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公開番号2025082857
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2023196338
出願日2023-11-20
発明の名称視野確認器
出願人能美防災株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G08B 17/00 20060101AFI20250523BHJP(信号)
要約【課題】炎感知器の監視領域を確認するための作業負荷および作業時間が増大することを抑制することのできる視野確認器を得る。
【解決手段】火災監視エリアに設置された炎感知器の監視領域を光線で照射して確認する視野確認器であって、監視領域を照射する光線を発する発光部と、発光部を支持し、炎感知器に着脱可能に取り付けられるアタッチメントとを備え、発光部は、火災監視エリアに設置された炎感知器に対してアタッチメントを介して装着された装着状態において、監視領域を視認により特定可能に光線を一括照射する監視領域照射機能を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
火災監視エリアに設置された炎感知器の監視領域を光線で照射して確認する視野確認器であって、
前記監視領域を照射する光線を発する発光部と、
前記発光部を支持し、前記炎感知器に着脱可能に取り付けられるアタッチメントと
を備え、
前記発光部は、前記火災監視エリアに設置された前記炎感知器に対して前記アタッチメントを介して装着された装着状態において、前記監視領域を視認により特定可能に前記光線を一括照射する監視領域照射機能を有する
視野確認器。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記発光部は、前記装着状態において、前記監視領域のうち、前記監視領域の中心軸Qに近く、より高感度に炎を感知できる高感度領域を視認により特定可能に前記光線を一括照射する高感度領域照射機能を、前記監視領域照射機能に加えてさらに有する
請求項1に記載の視野確認器。
【請求項3】
前記発光部は、前記装着状態において、前記監視領域のうち、前記監視領域の中心軸Qを視認により特定可能に前記光線を一括照射する中心軸領域照射機能を、前記監視領域照射機能に加えてさらに有する
請求項1または2に記載の視野確認器。
【請求項4】
前記発光部は、前記監視領域と一致する範囲の全面を照射した状態、前記監視領域の外周部分をリング状に照射した状態、あるいは前記監視領域の外周上の3箇所以上の部分をスポット的に照射した状態により、前記光線を一括照射する
請求項1に記載の視野確認器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、炎感知器の監視領域を確認するために用いられる視野確認器に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
炎から放射される赤外線の光を感知する炎感知器は、天井、壁などに取り付けられて所定の領域を監視する。搭載されている点状照射のレーザーポインタを、回転機構を利用して手動で回し、円形に監視範囲を描くことで、炎感知器の監視領域の位置を確認する従来技術がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-133554号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
炎感知器は、天井、壁などの高所に設置される場合が多い。従って、このような設置環境では、足場の無いまたは足場の悪い状態での作業が必要となる。しかしながら、特許文献1に係る従来の視野確認器は、このような設置環境において回転機構を手動で回す必要があり、作業負荷および作業時間が増大する一因となっていた。
【0005】
本開示は、上記の課題を解決するためになされたものであり、炎感知器の監視領域を確認するための作業負荷および作業時間が増大することを抑制することのできる視野確認器を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る視野確認器は、火災監視エリアに設置された炎感知器の監視領域を光線で照射して確認する視野確認器であって、監視領域を照射する光線を発する発光部と、発光部を支持し、炎感知器に着脱可能に取り付けられるアタッチメントとを備え、発光部は、火災監視エリアに設置された炎感知器に対してアタッチメントを介して装着された装着状態において、監視領域を視認により特定可能に光線を一括照射する監視領域照射機能を有するものである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、炎感知器の監視領域を確認するための作業負荷および作業時間が増大することを抑制することのできる視野確認器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施の形態1に係る視野確認器が装着される炎感知器を示す斜視図である。
本開示の実施の形態1に係る視野確認器を示す斜視図である。
本開示の実施の形態1に係る視野確認器を炎感知器に装着した状態を示す斜視図である。
本開示の実施の形態1に係る視野確認器により、炎感知器の監視領域を確認する方法を示す模式的な図である。
本開示の実施の形態1に係る発光部による監視領域照射機能に関する説明図である。
本開示の実施の形態1に係る遮光フィルタを用いた視野確認器により、炎感知器の監視領域を確認する方法を示す模式的な図である。
本開示の実施の形態2において、炎感知器の監視領域を示した説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の視野確認器の好適な実施の形態につき、図面を用いて説明する。
本開示に係る視野確認器は、火災監視エリアに設置された炎感知器に対してアタッチメントを介して装着された発光部から、監視領域を視認により特定可能に光線を一括照射することができる監視領域照射機能を有することを技術的特徴とするものである。
【0010】
実施の形態1.
図1は、本開示の実施の形態1に係る視野確認器が装着される炎感知器を示す斜視図である。炎感知器10の前面には、受光窓11が設けられている。炎感知器10は、炎から放射され、受光窓11を通過してきた赤外線の光を感知する受光素子(図示せず)を備えている。図1においては、受光素子による監視範囲の中心軸が、一点鎖線の中心軸Qとして示されている。
(【0011】以降は省略されています)

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