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公開番号2025106995
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-17
出願番号2024000662
出願日2024-01-05
発明の名称消火栓装置
出願人能美防災株式会社
代理人弁理士法人エビス国際特許事務所
主分類A62C 35/20 20060101AFI20250710BHJP(人命救助;消防)
要約【課題】本発明は、消火栓装置に設けた火災検知器の監視領域を狭めずに赤色表示灯を設置することを課題とする。
【解決手段】本発明の消火栓装置は、箱形の筐体と、前記筐体の前面の前面パネルと、上記筐体内のホース収納部に収納された消火用ホースと、前記前面パネルに対して突出しない赤色表示灯と、前記前面パネルに設けられた火災検知器と、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
箱形の筐体と、
前記筐体の前面の前面パネルと、
上記筐体内のホース収納部に収納された消火用ホースと、
前記前面パネルに対して突出しない赤色表示灯と、
前記前面パネルに設けられた火災検知器と、
を備えることを特徴とする消火栓装置。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
前記赤色表示灯は、前記筐体の扉に設けられていることを特徴とする請求項1に記載された消火栓装置。
【請求項3】
前記赤色表示灯が設けられる前記扉は、前記ホース収納部に設けられ、前傾式であって下方に開くことを特徴とする請求項2に記載された消火栓装置。
【請求項4】
前記赤色表示灯が設けられる前記扉は、消火器を収納する消火器収納部に設けられていることを特徴とする請求項2に記載された消火栓装置。
【請求項5】
前記赤色表示灯は、前記火災検知器の下方に設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載された消火栓装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、火災検知器を備えた消火栓装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
高速道路等の自動車専用道路のトンネルにおいては、トンネル火災に対応するために消火栓装置などが設置されている。消火栓装置は、消火栓とホースが収納されているほか、火災を通報するボタンを有した非常用発信機や火災検知器も備えている。火災検知器は、トンネル内で発生した火災の輻射を検出して火災を検知する。そして、消火栓がある場所が分かりやすいように、消火栓装置には赤色表示灯が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6095754号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
消火栓装置に設けた火災検知器は、トンネルの延在方向に沿った感知領域を有している。一方、赤色表示灯は消火栓装置の表面から突出している。そのため、火災検知器からみて赤色表示灯に隠れた領域は、火災を監視することができない。特許文献1では、監視領域を狭めないために、消火用ホースの収納部を挟んで、赤色表示灯と反対側に火災検知器を配置している。
【0005】
しかしながら、火災検知器と赤色表示灯を遠くに配置しても赤色表示灯の影になる不感領域は残っていた。本発明は、消火栓装置に設けた火災検知器の監視領域を狭めずに赤色表示灯を設置することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態における消火栓装置は、箱形の筐体と、前記筐体の前面の前面パネルと、上記筐体内のホース収納部に収納された消火用ホースと、前記前面パネルに対して突出しない赤色表示灯と、前記前面パネルに設けられた火災検知器と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明により、消火栓装置に設けた火災検知器の監視領域を狭めずに赤色表示灯を設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
従来の赤色表示灯を設けた消火栓装置の前面図。
実施例1の消火栓装置に用いる赤色表示灯の断面図。
実施例1の消火栓装置の前面図。
実施例2の消火栓装置に用いる赤色表示灯の断面図。
実施例3の消火栓装置の前面図。
実施例4の消火栓装置の前面図。
消火栓扉を開けた実施例4の消火栓装置の前面図。
実施例5の消火栓装置の前面図。
実施例6の消火栓装置の前面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
まず、従来の消火栓装置を説明する。図1は、トンネルに設けた消火栓装置7の前面図を示す。消火栓装置7はトンネルに沿って内側壁の複数箇所に設置される。
【0010】
従来の消火栓装置7は、箱形の筐体71の前面に前面パネル72を有する。ヒンジにより上方に開く保守扉721、下方に開く消火栓扉722、側方に開く消火器扉723の3つの扉も筐体71の前面に設けられたパネルであり、前面パネル72である。保守扉721は上部にヒンジ(図示せず)を備え、下端が前方へ出ると共に上方へ移動して開く。消火栓扉722は下部にヒンジ(図示せず)を備え、前傾式であって上端が前方へ出ると共に下方へ移動して前傾し、開く。消火器扉723は側部にヒンジ(図示せず)を備え、右端が前方へ出ると共に左方へ移動して開く。筐体71内において、消火栓扉722の内側のホース収納部には、消火用ホース(図示せず)や消火栓弁(図示せず)が収納されている。また、消火器扉723の内側の消火器収納部には、消火器(図示せず)が収納されている。図1では、保守扉721の右側に火災検知器74を備え、前面パネル72の扉でない場所に赤色表示灯73を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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