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公開番号2025121510
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-20
出願番号2024016940
出願日2024-02-07
発明の名称現地操作盤
出願人能美防災株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類A62C 37/00 20060101AFI20250813BHJP(人命救助;消防)
要約【課題】専用の鍵がなくても、生体認証により管理者が手動操作による消火作業を実施することができる現地操作盤を得る。
【解決手段】自動放水モードと手動放水モードのいずれかを選択して放水作業を実行する制御部を備えた散水制御盤に接続された現地操作盤であって、管理者の生体認証データを読み取る生体認証部と、手動放水モードによる操作権限を与える管理者と、管理者の生体認証データとを関連付けた権限付与テーブルが記憶された記憶部とをさらに備え、制御部は、権限付与テーブルを参照し、権限付与テーブルにあらかじめ記憶された管理者の生体認証データの中に、生体認証部で読み取った生体認証データと一致するデータが含まれている場合には、盤面からの手動操作を可能とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
火災検出手段の作動と連動して消火手段を作動させる自動放水モードと、盤面からの手動操作に基づいて前記消火手段を遠隔操作できる手動放水モードのいずれかを選択して放水作業を実行する制御部を備えた散水制御盤に接続された現地操作盤であって、
管理者の生体認証データを読み取る生体認証部と、
前記手動放水モードによる操作権限を与える管理者と、前記管理者の生体認証データとを関連付けた権限付与テーブルがあらかじめ記憶された記憶部と
をさらに備え、
前記制御部は、前記記憶部に記憶された前記権限付与テーブルを参照し、前記権限付与テーブルにあらかじめ記憶された前記管理者の生体認証データの中に、前記生体認証部で読み取った生体認証データと一致するデータが含まれている場合には、前記盤面からの手動操作を可能とする
現地操作盤。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記制御部は、専用の鍵による切り替え操作により、前記自動放水モードと、前記手動放水モードのいずれかを選択して前記放水作業を実行する
請求項1に記載の現地操作盤。
【請求項3】
前記権限付与テーブルには、前記管理者と、前記管理者の生体認証データに加え、前記管理者に権限を与える作業内容がさらに関連付けられて記憶されており、
前記制御部は、前記記憶部に記憶された前記権限付与テーブルを参照し、前記権限付与テーブルにあらかじめ記憶された前記管理者の生体認証データの中に、前記生体認証部で読み取った生体認証データと一致するデータが含まれている場合には、前記権限付与テーブルに従って前記管理者に対して権限が与えられた前記作業内容に限定した手動操作を可能とする
請求項1または2に記載の現地操作盤。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、自動放水モードと手動放水モードのいずれかを選択して放水作業を実行する、防災設備である消火設備の現地操作盤に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
建造物等において、消火しようとする対象を直接監視可能な位置に設置され、火災を手動操作によって消火することができる現地操作盤がある。この現地操作盤は、防護区画近傍に設置されている。
【0003】
この現地操作盤は、消火設備としての放水型ヘッド等を有するスプリンクラー設備等に設けられる。この設備では、自動または手動モードによって、放水のモードが選択されて、放水による消火作業を行うことが可能である。
【0004】
この放水型ヘッドを有するスプリンクラー設備では、消火の制御は、防災センタに設置された散水制御盤によって行われる。散水制御盤は、防護区画に設置された火災検出手段の作動と連動して、スプリンクラー等の消火手段を作動させる自動放水モードと、盤面に設けられた操作パネルからの手動操作に基づいて消火手段を遠隔操作できる手動放水モードのいずれかを選択可能な構成を備えている(例えば、特許文献1、2、非特許文献1参照)。
【0005】
なお、防護区画の現地に設けられた現地操作盤は、この散水制御盤と同等な構成および機能を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2012-75580号公報
特開2013-183号公報
【非特許文献】
【0007】
能美防災株式会社 ホームページ、放水型ヘッド等スプリンクラー設備 ノーミ火災覚知・消火システム NH100 概要説明書(URL:https://www.nohmi.co.jp/shoka01/021/rqim3400000018mw-att/TN20291R5.pdf)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、現地操作盤は、施設を利用する一般の外来者など、消火作業に関する権限を有する者以外が容易に近づける場所に設置されている。そこで、現地操作盤は、悪戯防止のために、扉付の筐体に納められたりする。
【0009】
また、現地操作盤は、消火栓とは異なり一般の外来者が操作することは想定されておらず、現地操作盤による操作は、管理者によって行われる。このため、操作を行うにあたり、管理者が所有する専用の鍵が必要となる。なお、以下の説明では、消火作業に関する権限を有する者のことを、管理者と称する。
【0010】
万一の火災時には、現地操作盤側で消火作業を行う場合には、火災を覚知した管理者が、防災センタ等に保管されている専用の鍵を持ち出し、現地操作盤に到達し、操作を行う必要がある。しかしながら、管理者は、常に防災センタ等を起点にするとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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