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公開番号
2024167502
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-04
出願番号
2023083613
出願日
2023-05-22
発明の名称
防災システム
出願人
ホーチキ株式会社
代理人
個人
主分類
A62C
37/40 20060101AFI20241127BHJP(人命救助;消防)
要約
【課題】効率的に消火を行うことが可能となる防災システムを提供すること。
【解決手段】防護対象空間601を防護する防災システム101であって、複数の消火剤散布ヘッド4と、防護対象空間601内での火災時に当該火災の位置を検出する第1火災検出装置1と、火災時に、防護対象空間601内の散布対象領域に対して消火剤散布ヘッド4から消火剤を散布させる制御部と、を備え、制御部は、第1火災検出装置1によって検出された火災の位置に対応する散布対象領域を特定し、当該特定した散布対象領域に対して、対応する消火剤散布ヘッド4から消火剤を散布させる散布制御を行い、火災時に制御部で特定される散布対象領域は、火災の位置に関わらず、領域範囲の中心付近を当該火災の位置として、予め定められた所定の面積を略維持しつつ火災の位置に応じて異なる境界を有する領域である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
防護対象空間を防護する防災システムであって、
前記防護対象空間内に設けられている複数の消火剤散布ヘッドと、
前記防護対象空間内での火災時に当該火災の位置を検出する第1火災検出装置と、
火災時に、前記防護対象空間内の散布対象領域に対して前記消火剤散布ヘッドから消火剤を散布させる制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記第1火災検出装置によって検出された火災の位置に対応する前記散布対象領域を特定し、当該特定した前記散布対象領域に対して、対応する前記消火剤散布ヘッドから消火剤を散布させる散布制御を行い、
火災時に前記制御手段で特定される前記散布対象領域は、前記火災の位置に関わらず、領域範囲の中心付近を当該火災の位置として、予め定められた所定の面積を略維持しつつ前記火災の位置に応じて異なる境界を有する領域である、
防災システム。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記消火剤を複数の前記消火剤散布ヘッドへ供給するための供給配管と、
前記供給配管からの前記消火剤の複数の前記消火剤散布ヘッド各々への供給を個別に制御するための複数の制御弁と、を備え、
前記制御手段は、前記複数の制御弁の内の、前記消火剤を散布させる前記消火剤散布ヘッドへの前記消火剤の供給を制御するための1つ以上の制御弁である対象制御弁を開く制御を、前記散布制御として行う、
請求項1に記載の防災システム。
【請求項3】
前記防護対象空間内での火災を検出する複数の第2火災検出装置、を備え、
前記複数の第2火災検出装置各々は、前記複数の第2火災検出装置各々に対して予め定められている監視対象空間各々を監視し、当該監視対象空間内での火災を検出し、
前記複数の第2火災検出装置各々に予め定められている前記監視対象空間各々は、前記防護対象空間内における相互に異なる一部の空間各々に対応する空間であり、
前記第1火災検出装置は、前記監視対象空間に関わらず前記防護対象空間内での火災を検出し、
前記制御手段は、前記第1火災検出装置が火災を検出し、且つ、前記複数の第2火災検出装置の内の、前記第1火災検出装置によって検出された火災の位置に対応する前記監視対象空間を監視している第2火災検出装置が火災を検出した場合に、前記散布制御を行う、
請求項1又は2に記載の防災システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、防災システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、防護対象空間に設けられている複数の消火剤散布ヘッドから、予め定められた防護区画単位で消火剤を一斉に散布して、消火する防災システムが知られていた(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-144879号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、防護対象空間における火災の位置を基準にして消火剤を散布して効率的に消火する技術が要望されていた。
【0005】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、効率的に消火を行うことが可能となる防災システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の防災システムは、防護対象空間を防護する防災システムであって、前記防護対象空間内に設けられている複数の消火剤散布ヘッドと、前記防護対象空間内での火災時に当該火災の位置を検出する第1火災検出装置と、火災時に、前記防護対象空間内の散布対象領域に対して前記消火剤散布ヘッドから消火剤を散布させる制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記第1火災検出装置によって検出された火災の位置に対応する前記散布対象領域を特定し、当該特定した前記散布対象領域に対して、対応する前記消火剤散布ヘッドから消火剤を散布させる散布制御を行い、火災時に前記制御手段で特定される前記散布対象領域は、前記火災の位置に関わらず、領域範囲の中心付近を当該火災の位置として、予め定められた所定の面積を略維持しつつ前記火災の位置に応じて異なる境界を有する領域である。
【0007】
また、請求項2に記載の防災システムは、請求項1に記載の防災システムにおいて、前記消火剤を複数の前記消火剤散布ヘッドへ供給するための供給配管と、前記供給配管からの前記消火剤の複数の前記消火剤散布ヘッド各々への供給を個別に制御するための複数の制御弁と、を備え、前記制御手段は、前記複数の制御弁の内の、前記消火剤を散布させる前記消火剤散布ヘッドへの前記消火剤の供給を制御するための1つ以上の制御弁である対象制御弁を開く制御を、前記散布制御として行う。
【0008】
また、請求項3に記載の防災システムは、請求項1又は2に記載の防災システムにおいて、前記防護対象空間内での火災を検出する複数の第2火災検出装置、を備え、前記複数の第2火災検出装置各々は、前記複数の第2火災検出装置各々に対して予め定められている監視対象空間各々を監視し、当該監視対象空間内での火災を検出し、前記複数の第2火災検出装置各々に予め定められている前記監視対象空間各々は、前記防護対象空間内における相互に異なる一部の空間各々に対応する空間であり、前記第1火災検出装置は、前記監視対象空間に関わらず前記防護対象空間内での火災を検出し、前記制御手段は、前記第1火災検出装置が火災を検出し、且つ、前記複数の第2火災検出装置の内の、前記第1火災検出装置によって検出された火災の位置に対応する前記監視対象空間を監視している第2火災検出装置が火災を検出した場合に、前記散布制御を行う。
【発明の効果】
【0009】
請求項1に記載の防災システムによれば、第1火災検出装置によって検出された火災の位置に対応する散布対象領域を特定し、当該特定した散布対象領域に対して、対応する消火剤散布ヘッドから消火剤を散布させる散布制御を行うことにより、例えば、防護対象空間における火災を効率的に消火することが可能となる。
【0010】
請求項2に記載の防災システムによれば、供給配管からの消火剤の複数の消火剤散布ヘッド各々への供給を個別に制御するための複数の制御弁を備え、複数の制御弁の内の、消火剤を散布させる消火剤散布ヘッドへの消火剤の供給を制御するための1つ以上の制御弁である対象制御弁を開く制御を行うことにより、例えば、複数の消火剤散布ヘッド各々からの消火剤の散布を確実に制御することができるので、効率的且つ確実に消火することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
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