項1または2に記載の延焼防止システム。
【請求項6】
前記防火カーテンには、開閉可能な小窓が設けられている、
請求項1または2に記載の延焼防止システム。
【請求項7】
前記防火カーテンの少なくとも一部が透過している、
請求項1または2に記載の延焼防止システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、駐車場で発生した火災の延焼を防止するシステムに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
火災が発生した場合、初期消火活動を行うとともに、炎の燃え広がりを防止するために延焼防止措置を取ることが重要である。
【0003】
特に、ショッピングモール、公共施設、マンションなどに併設されている立体駐車場、昇降機付きの機械式駐車場においては、車両が密集しているため、一台が発火すると他の車両に延焼しやすい。
【0004】
ここで、駐車場における延焼防止に関する技術として、次のものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に係る消火システムは、機械式駐車場において、車両が駐車する各駐車スペースの前後左右の位置に、降下式の防火カーテンを設ける。そして、火災感知器によって火災が感知された場合、防火カーテンを降ろして封鎖することで延焼の防止を図っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平6-210017号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1においては、火災が発生した駐車スペースのみを対象に、防火カーテンを作動させているが、駐車場内の状況に応じて、作動させるべき防火カーテンを特定して作動させることで、より効果的に延焼の防止を図ることが期待できる。
【0007】
本開示は、上記の課題を解決するためになされたものであり、駐車場内における火災検出状況および駐車状況に応じて、作動させるべき防火カーテンをより柔軟に特定して作動させることができる延焼防止システムを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示に係る延焼防止システムは、駐車場での火災の発生を検出する火災検出部と、駐車場に設けられている複数の防火カーテンと、防火カーテンを作動させる制御部と、を備え、制御部は、火災検出部によって駐車場で火災が発生したと検出された場合、火災発生場所に基づいて、複数の防火カーテンの中から作動させる防火カーテンを、作動対象カーテンとして特定し、特定した作動対象カーテンを作動させる。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、駐車場内における火災検出状況および駐車状況に応じて、作動させるべき防火カーテンをより柔軟に特定して作動させることができる延焼防止システムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の実施の形態1に係る駐車場の駐車スペースを示すとともに、防火カーテンの配置例を示す正面図である。
図1に示す正面図を上方から視認した場合の平面図である。
本開示の実施の形態1における延焼防止システムの構成例を示すブロック図である。
本開示の実施の形態1に係る駐車場のフロア全体を示す平面図である。
図3に示す制御部が保持しているデータテーブルを示す図である。
図3に示す制御部による動作例を示すフローチャートである。
図3に示す制御部による第1の作動制御例を示す平面図である。
図3に示す制御部による第2の作動制御例を示す平面図である。
図3に示す制御部による第3の作動制御例を示す平面図である。
図3に示す制御部による第4の作動制御例を示す平面図である。
図3に示す制御部による第5の作動制御例を示す平面図である。
図3に示す制御部による第6の作動制御例を示す平面図である。
図11、図12に示す延焼防止区画の生成方法の詳細を例示する図である。
図3に示す制御部による、北風を考慮した作動制御例を示す平面図である。
図3に示す制御部による、東風を考慮した作動制御例を示す平面図である。
図1に示す防火カーテンに設けられている小窓を例示する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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